女の中にいる他人

劇場公開日

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解説

エドワード・アタイヤの「細い線」を「肉体の学校」の井手俊郎が脚色、「乱れる」の成瀬巳喜男が監督した心理ドラマ。撮影は「けものみち」の福沢康道。

1966年製作/101分/日本
原題:The Thin Line
配給:東宝

ストーリー

梅雨がまだ明けない頃、田代勲、杉本隆吉は夕刻の赤坂で出会った。同じ鎌倉で隣り合わせに住む二人だが、田代は東京の雑誌社に勤め、杉本は横浜に建築事務所をもち、東京で顔を合わせるのは珍らしいことであった。その日杉本はたまたま東京に勤める妻のさゆりを訪ねたのだ。だが、さゆりは不在であった。その夜田代と飲んで帰宅した杉本に、さゆりの友人加藤弓子から、妻さゆりの死が伝えられた。赤坂の弓子のアパートで絞殺されたというのだ。赤坂、それは田代と杉本が偶然出会った場所である。さゆりの死は杉本家と親しいつきあいをする田代家にとっても大きなショックであった。しかもその死に方が情事の末の絞殺とあっては。さゆりの葬式の日、田代は始終誰かの視線を感じていた。弓子は田代をみつめながら記憶をたどっていた。三月頃さゆりと一緒に出て来た男は確かに田代であった。弓子は疑惑を深めていった。犯人が挙がらぬまま事件も忘れられた頃、田代は妻の雅子にさゆりと関係があったと告白した。雅子は夫の神経を餌んでいた原因をやっとのみこんだ。さゆりは情事に首を絞められて喜ぶ女であった。悌惚と頭を閉じたさゆりの細い首に田代の指が喰いこんでいった。恐ろしい出来事であった。田代は雅子に全てを話した。雅子は殺人犯のレッテルを粘られる家族のことを思い、自首することを必死にとめた。だが田代の心は再び良心の呵責にせめられた。田代はいたたまれず杉本に告白した。瞬間、事の重大さに動揺した杉本だったが、やはり杉本も家庭の平和を主張して自首をとめた。しかし田代の決心は日に日に固まっていった。“罪を隠して生きるよりも自首した父の方が人間として立派なことを子供もわかってくれるはずだ”。夫の決心を知った雅子は夫のグラスに白い薬を落した。妻として、母としての雅子にはこれ以外方策はない。女の中にいる恐ろしい他人の心が犯した冷酷な殺人であった。

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映画レビュー

3.0真面目風クズの話

2021年4月29日
iPhoneアプリから投稿

クズな主人公の葛藤の話。

本当に自分本位な話で、それを正義漢っぽく堅物っぽく振る舞う主人公の性格が不快の一言に尽きる。

秀作ミステリーにみせた、真面目風クズのヒューマンものというか。主人公がすっきりするために全て自分本位に動くガチのクズ。盲信的な嫁も不快。友人もよくわからん。

小林桂樹が好きなので観たが、作品としては凡作な気がした。

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やべっち

3.5基本的に家庭系・サラリーマン系の映画 → 殺人事件は、サブストーリー

KEOさん
2020年11月30日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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KEO

5.0成瀬監督には、もっとミステリ・スリラーを撮って欲しかったと思う。

2020年4月24日
iPhoneアプリから投稿

神保町シアターの成瀬巳喜男特集にて

上映予定の「石中先生行状記」が、おそらく東宝の管理不備と思われる不手際で急遽差し替え上映になっただか、以前に新文芸坐シネマテークのクロード・シャブロル特集で観た『一寸先は闇』(1971年フランス・イタリア)と同じエドワード・アタイヤの原作で、これも見たかったのでラッキー。

親友の妻を情事の末に絞殺した男が、親友と妻に罪を告白して許されるが、罪に苛まれて自首を決意するが、それに気づいた妻に事故に見せかけて薬殺される。

当然だか、『一寸先は闇』と同じ原作なので、話も落ちも一緒の様子だか、フランスと日本の舞台背景に違いと比較して楽しめる。

成瀬監督作品としては、珍しい陰影の濃い照明やソラリゼーションみたいな画面処理なとの分かりやすいスリラー演出があり、モノローグや台詞がやけに成瀬作品の割に饒舌に感じる。

自首すると聞いた時の新珠三千代の能面の表情怖い。

鎌倉が舞台で江ノ島の花火大会がクライマックスに装置として使われるのには、正直あまり意味ない印象を受けるが、鎌倉が舞台で江ノ電が登場しないのは、逆に珍しい。

個人的にはフランス版の方が好みだか、甲乙付けがたい出来だと思う。

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ミラーズ

3.5自分のことしか考えていない男とそれに振り回される妻と親友の映画。

2019年7月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

自分のことしか考えていない男とそれに振り回される妻と親友の映画。

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Mr. Planty
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