きんぴら

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解説

毎週金曜の夜にTVを電波ジャックする一味の女リーダーと冴えない電波取締官との奇妙な関係を描くコメディ。脚本は「ウォータームーン」の丸山昇一が執筆。監督は「悲しきヒットマン」の一倉治雄。撮影は「3-4x10月」の柳島克己がそれぞれ担当。

1990年製作/95分/日本
配給:東映

ストーリー

東京・吉祥寺。ここでは毎週金曜日の夜八時に“きんぴら”(金曜日のピラニア)と名乗る電波ジャッカー海賊CMでゴールデンタイムのTVを占領していた。そんなきんぴらを追う電波取締官・午忘は、マシューこと間舟の店に偶然立ち寄り、ふとしたことからマシューがきんぴらのリーダーであることを突き止める。ところがマシューに誘われて酒を飲んだ午忘はすっかり酔っ払い、その姿をきんぴらのCMに流されてしまう。それによって同僚や警察から疑惑の眼が集中し、戻るに戻れなくなった午忘はいつしかきんぴらのディレクターにさせられてしまうのだった。その時に初めてマシューがヤクザ組長の娘であり、父・雄次の気まぐれな解散宣言のため、残った組員の面倒を見るべくきんぴらを始めたことを知る。そして午忘は次第にそんなマシューに魅かれていくのであった。こうして午忘も加わり、さっそく彼が監督したドキュメントタッチのヤクザ組員募集のCMは大評判。だがその頃、警視庁では織田がマシューの証拠固めに入っていた。それによって身動きが取れないマシューのもとに、自分より若い女を妊娠させてしまった雄次から自殺を暗示した手紙が届く。マシューは雄次のそんな考えを止めさせようときんぴらの電波を使ってメッセージを贈るが、マシューは逮捕され、一人でその罪をかぶろうとする。そして午忘は、そんなマシューを助けようと、彼女のもとへ向かっていくのだった。

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