極道の妻たち 死んで貰います
劇場公開日:1999年11月27日
解説
跡目争いの陰謀に立ち向かう極妻の活躍を描いた、人気シリーズの通算第12作。監督は「極道の妻たち 赤い殺意」の関本郁夫。家田荘子による原作を基に、「極道の妻たち 決着」の高田宏治が脚本を執筆。撮影を「極道の妻たち 赤い殺意」の水巻祐介が担当している。主演は「EM EMBALMING」の高島礼子。スーパー16ミリからのブローアップ。
1999年製作/107分/日本
配給:東映ビデオ
劇場公開日:1999年11月27日
ストーリー
京都。拝島久仁子は、明治から続く西日本最大のヤクザ一家・館山組系列の拝島組の極妻として、服役中の夫・泰次に代わって組を取り仕切っていた。ある日、総長が急死。7代目名跡として、若頭の拝島を差し置いて若頭補佐の半沢が入れ札により跡目を襲名することが決定した。しかし、その入れ札に買収疑惑が持ち上がり、久仁子は秋の襲名披露までに不正を明らかにすべく調査に立ち上がった。そんな折、獄中の拝島が何者かに殺害される。しかも、その魔手は半沢までにも伸び、半沢の愛人で久仁子とも懇意だったクラブママの飛鳥が殺されてしまう。実は、全ては唐津組組長の唐津が、拝島組と半沢組を対立させ自分が総長になることを裏で描いていたのであった。それを知った久仁子は、それまで反目しあっていた半沢の妻・しのぶと手を結ぶと、ふたりで唐津組に潜入。唐津を討ち、極妻としてケジメをとる。