あしたのジョー(1970)

劇場公開日:

解説

人気劇画「あしたのジョー」の映画化。「女番長 野良猫ロック」の長谷部安春が監督し、「娘の季節」の馬場当が脚本を執筆。撮影は「女番長 野良猫ロック」の上田宗男が担当。

1970年製作/94分/日本
配給:ダイニチ映配
劇場公開日:1970年7月22日

ストーリー

吹きだまりのドヤ街にけんかにかけては滅法強い矢吹ジョーがふらりとやってきた。並はずれた威力を持つジョーのパンチが、偶然、ドヤ街の名物男、丹下段平の目に止まった。段平はジョーに全精力を注いだ。その日からジョーと段平の奇妙な同居生活が始まった。だが、ジョーは窃盗容疑で鑑別所入りするハメにおちいってしまった。しかし、段平はメモに託した通信教育でジョーにボクシングを教えこもうと懸命の努力を続けた。一方、鑑別所では、ボスの西をたたきのめしたジョーは、院生の間で最も恐れられている高等少年院に送り込まれた。そこで、ジョーは強敵、力石徹に出会った。慈善家でもある白木の提案で、院生達の余技として、ボクシングが広まり出すと、二人の敵愾心は燃え上った。そんな時、醜悪な少年院生活にいや気がさした院生の一人が脱走計画をたて、ジョーもまきこまれた。が、その計画も力石にはばまれて失敗に終った。汚名を着せられたジョーと、脱走を阻止した力石とは必ず対決せねばならない運命にあった。そして、この対決の決着のつかぬまま、力石は出所した。そして、力石は数週間後、白木ジムから早くもボクシング界に返り咲いた。遅れて出所したジョーも、貧弱な丹下ジムで血のにじむようなトレーニングに明け暮れた。ボクシング界にも登録され、あとは力石との対決を待つばかりになった。そして遂に決戦の時はきた。闘志をムキ出しにした試合は白熱した。そして、試合には力石が勝利したが、その力石は試合後、落命してしまった。好敵手を失ったジョーはいま、必死にその淋しさに耐えていた。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.5監督らしいテイスト

2023年6月29日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

何というかすごい昭和。
オープニングの歌から時代を感じて格好良いです。
まぁみんな似ても似つかない感じなのですが、段平のハゲは見ていて辛かったです。
ジョー役の石橋正次も全然似てないのですが、そのギラギラとした野生味溢れる雰囲気はジョーっぽかったですよ。
あと刑務所内でのリンチシーンがアニメーションだったのは新鮮。
ラストは次回に繋げる感じに見えましたが、続編予定だったんですかね?
最後までジョーが違う人に見えちゃったのがアレでしたが、ラスト「ここから這い上がる」的なカットは好きです。
総じて、長谷部安春監督らしいテイストの作品でした。

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白波

3.02階級落とすための力石徹の減量方法が、 サウナに入って水を飲まないだけっていうのは笑った。 ストーリーのすべてが破天荒だが、 これは原作がマンガだからリアリティなど必要ないのかもしれない。

2022年8月13日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

萌える

動画配信で映画「あしたのジョー」を見た。

劇場公開日 1970年7月22日

1970年製作/94分/日本
配給:ダイニチ映配

石橋正次
亀石征一郎
中山昭二
小松政夫
スピーディー早瀬
高樹蓉子
辰巳柳太郎

原作は高森朝雄、
改名前の梶原一騎である。

52年前の映画である。
街の理髪店の料金が220円と表示があった。
今と比して10倍くらいの差があるようだ。

石橋正次といえばオレらが子供の頃の芸能スターだが、
いつの間にか姿を見なくなった。

不良の矢吹丈は刑務所の中で暴れ回ったり、
脱走しようとした。

力石徹も矢吹丈と同じ刑務所にいた。

丹下段平がジムのライセンスを、
矢吹丈がボクシングライセンスを取るやり方もめちゃめちゃだった。

2階級落とすための力石徹の減量方法が、
サウナに入って水を飲まないだけっていうのは笑った。

ストーリーのすべてが破天荒だが、
これは原作がマンガだからリアリティなど必要ないのかもしれない。

ラストもほとんどの人が知っている通りの衝撃の結末となる。

満足度は5点満点で3点☆☆☆です。

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ドン・チャック

3.5CGや特殊メイクよりリアリティを感じる

2022年4月19日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

アマプラで無料鑑賞。

主演は当時新国劇の新進気鋭の若手エースだった石橋正次と同じく新国劇の大重鎮辰巳柳太郎の師弟コンビ。
新国劇は舞台でも「あしたのジョー」を同じキャストで上演していたそうだが、なんと言っても石橋正次の天真爛漫さの中に見ることができる野生味溢れる目つきが良い。
決してジョーに似ているわけではないがジョーっぽいことが大事だと思う。
50年以上前の映画だが、主要キャストやセットなどは原作の雰囲気や時代感を損なうことなく上手に作られていると思う。
構成としてはかなり駆け足でダイジェスト感は否なめず、ラストも尻切れにはなっているが総じて面白く鑑賞することができた。
漫画の実写映画としては十分及第点だと思う。

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カツベン二郎

2.5.

2019年4月29日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

興奮

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共感した! 0件)
瀬雨伊府 琴

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