揺れる大地
劇場公開日:2017年1月21日
解説
映画史に燦然とその名を刻むイタリアの巨匠ルキノ・ビスコンティの監督第2作。シチリア出身作家の長編小説をベースに描いた物語で、プロの俳優を一切起用せず、シチリア島の漁師たちを出演させてドキュメンタリータッチに撮影した意欲作。イタリア・ネオレアリズモの代表的作品として知られる。1948年・第9回ベネチア国際映画祭国際賞受賞。小さな村で漁師を生業としているバラストロ一家。寝ずの漁を行っても網元から搾取され、貧しい生活は好転しない。見かねた長男のアントニオは、網元からの独立を決意するが……。日本では90年に初公開。2017年には「ルキーノ・ヴィスコンティ 生誕110年 没後40年メモリアル イタリア・ネオレアリズモの軌跡」と題した特集で、修復されたデジタル2Kリマスター版が公開。
1948年製作/160分/G/イタリア
原題または英題:La terra trema
配給:アーク・フィルムズ、スターキャット
劇場公開日:2017年1月21日
その他の公開日:1990年1月19日(日本初公開)
原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ルキノ・ビスコンティ
- 製作
- サルボ・ダンジェロ
- 原作
- ジョバンニ・ベルガ
- 原案
- ルキノ・ビスコンティ
- 脚本
- ルキノ・ビスコンティ
- アントニオ・ピエトランジェリ
- 撮影
- G・R・アルド
- 音楽
- ウィリー・フェレーロ
- 助監督
- フランチェスコ・ロージ
- フランコ・ゼフィレッリ
受賞歴
第9回 ベネチア国際映画祭(1948年)
受賞
国際賞(最優秀作品賞) | ルキノ・ビスコンティ |
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