ラストゲーム
劇場公開日:1998年12月19日
解説
天才的な才能を持つバスケットボール・プレイヤー、ジーザスは高校卒業を控え、大学進学か、プロ入りするか、その選択に悩んでいた。そんな折、父親ジェイクがジーザスの前に現れる。母親の死にまつわる事件で服役していたジェイクは裏取引によって仮出所したのだ。ジーザスは父に対して冷たい態度をとる一方、厳しい現実を知ることになるが……。父子の絆、そしてスポーツ界の暗部を描くシリアスドラマ。バスケットのスター選手も多数ゲスト出演している。
1998年製作/136分/アメリカ
原題:He Got Game
配給:クロックワークス
スタッフ・キャスト
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2021年8月6日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
これがスタイリッシュ映像というのであろうか。さっぱりわからない。さすがに暴力はほとんどなかったけど、セックスシーンをフラッシュバックのようにはさんで、あたかもアートのように作り上げた映画。言い方を変えれば好き放題に。だけど、緑色の画面は気持ち悪い。
とにかく、バスケお疲れ様、デンゼル。
2020年8月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
ノスタルジックなハリウッド黄金期のようで、壮大に思える音楽や実験的な映像に演出と、コッポラが「アウトサイダー」や「ランブルフィッシュ」を撮った感覚に近いと言うか、スパイク・リーが好きに楽しく作った感が満載でバスケにも詳しかったら面白みも倍増。
最近観た「WAVES ウェイブス」は本作を今風にハイカラに撮った作品と、かなり影響を受けているような、物語的に似たり寄ったりな、気のせいか?
父親であるデンゼル・ワシントンの目的を中心に描く訳でもなく、迷いながらも忠実に将来を多少ウンザリしながらも選択しようとする息子を主軸に、二人のバランスが絶妙に描写され、バッドエンドと思われながらもハッピーエンドな結末に爽やかな気持ちになる。
軽いノリも含めたスパイク・リーらしい好みだらけの、これぞ彼の映画であるパーフェクトな仕上がり。