クライムブローカー 仮面の誘惑

劇場公開日:

解説

完全犯罪に加担する美人裁判官と日本人犯罪学者との危険な犯罪ゲームを描くサスペンス。東映のオリジナル・ビデオの新レーベルとしてオーストラリアで製作する〈Vワールド〉の第一弾を記念してレイトショー公開された。監督は新鋭のイアン・バリー。

1993年製作/105分/日本
配給:東映
劇場公開日:1993年4月3日

ストーリー

家では貞淑な妻、外ではやり手の裁判官として何不自由ない生活を送るホリー・ソームズは、実はコンピューターを使って緻密な犯罪計画を練り、実行はプロにゆだねる犯罪仲介人=クライムブローカーの顔を持っていた。その素顔を日本からやって来た犯罪学者・岡崎陣が見破ったが、彼は警察には通報せずにホリーの計画した銀行襲撃を二人で実行しようと持ちかける。計画はうまくいくはずだったのに、最後のところで岡崎は行員を射殺、その後も彼は殺人を重ねていく。実は本当の岡崎も殺されており、岡崎と名乗る男は殺人容疑で追われる無期刑囚だった。自分もまた命を狙われていることを知ったホリーは美術館襲撃の計画をグッドウィン刑事に明し、岡崎と名乗る男はグッドウィンに追いつめられ息絶えるのだった。

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