オリヲン座からの招待状

劇場公開日:

解説・あらすじ

人気作家・浅田次郎による短編集「鉄道員」の最終話として所収された同名作を、「たそがれ清兵衛」の宮沢りえと「それでもボクはやってない」の加瀬亮主演で映画化。昭和30年代、京都の映画館・オリヲン座の館主である松蔵が病に倒れ、やがてこの世を去る。松蔵の妻トヨは、彼の弟子であった留吉と共に映画館を引き継ぐことを決意。映画産業が傾きはじめる中、貧しさに耐えながらも必死に映画館を守り抜こうとする2人だったが……。

2007年製作/116分/日本
配給:東映
劇場公開日:2007年11月3日

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映画レビュー

3.5合法留の半生

2025年2月27日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

楽しい

 良江の元に、京都の古い映画館オリヲン座から閉館の知らせと招待状が届く。そこは彼女と別居中の夫祐次、二人の幼い時の思い出の場所だった。昭和32年、松蔵とトヨが経営するオリヲン座に、映画好きの留吉がやってきて働かせてもらうことに。
 序盤、宇崎龍童が渋いし、宮沢りえが意外にも昭和の髪が似合ってます。様々な名画が上映されてきたオリヲン座が廃れていき、さらに陰口をたたかれてしまうのが悲しい。しかしラストの純な姿は感動しました。これは「無法松の一生」を見てからの方が良いはず。「幕末太陽伝」も上映されていたのも良いね。

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sironabe

4.0映画は映画館で見てこそ

2024年6月19日
PCから投稿

15年以上前の作品、浅田さん原作ということで。
映画館の盛況と衰退と。
老いた世代を、メイクでするのではなく。
あえて、演者で分けているところが、いい。

作品中に出てくる映画を知っている、私の親世代なら。
もっと感慨深いかも。

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ゆき@おうちの中の人

4.5 小さい頃、家から100メートルほど離れたところに映画館があった。...

2024年6月2日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

 小さい頃、家から100メートルほど離れたところに映画館があった。母と父のような人と土曜日によく行った。いつもヤクザ映画が1本含まれていて、雪が降るなか最後に一人殴り込みに行く主人公が殺されるパターンが多く、妻や子どもを置いて行かなくても良いのにと思ってみていた。そんな自分にとって、この映画は懐かしかった。浅田次郎のセンチメンタルな物語は、自分のような昭和世代にはピンとくるのだが、その時代の記憶がない若者の心にも響くのだろうか?

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matknob

3.5いっちゃんの言い方

2024年5月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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りか