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劇場公開日:1991年1月26日
解説
世渡り下手な三人のアウトローたちの傷だらけの青春像を描く。脚本は「微熱 MY LOVE」の斉藤猛が執筆。監督は「バカヤロー! 私、怒ってます」(第四話/英語がなんだ)の堤ユキヒコ。撮影監督は「香港パラダイス」の高間賢治がそれぞれ担当。
1991年製作/108分/日本
配給:東宝
劇場公開日:1991年1月26日
ストーリー
修次はヤクザが請け負った借金取り立ての下請けを生業としている35歳の中年チンピラ。圭介は一流大卒のエリート銀行マンだったが、銀行の金を使い込み、サラ金に手を出しドロップアウト。元はどんな権威にも権力にも屈しないアウトサイダー。そんな三人がひょんなことから知り合い、ヤクザの親分・川本のすすめで、仕方なく手を組むことになった。ところが仕事はといえばコンサートチケットのダフ屋とか地上げ屋の手伝い、あげくの果てはカプセル薬を売り歩く売人といったセコイ商売ばかり。だが、修次には中古のセスナ機を住み家としている倉庫に納め、いつかこの手で大空を飛んでみたいという熱い夢があり、そのパイロット免許を取るために英会話学校に通い、講師のかすみにほのかな想いを寄せていた。最初は冷めた態度の彼女も次第に三人に好意を寄せて行く。そんなある日、病院で偶然多量のカプセル薬を目にした圭介はこれを直接仕入れてヤクザから手を引こうと修次にもちかける。そして厚生省の係官を装って様々な病院からカプセル薬を奪取して売り歩く三人。だが、それによってメンツをつぶされた川本はジリジリと三人を追い詰めて行く。こうして川本組と対立することになった三人は銃弾にまみれながらセスナ機に乗って逃亡を図るが元と圭介は撃たれてしまい、それと同時に三人を乗せたセスナ機は飛び始めるのだった。
スタッフ・キャスト
受賞歴
第15回 日本アカデミー賞(1992年)
ノミネート
主演男優賞 | 柴田恭兵 |
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