フルメタル・ジャケット

ALLTIME BEST

劇場公開日:1987年3月

解説・あらすじ

原作はグスタフ・ハスフォードの処女小説「短期応召兵(ザ・ショート・タイマーズ)」。米海兵隊3092小隊の新兵たちはいじめ、侮辱が横行する環境下、過酷な訓練を強いられる。人を殺すことを教え込まれ、人間性が奪われていった新兵のひとり、パイルはついに精神を病み自殺してしまう。その後、それぞれベトナムへ送り込まれた新兵たちだったが……。戦火のシーンではスローモーション技術を駆使し、兵士の死をリアルに描いている。

1987年製作/116分/アメリカ
原題または英題:Full Metal Jacket
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場公開日:1987年3月

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第12回 日本アカデミー賞(1989年)

ノミネート

外国作品賞  
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映画評論

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写真:Album/アフロ

映画レビュー

4.0 キューブリック作品の「戦争と狂気」の集大成。

2024年11月16日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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すっかん

3.5 ベトナム戦争映画というより米軍映画

2025年12月25日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:その他

怖い

驚く

斬新

『プラトーン』で始まった米国の第2次ベトナム戦争映画ブームの中で作られた映画の1本……なのだが、前半は米軍内部での鬼軍曹の過酷な訓練シーンが延々続く。それはそれで興味深いし映画としては面白いんだが、こっちはベトナム戦争の映画を観ようとして観たのでちょっと肩透かしだった。

後半でようやくベトナム戦争となるんだが、ベトナム戦争を描いた米国映画では珍しく都市戦闘が描かれている。ベトナム戦争映画で初めてジャングル以外での戦闘が描かれた!と喧伝する媒体もあったが、個人的には「それがどうした」と思ってしまった記憶。出てくるベトナム人もスナイパーの少女兵1人だけで、ベトナム戦争映画としては今ひとつピンと来なかった。

ちなみに前半の訓練シーンで、ゲーム『ファミコンウォーズ』のCMの元ネタはこれだったんだ!と知ったな。そっちのCMのほうを先に見てたんで(笑)。

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バラージ

5.0 鉛のような映画

2025年7月22日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

驚く

わたくし、この映画は全くの初見でオリーバー・ストーン監督「プラトーン」は公開当時観に行ったのに
「フルメタル・ジャケット」は行かずじまいで、
それから30年以上経ってようやく劇場で観る事ができました。その間、TVやソフト(VHS、LD、DVD)、
配信などで観る事はありませんでした。
スタンリー・キューブリック御大の作品は、
できるだけ劇場で観たいという思いがつのり、
観るまで、えらい時間かかったなぁという感じです。「2001年宇宙の旅」や「時計じかけのオレンジ」は劇場では、"あぁ、またか“というぐらい繰り返し上映されるのに「フルメタ」に関しては、あまり上映される機会がないように思われます。

この作品で象徴されるのは鬼教官によるシゴキ・・・
下半身ネタを連呼しながら行進する海兵隊新兵。
公開当時ゲームソフトのCMでパロディにされてたのを思い出します。
CNNは、この映画を酷評しておりました。

「キューブリックが戦争映画に他の監督と同じように
ロック音楽を使用して凡庸な作品になりさがってますね」

まぁCNNは保守ですから体制批判が根底にある映画は嫌いなんでしょうね。

前半は丹念にストーリーが進み物語に見入っていました。途中キューブリック作品である事さえ忘れてしまいました。
皆の鬱憤がデブでノロマなパイルに向かうシーンは痛々しいなぁ。メル・ギブソン監督「ハクソーリッジ」にも似たようなシーンがあったなぁ。
中盤、えっこうなっちゃうの⁉️
ヒッチコック「サイコ」のような展開に面食い、この後どうなっちゃうのよ❗️

そして後半は激戦地のベトナムが・・・なぜかポン引きの場面から始まる下世話な会話。
実は私このシーン(2回目のサングラス娼婦のやりとり)だけTVで見ており、あれっ違う映画かな?それがフルメタの一場面とは信じられずスチール写真でお見かけする鬼教官のシゴキやトイレで微笑む(?)パイル、負傷兵を抱き抱える兵士達🪖、機関銃を構える少女兵と何か一致しないんですね。
コッポラ監督「地獄の黙示録 特別完全版」での兵士とプレイメイトのやりとりのような美しいシーンでも無いし(ファイナルカットでは結局カットされました)ポン引きシーンは2回も挿入され、それが後半に絡んでくる事もなく何か意味が隠されてそうです。

最後のジョーカーのアップシーンがキューブリックらしい画になっており窓に反射する光が美しいんですが最も悲しいシーンでした。彼の葛藤と銃声が、こだまする何とも言い表わせない無念の気持ちが込み上げました。
兵士たちのミッキーマウスの唄で終わりローリング・ストーンズ「黒く塗れ」でエンドロールを迎えます。今までこの曲(ストーンズ)聴く機会がなかったのですがマジいい曲です。

見終わった後、ズシーンと鉛のようなものが心に残りました。長年キューブリックと組んでおられた撮影監督ジョン・オルコットが亡くなられたため、この作品に携わることができませんでしたが、この作品の撮影監督ダグラス・ミルサムもいい仕事をされております。キューブリック作品の中でも「フルメタ」は比較的、分かりやすい作品です。映像作家というより人間として何かを訴えかけられてる作品でした。

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共感した! 5件)
naoki

4.5 ”Born To Kill”

2025年7月13日
PCから投稿
鑑賞方法:その他

怖い

興奮

斬新

ベトナム戦争の悲惨さを描きながら、人が、それこそカインとアベルの時代から、延々と繰り返してきた殺戮と暴力というユーモラスなまでの狂気を、鋭く抉った傑作。

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Yy

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