劇場公開日:2020年9月11日
解説
鬼才アルフレッド・ヒッチコックが「風と共に去りぬ」で知られる名プロデューサー、デビッド・O・セルズニックに招かれ製作した、アメリカ進出初作品。南仏のリゾート、モンテカルロにやってきたヒロインの“わたし”は、イギリス人の富豪マキシム・ド・ウィンターと出会い、結婚する。イギリスにもどったマキシムと、広大な邸宅で新たな生活を始めた“わたし”だったが、マキシムには1年前に亡くなった前妻レベッカの存在があった。邸宅を仕切る家政婦のダンヴァース夫人は、いまだレベッカを崇拝し、上流階級に溶け込もうとする“わたし”は、精神的に追い詰められていく。やがて事態は思わぬ方向へ転がっていき、レベッカの死因を改めて調べられることになるのだが……。第13回アカデミー作品賞受賞。1940年製作で日本では51年に劇場初公開。2020年9月、人気声優による名画吹き替えプロジェクト「NEW ERA MOVIES」で新たに制作された吹き替え版(わたし役=早見沙織/マキシム・ド・ウィンター役=三木眞一郎/ダンヴァース夫人役=宮村優子)で公開(モービー・ディック配給)。
1940年製作/130分/G/アメリカ
原題または英題:Rebecca
配給:モービー・ディック
劇場公開日:2020年9月11日
その他の公開日:1951年4月24日(日本初公開)
原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。
スタッフ・キャスト
- 監督
- アルフレッド・ヒッチコック
- 製作
- デビッド・O・セルズニック
- 原作
- ダフネ・デュ・モーリア
- 脚本
- ロバート・E・シャーウッド
- ジョーン・ハリソン
- 撮影
- ジョージ・バーンズ
- 美術
- ライル・ウィーラー
- 音楽
- フランツ・ワックスマン
受賞歴
第13回 アカデミー賞(1941年)
受賞
作品賞 | |
---|---|
撮影賞(白黒) | ジョージ・バーンズ |
ノミネート
監督賞 | アルフレッド・ヒッチコック |
---|---|
男優賞 | ローレンス・オリビエ |
女優賞 | ジョーン・フォンテイン |
助演女優賞 | ジュディス・アンダーソン |
脚色賞 | ロバート・E・シャーウッド ジョーン・ハリソン |
編集賞 | ハル・C・カーン |
作曲賞 | フランツ・ワックスマン |
美術賞(白黒) | |
特殊効果賞 |