007 カジノ・ロワイヤルのレビュー・感想・評価
全107件中、41~60件目を表示
「スカイフォール」より先に見ておけば
「スカイフォール」劇場に足を運び、不覚にも途中で眠ってしまったのですが、この作品はとても楽しめました。
最新のテクノロジーを上手に設定に取り入れてあり、新生ボンドの登場を華々しく飾った作品だと思います。
これを先に観ていれば、「スカイフォール」の感想は全然違う物になっていたのかな。
2013.6.22
6代目は、金髪ボンド(007㉑)
原作の1作目がついに映画化。
Qがいないので、秘密道具無しで、リアルでシリアス。久々に見たけど、これはシリーズ最高傑作じゃないんか?
内容的には、オープニングの超絶アクションの追跡劇からアクションの連続。心理戦もあり、どんでん返しもありで、見応え満点。
ボンドガールのエヴァ・グリーンも満点です。でも、エヴァ・グリーンは、すっぴんのが全然良いね(^^)b
作品の時間は長いけど、盛りだくさんの内容なので、長時間でも納得の完成度ですわ(^^)b
ノー・タイム・トゥ・ダイに向けて 其の一
スカイフォールは昔一度観ましたが、内容を覚えてません。
今回、最新作が劇場公開するということで、ダニエル・グレイヴ版を1作目から観ることにしました。
感想
ボンドってもっと効率よく無駄のないクールな感じのアクションと思ってたのですが、今作は意外に行き当たりばったりって感じでした。
また、スパイ映画あるあるの裏切りの連続、名所移動とアクションの連続。ワクワクしました。特に、ポーカーをする場面はアクションシーンとは違う緊張感が楽しめて良かったと思います。でも、今作はジェームズ・ボンドが007 としての責任感を身につける話なので、序盤の反抗期の子供のような情感無視や女性への過激な接し方などには正直呆れました。
後半は、成長してよく知るあの007 になったので良かったです。
ボンドガール役の女優さんも美しく、それでいて女性の自立の先駆け的な立ち回りをうまく演じれていたと思います。
敵も魅力的でなかなかハマり役だったと思います。
総評
実質、初のボンド作品は総じて楽しめたので満足です。
続編も観る予定なので楽しみ!
渋い男はかっこいいね!
続編も楽しみです。
重厚なアクション・ドラマとしての007の幕開け。
007といえば、大人のためのライトなアクション娯楽作としての位置づけであった。だから、そんなに映画としての高度な完成度を問われることもなかったし、それで良かったわけである。それなりにみんな楽しんできたのだろうと思うが、個人的にはそんなに好きではなかったというのが本音であった。
ところがである。何やらこれまでと異なる評判が聞こえてきたのがきっかけで、本作で初めて劇場で007を鑑賞することになったわけだが…これまでとは一線を画すエモーショナルな作りに心臓を鷲掴みにされてしまったのである。もはや単なる娯楽作というにあらず、ボンドの葛藤や心の痛みを描く重厚なアクション・ドラマに変貌していた。本作以降のダニエル・クレイグ主演作も同様で、彼の演技力も相まって、作品のクオリティが全くの別次元に踏み込んでいると思う。必見と言って間違いない。
脚本の良さ、クレーブの魅力
6代目ジェームズ・ボンドにダニエル・クレーブで熱演。この人には親しみ易い人間味とユーモラスな資質があって、スパイ映画のヒーローに完璧に嵌るキャラクターではないのに、アクションシーンのタフな立ち回りの見事な身のこなしは、正しく現代に合ったボンドの理想型に見える。ヒロイン エバ・グリーンもまだ新人扱いの女優だが、大役を見事に演じている。悪役シッフルを演じるマッツ・ミケルセンの冷酷無比な表情がいい。アクションの見せ場を絶やさず2時間20分飽きさせない映画作り。脚本の良さが際立つ007。
おうち-201
血の涙を流す映画のキャラクター選手権、2位受賞ですおめでとうございます(私の中で)。
ようやく呪縛を解く日が来ました。
私の中でのボンドは、ピアースさん。というか、ボンドはピアースしか見てない(てか『ダイ・アナザー・デイ』しか見てないやんお前)のに、ピアースとハル・ベリーのラブシーンがお子ちゃまの私には鼻血ぶーすぎて、脳裏にこびりつきました、、、。
そしてダニエル・クレイグが新ボンドと知ったとき、見るのやめたとなったわけです。
でもでも、ダニエル・クレイグの最後のボンド作品の予告編に、あのラミマレが!
これは個人的に見なきゃいけないので、だいぶ遅れてダニエルボンドを全部おさらいすることを決心しました。
冒頭から心を鷲掴みされるアクション。
007らしく世界を転々とするのですが、旅好きとしてはスパイ映画で何が好きって次の旅行はここに行こう!と決心させる美しい風景を見せてくれるところ。そうだ、 モンテネグロに行こう。
そして冒頭にも書きました、目から血を流すいかにもな見た目の悪役ル・シッフル(ちなみに1位は『キル・ビル』のゴーゴー夕張です、あくまで私の中で)とのポーカー勝負。カイジのようなざわざわ、、、とかキャラクターが心の中で饒舌なわけではなく、張り詰めた雰囲気の中、静かにピリピリとゲームが進んで行き、思わず眉間にシワよっちゃいます。
ル・シッフルの悪役たるビジュアルが好きすぎて、彼がラスボスとして見たかったくらい気に入りました。
ラストの物悲しさのおしゃれなこと。
次作『慰めの報酬』がちゃんとストーリーが繋がっているとのことで、このまま突入したいと思います!
