お嬢様学校を舞台にした学園コメディだとばかり思って鑑賞したのですが、よもやCG満載のB級アクションがメインの映画だったとはねぇ・・・。
あまりのぶっ飛び具合に、ちょっと面食らってしまいました。
とは言え、何気にB級アクションは大好物。
チープな展開だろうが雑なCGだろうが、美女達が頑張ってアクションしている姿があればそれだけで楽しめちゃう安上がりな私としては、まあさすがに高評価には出来ませんが、一応それなりには楽しんで見ることが出来ました。
ただ、本来メインだと思っていたお嬢様学校内の話が、終わってみればどうでもいい感じになっていたので、もう少し何とかならなかったものかなと、そこはちょっと残念に思えて仕方なかったですね。
チキラー話とか結構ツボだったので、もっと見ていたかったなぁ・・・。
まあとりあえず、見終わって無性に「おチキンおラーメン」と麦チョコが食べたくなってしまう映画であったのは間違いない事実と言えましょうか(笑)
上野樹里(司城史緒)・・・やはりお嬢様よりもチキラーをズルズル食している姿の方が断然似合いますね!
内容はともかく、とりあえず上野樹里の魅力は十二分に堪能できる映画だったのではないかなと・・・。
伊勢谷友介(司城一臣)・・・当時は人気のイケメン俳優的な立ち位置だったのでしょうかね・・・今となってはある意味貴重と言える役どころでした。
もう絶対こんな役をすることもないでしょうしね・・・。
まあとにかく、微笑ましい兄妹愛にはホッコリとさせてもらいましたよ。
関めぐみ(斉木和音)・・・キレキレのアクションがとにかくカッコ良かった!
あきらかに3人の中ではアクションのレベルが数段違っていましたね。
平愛梨(更科柚子)・・・お嬢様じゃない時の柚子は、何となくそのまんまの平愛梨だった気がしないでもないような・・・。
逆に言えば嵌り役だったとも言えるのかな。
菊地凛子(桜井敦子)・・・今の菊地凛子からはちょっと想像できないような役どころでしたね。
普通に事件の黒幕だろうなと予想していたのですが・・・。
スケスケの衣装からうっすら見えるビーチクは狙いでしょうか?ほとんど裸に見えたのは自分だけ?
佐津川愛美(静姫)・・・可愛らしい、ただそれだけの泣き虫お嬢様役でしたが、本当に可愛かったなぁ~。
今となっては貴重とも言える、全く演技力を求められない役どころでした。
谷村美月(沈丁花)・・・こちらも今では想像できないぐらい、ただ可愛らしいだけの脇役お嬢様役でした。
普通に考えれば勿体無さ過ぎな配役ですが、この頃はまだブレーク前だったのかなぁ・・・。
手塚理美(史緒の母)・・・貧乏、幸薄な感じが、抜群に嵌っていたと思いました。似合う!
デルチャ・ミハエラ・ガブリエラ(シスター・マレーナ)・・・なかなかの美人シスターと思いきや、まさかの・・・。
変貌してからのワイルドバージョンの方は、ミシェル・ロドリゲス風で何気に好みかも。
広川太一郎(ナレーション)・・・な、懐かしい!
やっぱり最高ですね、この声・・・まだまだ聞きたかったなぁ・・・。
作品の内容はあまりオススメ出来ませんが、キャスト目当てならまあなんとか・・・。