「女の中にいる他人」を配信している動画配信サービス(VOD)
「女の中にいる他人」の配信サービス一覧
配信サービス | 配信状況 | 料金 | |
---|---|---|---|
| レンタル | ¥440 | 今すぐ見る |
「女の中にいる他人」の配信サービス詳細
おすすめポイント
Prime Videoで幅広い種類の映画、TV番組、ライブTV、スポーツを今すぐ視聴。いつでも、どのデバイスでも、高品質なコンテンツをストリーミング再生。
配信形態
見放題 / レンタル / 購入
無料期間
30日間
月額料金
月額プラン600円(税込)/年間プラン5,900円(税込)※広告フリー月額390円
ダウンロード可否
可能
複数端末同時視聴
可能
※会員特典対象動画を同時に3本までストリーミング再生可能/同じ動画は一度に2台までの端末でストリーミング再生可能
特典
(ポイント付与等)
Prime会員となり、無料のお急ぎ便で購入したり、100万曲以上の音楽が揃っているPrime Musicへのアクセス、容量無制限のAmazon Photosも利用できる
支払い方法
クレジットカード(Visa/Mastercard/JCB/American Express/Diners)、携帯決済(docomo/au/SoftBank)、あと払い (ペイディ)、PayPay(ペイペイ)、Amazonギフトカード、パートナーポイントプログラム(JCBのOki Dokiポイント)
映画作品数
20,300本以上
ドラマ作品数
3,200本以上
アニメ作品数
1,200本以上
※2025年5月時点の情報です。最新情報は各社サイトにてご確認ください。
作品紹介

解説
エドワード・アタイヤの「細い線」を「肉体の学校」の井手俊郎が脚色、「乱れる」の成瀬巳喜男が監督した心理ドラマ。撮影は「けものみち」の福沢康道。
あらすじ
梅雨がまだ明けない頃、田代勲、杉本隆吉は夕刻の赤坂で出会った。同じ鎌倉で隣り合わせに住む二人だが、田代は東京の雑誌社に勤め、杉本は横浜に建築事務所をもち、東京で顔を合わせるのは珍らしいことであった。その日杉本はたまたま東京に勤める妻のさゆりを訪ねたのだ。だが、さゆりは不在であった。その夜田代と飲んで帰宅した杉本に、さゆりの友人加藤弓子から、妻さゆりの死が伝えられた。赤坂の弓子のアパートで絞殺されたというのだ。赤坂、それは田代と杉本が偶然出会った場所である。さゆりの死は杉本家と親しいつきあいをする田代家にとっても大きなショックであった。しかもその死に方が情事の末の絞殺とあっては。さゆりの葬式の日、田代は始終誰かの視線を感じていた。弓子は田代をみつめながら記憶をたどっていた。三月頃さゆりと一緒に出て来た男は確かに田代であった。弓子は疑惑を深めていった。犯人が挙がらぬまま事件も忘れられた頃、田代は妻の雅子にさゆりと関係があったと告白した。雅子は夫の神経を餌んでいた原因をやっとのみこんだ。さゆりは情事に首を絞められて喜ぶ女であった。悌惚と頭を閉じたさゆりの細い首に田代の指が喰いこんでいった。恐ろしい出来事であった。田代は雅子に全てを話した。雅子は殺人犯のレッテルを粘られる家族のことを思い、自首することを必死にとめた。だが田代の心は再び良心の呵責にせめられた。田代はいたたまれず杉本に告白した。瞬間、事の重大さに動揺した杉本だったが、やはり杉本も家庭の平和を主張して自首をとめた。しかし田代の決心は日に日に固まっていった。“罪を隠して生きるよりも自首した父の方が人間として立派なことを子供もわかってくれるはずだ”。夫の決心を知った雅子は夫のグラスに白い薬を落した。妻として、母としての雅子にはこれ以外方策はない。女の中にいる恐ろしい他人の心が犯した冷酷な殺人であった。
レビュー

抹茶さん
投稿日:2023-10-19
成瀬作品の中では異色の作と思うが、成瀬作品らしい演出も所々にあった。
殺人事件から一夜明けて朝を迎えると雨は上がり、テラスから聞こえるピアノの音。
既視感が…と思ったら「稲妻」だった。
葬儀のシーンで同じ空間でバトンタッチするように代わる代わる、お互いを人伝に尋ねる演出はため息が漏れた。
成瀬作品の音楽と言えば斉藤一郎だが、たまにおっと思う人が音楽を担当している。
「女が階段を上る時」の黛敏郎や、本作の林光など。
ピアノの不協和なメロディが映画のトーンにマッチしていた。
私的に川島雄三作品のイメージが強い三橋達也のキャスティングも見ておっと思った。
加藤大介はどの映画に現れてもなんでこんなに安定しているんだろう…。
登場時はタータンチェックのベストにドット柄の蝶ネクタイ姿で、
どこか可笑しみのある可愛らしさに「ああ、もうこの人は…」となってしまった笑
しかし、何といっても新珠三千代。
普段は控えめで品のある細君だが、川辺での若々しく無邪気な様子と心の読めない無表情の怖さの対比。
この頃の映画の登場人物の内面の葛藤の告白はストレート過ぎて、
胃もたれを起こしやすいけど、成瀬映画は何故かじっと見入ってしまう。
殺人事件から一夜明けて朝を迎えると雨は上がり、テラスから聞こえるピアノの音。
既視感が…と思ったら「稲妻」だった。
葬儀のシーンで同じ空間でバトンタッチするように代わる代わる、お互いを人伝に尋ねる演出はため息が漏れた。
成瀬作品の音楽と言えば斉藤一郎だが、たまにおっと思う人が音楽を担当している。
「女が階段を上る時」の黛敏郎や、本作の林光など。
ピアノの不協和なメロディが映画のトーンにマッチしていた。
私的に川島雄三作品のイメージが強い三橋達也のキャスティングも見ておっと思った。
加藤大介はどの映画に現れてもなんでこんなに安定しているんだろう…。
登場時はタータンチェックのベストにドット柄の蝶ネクタイ姿で、
どこか可笑しみのある可愛らしさに「ああ、もうこの人は…」となってしまった笑
しかし、何といっても新珠三千代。
普段は控えめで品のある細君だが、川辺での若々しく無邪気な様子と心の読めない無表情の怖さの対比。
この頃の映画の登場人物の内面の葛藤の告白はストレート過ぎて、
胃もたれを起こしやすいけど、成瀬映画は何故かじっと見入ってしまう。
鑑賞日:2023年10月19日 で鑑賞
コメント(0件)
おすすめの作品をチェック
本ページに掲載されている商品およびサービスの名称は各社の商標または登録商標です。
Amazon Prime Videoは、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。