I am 日本人

劇場公開日:

解説

森田健作が製作総指揮、企画、原案、脚本、出演の5役を務めた人間ドラマ。日系アメリカ人の視点から、現代日本の姿を描く。カリフォルニアで育った日系3世のエミー・ワタナベは、亡き祖父から聞いた日本に憧れを抱き、日本の大学への留学を決意する。ところが、彼女が目にした現代の日本は、義理人情やわび・さびを重んじたかつての日本とはかけ離れていた……。主演は本作で映画デビューを果たしたモデルの森本クリスティーナ。

2006年製作/111分/日本
配給:ギャガ・コミュニケーションズ
劇場公開日:2006年8月5日

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

  • 画像1

(C) 2006「I am 日本人」製作委員会

映画レビュー

0.5道徳教育を映画にしなくても・・・

2018年10月18日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 自分の理想を押し付けようとするクレージーなアメリカ人留学生。そんな彼女が徐々に変化していくのかと思っていたら、それほどは変わらなかった・・・

 とにかく作品の意図は明確。森田健作が文部政務次官在任中に抱いた教育システムへの疑問を基にしただけはある。国家を歌えない大学生を見ておかしい、国旗にリスペクトしないのはおかしい・・・それを言いたいがために無理やり作った映画だから、全体的に押し付けの道徳番組そのもの。

 後半のメインとなる商店街の祭りのための寄付金集めなんてのはよかったけど、その他のエピソードはどうでもいい話ばかり。何でもかんでもオープンなアメリカ娘には「沈黙は金、雄弁は銀」などという言葉の意味もわかるまい。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
kossy