ベティ・ブルー 愛と激情の日々

ALLTIME BEST

劇場公開日:

ベティ・ブルー 愛と激情の日々

解説

「ディーバ」のジャン=ジャック・ベネックス監督が、1組のカップルがたどる衝撃的な愛の行方を鮮烈な映像で描き、本国フランスのみならず世界中に熱狂的ファンを生み出した名作ラブストーリー。海辺のバンガローで暮らす35歳の青年ゾルグは、セクシーな美少女ベティと出会い、瞬く間に恋に落ちる。一緒に暮らしはじめた2人は激しい愛欲の日々を送るが、情熱的すぎるベティの愛情表現は次第にエスカレートしていき……。1986年・第59回アカデミー賞では外国語映画賞にノミネート。2012年、日本初公開から25年を記念して監督自身の監修によるデジタル・リマスター版がリバイバル公開。

1986年製作/121分/R18+/フランス
原題または英題:37°2 le matin
配給:フロンティアワークス、アーク・フィルムズ
劇場公開日:2012年7月28日

その他の公開日:1987年12月12日(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

受賞歴

第59回 アカデミー賞(1987年)

ノミネート

外国語映画賞  

第44回 ゴールデングローブ賞(1987年)

ノミネート

最優秀外国語映画賞  
詳細情報を表示

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4
  • 画像5
  • 画像6
  • 画像7
  • 画像8
  • 画像9
  • 画像10
  • 画像11
  • 画像12

(C)Cargo Films / Gaumont All Rights Reserved.

映画レビュー

4.0ヒステリックを起こすほどの愛と激情の日々を感受できているのだろうか

2024年4月19日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
まぬままおま

5.0ジャン=ジャック・ベネックス監督による傑作!

2022年4月16日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

映画『ベティ・ブルー』は、『インテグラル リニューアル完全版』と『愛と激情の日々』のどちらを先に観るかによって、観た後の印象が異なる作品だと思う。
前者が「女性の愛、そして男の愛」を描いたのに対し、後者は「女性の愛」を中心に編集したあったもので女性ベティの激情が際立つ映画となっている。(公開は後者が先)

映画『ベティ・ブルー インテグラル リニューアル完全版』は約10日前に観たばかりなので、この『ベティ・ブルー 愛と激情の日々』を観ると「あぁ、あそこが削除されている…」などと思いながら観ていた。

『インテグラル』(185分)と『愛と激情の日々』(121分)とは約1時間の違いがあるが、物語の基本的な流れは、配管工で作家を目指す青年と情熱的な若い女性の激しい恋愛を描いたものであるのは不変。

ゾルグとその友人エディの男二人が、声にならないほど笑いまくるシーンは、観ていて爆笑もの。人が笑いこけているシーンで笑わせてくれる。

この作品、全編にわたっての「各場面の構図が見事」であるだけでなく、「あるシーンから次のシーンに切り替わった時に、その切替えの意味が観る者に伝わって来るシークエンスが素晴らしい」のである。
分かり易い例では、「ある男を映したシーン」→(シーン切り替え)→「その男の視線で観たシーン」といったシークエンス。

詳細の記載は、『インテグラル』にも記載したばかりなので割愛するが、本作もジャン=ジャック・ベネックス監督による傑作であることは間違いない!

[補記]
 『インテグラル』鑑賞直後にも思ったのだが、あの『カッコーの巣の上で』が観たくなる。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
たいちぃ

5.0私が20代に1番大切にしていた映画

2020年1月14日
iPhoneアプリから投稿

バッドエンドなのは承知だけど、映像の非リアルさ、美しさ。演出の巧さ小物のオシャレさ。
なんと言ってもベティーのメチャクチャ自由な振る舞いと愛情。尋常じゃなくても二人の愛情がたっぷり。
音楽も今も脳内で流れてるしCDも買いました。ビザも美味しそう。何もかも憧れでした。「コーヒーはしっかり蒸せよ!」毎日何故か脳内再生されてます。
ベティーに憧れて踏み誤った感有りますが、それも人生のスパイス。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
300

「ベティ・ブルー」シリーズ関連作品