彼女が水着にきがえたら
劇場公開日:1989年6月10日
解説
マリン・スポーツが好きなOLとヨットマンの恋と冒険を描く。ホイチョイ・プロダクションの原作を元に「ほんの5g」の一色伸幸が脚本を執筆。監督は「私をスキーに連れてって」の馬場康夫、撮影は同作の長谷川元吉がそれぞれ担当。主題歌は、サザンオールスターズ(「さよならベイビー」)。
1989年製作/103分/日本
配給:東宝
劇場公開日:1989年6月10日
ストーリー
朝鮮戦争時、ある韓国人富豪のチャーター機「ドラゴンレディ」が、宝石を積んだまま相模湾上空で墜落し海底に沈んだ。22歳のOL・田中真理子と同僚の恭世はゴールデンウィークに金持ちのプレイボーイ・山口に誘われ、豪華クルーザーのアマゾン号に乗り込んだ。目的はスクーバ・ダイビングである。翌日二人は三戸浜沖の海底でドラゴンレディを見つけたが、深く潜りすぎて、ヨットのツバメ号を操る年輩の大塚と若い吉岡に助けられた。その晩、アマゾン号のパーティで二人は突然襲ってきた大塚らに連れ去られるが、これはアマゾン号とツバメ号の恒例の女の子争奪ゲームだった。ふとしたことから真理子が海底の飛行機のことを話すと皆はびっくり、山口と大塚はその宝探しのライバルだったのだ。真理子と吉岡はお互いに好意を持つが、なかなか素直に心を打ち明けることができない。大塚が何者か怪しいパワーボートに襲われて入院。その間に飛行機も引き上げられてしまった。真理子と吉岡は「山口の仕業に違いない」と腹を立てるが、犯人は恐るべき第3の敵だった。しかし、宝の箱は流されて別の場所にあり、その韓国人グループの手にも渡っていなかった。宝が見つからず腹を立てた一味は海に潜った真理子と吉岡が奪ったとにらみ、二人を追いかけ始めた。ジェット・スキーなどで逃げる真理子と吉岡は、間一髪のところで、裕子のヘリコプターに無事救出されたのだった。