ダニエル・クレイグ!
ボンド役が初めてダニエル・クレイグに決まった時、僕は反対派だったんです(笑) その後『カジノ・ロワイヤル』の場面写真を見た時に一目惚れしました! ダニエル・クレイグに謝りたかったです(笑) パッケージの裏にもある少しケガをしている顔で横を見ている写真です。 予告編も生身の戦いって感じがしてすごく楽しみにしていたのを覚えています。 実際に観に行ってすごく面白かったです! ルールに詳しくなくてもポーカーでの勝負も楽しめました! エヴァ・グリーンは化粧した時よりホテルのバスルームの鏡の前で支度している時の方がすごく綺麗でした(笑)
裏切りと真実
007
素直に感情が投影できるボンド
完全無欠ではなく「弱さ」が漂うボンド
日本で言えばウルトラマンタロウでしょうかね
ただ、彼は孤独に闘う
疑い、信じ、裏切られ、そして真実に近づく
グレーゾーンが身近にあるようにね
クレーはある方がいい
アクセルにもブレーキにも遊びがなければ堅苦しいしギクシャクするもの
そんななかでも自分を信じて自分を裏切らずにいればそれが新しい明日へ繋がるような気がします
ル・シッフルに注目
恥ずかしながら初007です。さすが面白い!何で今まで観なかったんだろ〜!展開が早く、裏切り者だらけで、最後の黒幕に辿り着くまで何度も苦難を乗り越えながら、何事も無かった様に振る舞うボンドがカッコ良すぎるしタフガイすぎる!人妻が好みとかずるいなぁ。大金を賭けたポーカーにはハラハラ。そしてマッツ演じるル・シッフルのキャラが濃すぎて〜何ですかあの拷問は〜ギャグですか〜最高でした!
ダニエル・クレイグのジェームズ・ボンド 大いにありです!
007シリーズは何度か小さなリブートをしてますが、今回は本格的なリブートです
今までのシリーズ作品は全てご破算になり
一からの再出発です
ボンドは6代目ダニエル・クレイグに代わり、過去作と同じ役者はMのジュディ・デンチのみです
マニーペニーもQも役としても存在すらしません
ダニエル・クレイグのボンドは賛否が渦巻きました
彼はロシア人の様に見える
イギリス紳士にはとても見えない
第一小柄過ぎる
私も本作を観るまでは、そんな拒否反応がありました
しかし本作を観終わってみれば、ダニエル・クレイグのボンドはありです!
これこそリブートされたジェームズ・ボンドです
現代に実在するなら、こういう男だと納得のキャラクター造形にピッタリの男優です
70年代に生まれ、冷戦終結後に秘密情報部員になった男
それなりの教育は受けているものの育ちは決して上流階級の出身ではない
だから00資格を得て情報活動していても、旧シリーズのボンドの様に自然にドンペリ、ボランジェを自ら楽しむことはなく、ナッソーのフォーシーズンズのバーの様なところでもマウントゲイのソーダ割を頼む程度の庶民派です
情報を取るために接近した金持ちの美女に釣り合う様に、背伸びしてボランジェとベルーガのキャビアを頼んでみたのです
5つ星ホテルのカジノに繰り出す時のタキシードも持参して来たのは吊しのものです
冒頭の若い駆け出しのボンドが手柄を焦ったり、見栄を張って背伸びしたりしながら、本作の終わりには我々の知るボンドに成長しているのです
若手だったジェームズ・ボンドが伝説のジェームズ・ボンドになる、その過程を描いた映画と言えます
カジノのシーンが長いのは正にその瞬間だからこそです
そしてその前後の過程は彼の人間的な苦悩、身体的な痛みを描いています
ジェームズ・ボンドがアクションで傷を負い、血を流し、傷痕を残しながら無理にでも平気な振りをする姿を初めて目にすることになります
そのアクションは身体を張った身体的な痛みが伝わるもので、かっての作品のそれとは違う方向性を志向しているのもわかります
ボンドカーは登場しても秘密兵器は出ても来ません
セットも目をむくような敵の本拠地はなく、21世紀のフラット化した世界でも今なお残るスノッブな世界の再現に力をそそいでいます
そのなかで21世紀のボンドが5つ星のホテルのレストランでネクタイを外して食事をする姿は、21世紀に生きているジェームズ・ボンドを実感させてくれました
ダニエル・クレイグのジェームズ・ボンド
大いにありです!
マッチョイズム
オープニングの音楽を聴けば一目瞭然だが、非常に大味な物語の組み立てとなっている。
だが、冒頭のパルクールを活かしたスタントアクションには華を感じた。
新世界を前に往年の筆跡ばかり見つめる余裕があるのかね。
007映画の感想はまずボンドのイメージが大きく左右する。ダニエルボ...
007映画の感想はまずボンドのイメージが大きく左右する。ダニエルボンドは今までになくハードな感じ。真剣にボンドガールを愛してしまうのも驚きの展開だった。
かなり面白かった。いいシーンいっぱいあったが自分で解毒するところが...
かなり面白かった。いいシーンいっぱいあったが自分で解毒するところがかなり脳に残った。
エヴァグリーンもすごい良かった。
スペクターはそんなに良いと思えなかったが、この作品とスカイフォールは好きです。
全107件中、41~60件目を表示