リトル・ミス・サンシャインのレビュー・感想・評価
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だよね
見た後に、なんか、こんなもんだよねって言いたくなる映画です。
笑っちゃいます。
オンボロワゴンの旅、家族の旅、いつの間にか家族が一丸となってゆく…
ありきたりな風でいて、ありきたりな感じがしない楽しい映画でした。
泣ける
人生に勝ちも負けもないことを、最後のコンテストを通して家族みんなが気づき、証明してくれたと思った。
うまくいかなくてもいい、ダメでいい、
挑戦することが大事。
ポンコツ車が正に家族それぞれの物語とリンクしてると思った!
前を向いて走ること、
元気がでる映画☆
オンボロワゴンを「家庭」として捉えると、ラストのセリフで素敵なハッピーエンドになるという話
「家族の再生」とか大上段に構えずに、気の利いたファミリーコメディくらいの期待感で観るのが良いと思います。
ポンコツ一家がオンボロワゴンで、娘のミスコンテスト会場にはるばる旅するお話です。
ファミリーコメディなだけに、家族・家庭がテーマなわけで、当然この映画に映る「人びと」の話なんですけども、この黄色いオンボロワゴンがとっても象徴的なのです。
序盤でクラッチが壊れて、「押しがけ」しないとギアが入らないし、終盤ではクラクションが鳴りっぱなしになったり、ドアが取れちゃったりするんですけど、それでもなんだか乗ってるのが楽しげな車なんです。
このオンボロワゴンが何を象徴してるかというと、まさに家族生活・家庭生活だと解釈するのです。
ポンコツ一家の家庭生活なんて、みんなで協力して「押しがけ」しないことには前に進んでいかないんです。
タイトルにもなってる「リトル・ミス・サンシャイン」というミスコンテストのクライマックスは間違いなくこの映画のオススメポイントで、体調によって、爆笑する人もいれば号泣する人もいるでしょう。でも僕の一番のお気に入りの場面は、その後のラストシーンです。最後の「押しがけ」シーンにこそ登場人物たちの成長が描かれているし、それを経ての「ギアが入った。」という何気ないセリフによって、
「あ、この家族は“ギアが入った”から、もう大丈夫なんだ。」
と、素敵なハッピーエンドとして捉えることができるわけです。
笑いたい時にオススメしたいです。
とても面白かったです!!家族みんな個性的で憎めなくて…笑
車で旅?をしているうちに家族の絆みたいなものを作っていく過程がとても素敵でした。心温まりました!なんといってもオリーヴがかわいい!笑いたい時にオススメしたい作品です。
幸せな日々は無駄に過ぎて何も残らない
こういう家族を持ちたいと必ずしもは思わない。しかし家族に幸せの形なんてない。どんな家族でも一緒にいるだけで結局は幸せなんだと思わせてくれる、そんな映画だった。
だって一人一人みたらクズばっかだし。親父は中身のない完璧主義者だし、じいちゃんとかヘロイン中毒でどうしようもないし。
でもオンボロバスでみせたじいさんのバカ息子に対する気遣いとか、みんなで娘のダンスを止めさせなかったこととか、家族であるからこそ見せる愛が(ベタだけど)素敵だった。
僕もあのニーチェ厨みたいに世の中クソだと言いたくなるときがある。きついのはもう嫌だぁとか思ってる時は大概のことを周りのせいにしてしまう。
「幸せな日々は無駄に過ぎて、後に何も残らない」
これはプルーストの引用なのかな?でもいい言葉だと僕は思う。
完璧じゃない家族
なにかしらの問題を抱えた個性豊かな人間が集まった家族。
はじめは家族などとは形だけだったが、家族に自分の弱さを受け入れられていく中で、徐々に自分を許してやれるようになる。そしてそれにより、自分以外の人にも優しくなっていける。
家族全員が集まり、一緒に押さないと動いてくれない黄色のバス。
ありふれたストーリーでほっこりしました。
めっちゃいいーー! まずこの少しレトロなワゴンに色合いにマーガレッ...
めっちゃいいーー!
まずこの少しレトロなワゴンに色合いにマーガレット!!!
バラバラちぐはぐな家族がこのワゴンの旅でだんだん一つになる様子。
エンストしたワゴン押すシーンとか!!
息子がなんとも言えず好き!
ワゴン押したとき笑ってたもん!
マーガレットのこダサい雰囲気も素敵!
最後みんなでダンスするとことか笑っちゃったね!
よかった!!
負け犬
負け犬ってなにかってことをおじいちゃんが教えてえくれました。家族っていいなって思えました。不満もあってぶつかるけど、やっぱ最後に見方になってくれるのはやっぱ家族。他の方のレビューにありましたが、ほんと「それがどした!」ですね!
泣いてしまいました。
基本的に「心温まる家族の絆・ロードムービー!」と言うような宣伝文句のついている映画を見て泣いたことがありません。なんというか薄っぺらかったり、感動させたいんでしょ?というようなものが多く・・。それ以来そういう文句の付いている映画をなんとなく敬遠していたところがあります。
これも最初はただ癖のありすぎる個々のいる家族の食卓から始まりました。なんでもかんでも勝ちにこだわる父、怒るとすぐにブチぎれる母、ドラッグと女の話ばかりする祖父、ニーチェに影響を受けて言葉を話さなくなった兄、天真爛漫なすこし太めの娘、そしてそこに自殺未遂をした母の兄が加わり・・。という感じです。
すぐにぶつかり、個々が違いすぎるせいでまったく会話がうまくなりたちません。そんな中娘が子供達のミスコンに出ることになります。
お話自体は特に変わった話でもなく、わかりやすく展開します。
けれど、その展開も無理があったり、見ている人に「こう感じてね」と押し付けるようなものは一切なく、とても自然です。
この映画の中で、家族の大人たちが皆、オリーヴによって変化していく様が素晴らしいと思います。それも「自然と」変化していく感じで、見ていても微笑ましく感じられます。皆なんだかんだ言ってもオリーヴのことをとても愛しています。
家族の中でオリーヴが一番、自分のことに一生懸命で、前向きなのですから。子供ながらのその姿に大人たちは動かされてしまうのでしょう。
最後の最後まで家族の絆は危ういのですが、ミスコンのシーンでは泣いてしまいました。
エンディングも、ハッピーエンドとは言えないのかもしれません。けれど、都合のいい感じではなく、「そりゃあそうなるよね。でもよかった。」と思わせてくれると思います。
ポンコツワゴンも家族の一員
美少女コンテスト、自己啓発本、ドラッグ、引きこもり、自殺未遂。アメリカ社会の歪みの「原因」ではないけれど「結果」が、てんこ盛り。
アメリカそのものがミスコンだ。美しくあれ、強くあれ、ゴージャスたれ、とみんなが勝者になろうとする。
しかし、多くは敗者だ。
我慢して考えすぎたり、つまらないものを守ってばかりいても、さみしい。
ちょっと傷ついて、でもあきらめないで、みんなもっと近寄って、人生なんて笑い飛ばそう!
家族って素敵。
皆それぞれクセがあるけど、本当は心優しくて家族想い。そんな家族に愛情いっぱいに育てられるオリーブがとにかく可愛いです。家族へのモヤモヤした想いを抱えながら、それでも1つになるって素敵です。
ハチャメチャな姿が見ていて微笑ましい、こんな家族っていいなと思います。
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