世界はときどき美しい

劇場公開日:

解説

ありふれた日常の中で葛藤しながら生きる等身大の男女の姿を美しい映像で切り取った5つの短編からなるアンソロジー。これまでミュージックビデオやドキュメンタリーを手掛け、本作で劇場長編デビューを果たした御法川修監督が、全編8ミリフィルムで撮影した柔らかく繊細な映像で綴る。メインキャストには松田龍平、市川実日子、モデル出身の片山瞳といった若手から、松田美由紀、柄本明らベテランまで実力派が顔を揃える。

2006年製作/70分/日本
配給:ユナイテッド・エンタテインメント
劇場公開日:2007年3月31日

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(C)2006「世界はときどき美しい」製作委員会

映画レビュー

2.0役者の演技は鳥肌もの!! モノローグいらない。

2023年7月22日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

知的

寝られる

モノローグが入る。
日記???
そう思えば、主人公の感性を綴ったもの。
はまる人にははまるが、
私には微妙。
映像・演技・音楽で綴られていることには、心の奥に染みわたっているような話…特に4話…もあり、心地よいのだけれど。
説教臭い、頭でっかち。自己啓発映画を見せつけられている気分になる。

「シネポエム」だそうだ。
 台詞で語るより、映像や演技・演出で見せてほしかった。
 もしくは、挿入される言葉も、モノローグではなく、ポエム・詩にして欲しかった。
このモノローグだと、”解説”になってしまう。余韻がなくなる。

映像は8mmで取った後に加工したとか。
一見古臭いのだけど、そうとも言い切れず、不思議な感覚。

ただ役者の底力には唸る。
 特に、2話の尾美氏とか、5話の木野さんとか。ただあれだけの出演なのに、あの存在感、世界観!!!
 4話の松田龍平氏、立っているだけでも絵になる。で、浅見さん演じる彼女の心の動きと松田氏演じる彼氏の心の動き、それだけで十分『世界はときどき美しい』。「宇宙の~」なんて台詞いらない。
 2話の柄本氏も、あの表情だけで『世界はときどき美しい』。飲んだくれていても。ひとり言の説明台詞いらない。
  ああ、もったいない。

気分的には、美しい美術品(=役者さんの演技)に泥かぶせられたような腹立たしさから☆なしにしたいけど、役者さんの演技に☆2つ。

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とみいじょん