傷だらけの天使(1966)

劇場公開日:

解説

西郷輝彦が自作のストーリーを映画化した歌謡篇で、シナリオは「三等兵親分出陣」の棚田吾郎が担当した。監督は「私は泣かない」の吉田憲二。「続東京流れ者 海は真赤な恋の色」の永塚一栄が撮影した。

1966年製作/78分/日本
原題:The Scarred Angel
配給:日活
劇場公開日:1966年12月24日

ストーリー

鹿児島の指宿市に向う汽船には、少年院から出てきたばかりの八郎と母夏子が乗っていた。二年前に八郎は与太者に喧嘩を売られ相手を傷つけたのが因で少年院送りとなったのだ。旅館を経営していた彼の家も、父の死後は没落した。だが幼ななじみの佳代は今でも密かに八郎を愛していた。ところが佳代の両親は市の有力者の息子隆男と結婚させようとしていた。久しぶりに佳代に会った八郎には改めて幼い日のほのぼのとした想出が甦ってくるのだった。佳代の兄章治と婚約していた八郎の姉澄子が、少年院に行っている間に自殺した。その原因を探りに或る日、八郎が雨宮家を訪ねると“章治は今外国に行っているから”と逃げられた。怒った八郎は少年院の時の友人羽柴を誘って東京に出、羽柴の知合いの二階堂という自動車の修理工場で働くことになった。この頃八郎を思う余り佳代も指宿から状況してきた。直ぐに雨宮夫妻と秘書の飯野が佳代を連れ戻しにやってきた。飯野の様子から八郎は姉の自殺のカギを握ったと思った。やがて章治も帰京した。八郎は彼に飯野に会わせてくれと頼んだが無駄だった。ことの重大さを知った佳代から飯野の居場所をききだした八郎は、飛んでいき、血みどろの闘いの後やっと飯野に真相を白状させた。雨宮夫婦と章治は、澄子より条件のいい縁談をまとめるべく、飯野に澄子をはずかしめる行為を命じたのだった。そのショックで澄子は自殺した。ただちに雨宮夫妻は警察に呼出された。やがて八郎も佳代も、それぞれ、指宿に戻ってきた。もちろん、佳代と隆男の縁談は、佳代の希望で破談となった。

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