「けものみち」を配信している動画配信サービス(VOD)
「けものみち」の配信サービス一覧
| 配信サービス | 配信状況 | 料金 | |
|---|---|---|---|
| | 見放題 | 月額990円(税込)~ | 今すぐ見る |
「けものみち」の配信サービス詳細
おすすめポイント
【TELASA(テラサ)】ではドラマ・バラエティ・アニメ・映画・特撮など幅広いジャンルの動画が定額料金で見放題!テレビ朝日の作品や独占コンテンツも多数配信中!
配信形態
見放題 / レンタル
無料期間
なし
月額料金
月額990円(税込)
ダウンロード可否
可能
特典
(ポイント付与等)
Pontaポイント使用可/TELASAシネマ割、PontaパスとのW加入特典あり/TELASAシネマ割あり
支払い方法
au PAY(auかんたん決済)、d払い、ソフトバンクまとめて支払い、クレジットカード、Amazon決済、アプリ内課金(iTunes Store決済)、アプリ内課金(Google Playストア決済)
映画作品数
3,200本以上
ドラマ作品数
1,300本以上
アニメ作品数
800本以上
※2025年5月時点の情報です。最新情報は各社サイトにてご確認ください。
作品紹介
解説
松本清張の同名小説を、「大根と人参」の白坂依志夫と「君も出世ができる」の須川栄三が共同で脚色、須川栄三が監督した推理もの。撮影は「自動車泥棒」の福沢康道。
あらすじ
中風で寝たきりの夫寛次を、女中勤めで養っている成沢民子は、客のホテル支配人小滝に誘われ、事故死をよそおい、夫の寛次を焼き殺した。そして民子は翌日、小滝の紹介で弁護士秦野と共に鬼頭洪太の邸を訪れた。中風で身体の不自由な老人鬼頭の世話をするため民子は選ばれたのだ。金にまかせた華美な生活、民子は鬼頭に身体をまかせながら、いつか小滝が忘れられない人となった。一方焼死事件に不審を抱いた警視庁捜査一課の久恒刑事は、当日現場付近に民子らしい女がいたことを聞きこみながら、民子のアリバイを崩せず、次第に民子の美しさに職業を逸脱したみだらな行為を迫るのだった。久恒の調査で、鬼頭は元満州浪人で、戦後莫大な金を手にし、政治を裏から動かし、右翼団体を握っている人物であり秦野とは、かつて鬼頭のもとで働いていた鉱夫の偽名で、本物の弁護士秦野は満州で行方不明となっていた。また小滝は左翼くずれで、満州から古美術を盗み秦野らに近づいて、一つのラインを形成していることが判明した。その頃政界では、ある殺人事件にまきこれた高速道路公団総裁香川が辞職し、新しい総裁が椅子についた。鬼頭のさしがねであることは当然ながら、確証がつかめず久恒はいらだった。だが鬼頭の手は久恒のうえにものびた。知りすぎた久恒は退職を勧告され呆然とした。そして数日後、久恒は鬼頭の用心棒黒部に殺害された。事件は複雑な人間関係を見せた頃、鬼頭が死亡、通夜の鬼頭邸で秦野が殺害された。民子は今さらながら、自分の置かれた立場に恐怖を感じた。小滝を訪ねた民子は、ある安宿に逢瀬を楽しんだが、入浴中、不意に乱入した黒部の手で石油をかぶり火だるまとなって死んだ。だがその黒部も、浴室の戸をいち早く閉めてニヒルな笑いを浮かべる小滝の策に、自ら滅んでゆくのだった。
レビュー
矢萩久登さん
泣ける
悲しい
興奮
投稿日:2025-05-11
神保町シアターさんにて特集企画『横溝正史と松本清張――映画で味わう至高のミステリー対決』(2025年5月3日~30日)開催中。
本日は『張込み』『黒い画集 ある遭難』『けものみち』の松本清張作品3作をはしご鑑賞。
『けものみち』(1965年/150分)
TVドラマ化も3度された松本清張氏の代表作。
戦後日本の政治・経済・裏社会の権力争いの渦中に巻き込まれつつも、自分の女としての価値に目覚め、男たちを手玉にとる主人公・成沢民子の生涯を描いた内容。
登場人物も当時実在した陰のフィクサーや場所、事柄をモデルに描かれており、山崎豊子作品のように切り込んでいます。
成沢民子を演じるのは池内淳子氏。
世代的にはホームドラマでの快活なお母さん役のイメージが強いですが、本作ではヌードも辞さない体当たり演技を披露。眉毛の描き方はじめメイクにも拘泥しながら、貞淑な女から徐々に悪女への変貌を上手く演じきっていますね。
松本清張作品は『霧の旗』『ゼロの焦点』『疑惑』『天城越え』など女性の情念を描く作品が多く、新人女優が本格派にステップアップする際にチャレンジ、何度もリメイクされる事由も分かりますね。
陰のフィクサー役は、これ以上の配役は思い当たらない小沢栄太郎氏、伊藤雄之助氏。
民子を虜にする謎の二枚目支配人を池部良氏、出世欲と民子に魅了され坂道を転がり落ちる刑事を小林桂樹氏とこちらも豪華。
『ウルトラマン』(1966)のハヤタ隊員役を演じる前の黒部進氏の悪役もインパクト十分ですが、幼少時代に観ていたら、ショックを受けていたでしょうね。
本日は『張込み』『黒い画集 ある遭難』『けものみち』の松本清張作品3作をはしご鑑賞。
『けものみち』(1965年/150分)
TVドラマ化も3度された松本清張氏の代表作。
戦後日本の政治・経済・裏社会の権力争いの渦中に巻き込まれつつも、自分の女としての価値に目覚め、男たちを手玉にとる主人公・成沢民子の生涯を描いた内容。
登場人物も当時実在した陰のフィクサーや場所、事柄をモデルに描かれており、山崎豊子作品のように切り込んでいます。
成沢民子を演じるのは池内淳子氏。
世代的にはホームドラマでの快活なお母さん役のイメージが強いですが、本作ではヌードも辞さない体当たり演技を披露。眉毛の描き方はじめメイクにも拘泥しながら、貞淑な女から徐々に悪女への変貌を上手く演じきっていますね。
松本清張作品は『霧の旗』『ゼロの焦点』『疑惑』『天城越え』など女性の情念を描く作品が多く、新人女優が本格派にステップアップする際にチャレンジ、何度もリメイクされる事由も分かりますね。
陰のフィクサー役は、これ以上の配役は思い当たらない小沢栄太郎氏、伊藤雄之助氏。
民子を虜にする謎の二枚目支配人を池部良氏、出世欲と民子に魅了され坂道を転がり落ちる刑事を小林桂樹氏とこちらも豪華。
『ウルトラマン』(1966)のハヤタ隊員役を演じる前の黒部進氏の悪役もインパクト十分ですが、幼少時代に観ていたら、ショックを受けていたでしょうね。
鑑賞日:2025年5月11日 映画館で鑑賞
コメント(0件)
おすすめの作品をチェック
本ページに掲載されている商品およびサービスの名称は各社の商標または登録商標です。
TELASAは、TELASA株式会社の商標または登録商標です。