生きていた野良犬

劇場公開日:

解説

藤原審爾の「くたばれ」を「闘牛に賭ける男」の舛田利雄が脚色・監督したアクション・ドラマ。「紅の拳銃」の姫田真佐久が撮影した。

1961年製作/76分/日本
原題または英題:Hot-Bed of Crime
配給:日活
劇場公開日:1961年3月26日

ストーリー

武部次郎が刑務所から出てきた。五年前、やくざ同士の争いから殺人事件がおこり、次郎は兄太郎の身代りで逮捕された。次郎が入獄中に、太郎は何者かに殺され、平井一家は太郎の弟分大村、坂崎らに支えられていた。むなしく過ごした五年間の青春、兄の仇を討つ次郎の執念は火と燃えた。大村の子分が次郎を尾行した。ある新興都市--次郎はチンピラの春夫を喧嘩から救ってやった。それが縁で五年前の仲間で、今は食物屋をやっている浜やんと妹の民子に再会した。春夫と民子は恋人同士だった。太郎の死因がわかった。何者かが彼の乗用車に爆薬を仕掛けたのだ。次郎は坂崎の経営するバーにのりこんだ。坂崎はうろたえた。一味の高村が犯人は坂崎と大村だと白状した。が、生証人の高村は謎の自殺をしてしまった。次郎は大村の邸に行った。大村は殺されていた。坂崎の罠だ。次郎が犯人にさせられた。逃げる次郎をストリッパーの民子がかくまった。坂崎は一家の組長になった。大村や太郎を殺したのは彼だった。拳闘試合を見にきた坂崎を、浜やんに呼び出させ次郎が捕まえた。坂崎は組長を殺したのは太郎だといった。坂崎の拳銃が火を吐いた。浜やんが倒れた。坂崎も傷ついた。そこへ警官隊が駈けつけた。坂崎一味は逮捕され、次郎の指名手配はとかれた。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.0原作者の悪いところが出てしまっている

2023年10月12日
PCから投稿

拳銃は俺のパスポート を見て原作者に興味を持って 短編集を読んでみたし、この作品も見てみた 原作者 の良いところは キャラクターとかキャラクターの境遇 から来る作品の味わい というものがじわりと感じられる点 悪いところはどの作品もみんな シリキレ トンボみたいな感じであっけなく終わっている点。この作品もそんな感じだった。クライマックスのところがどうにもまとまりが悪く かっこいいクライマックス、 盛り上がる クライマックスになっていない。 そして なんとなくボヤッと終わってしまった。 物語が始まったところのものすごくスピーディーな感じはとても面白かったのに・・・残念なことだ。

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タンバラライ