フェイス/オフのレビュー・感想・評価
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宿命の2人にハラハラ・ドキドキ!
内容は、テロ犯とFBIの対決…敵対するふたりの男の対決を描いたもの。
主人公ショーン(FBI)が、テロ犯(キャス)に撃たれてしまう所から始まります。弾は貫通しショーンの息子(マイケル)が亡くなってしまう。以来、ショーンはキャスをテロとは別にしても復讐心を持って執着。
物語は、映画が始まってすぐにテロ犯を捕まえキャスも捕まえるのですが「爆弾は仕掛けたぜ」という意味深な言葉がショーンに告げられます。
爆弾…テロを阻止するため、キャスの弟に、爆弾の在り処を聞き出すのですが、弟が唯一心を許すのはキャスのみ。キャス以外には爆弾の在り処は聞き出せない。どうすればいいんだ、と八方塞がりで悩んでいたところに、FBIの同僚から「キャスになって情報を聞きだせるとしたら?」という提案が。ショーンはある研究機関に連れて行かれ、死んだと思われたキャスに出会う。そして、顔を移植手術できる、という話を聴かされる。ショーンは、息子を殺した相手の顔になることや、周りの人への裏切り自分を知るものはいなくなる…と葛藤するも、仕掛けられた大規模な爆弾テロを防ぐためキャスの弟から爆弾の情報を聞き出すために、手術を受け入れる。一方、顔を剥ぎ取られたキャスは、そのショックからなのかこん睡状態から目を覚ます。鏡に映ったグロイ自分の顔面と、保存されているショーンの顔をみて自体を把握。キャスは仲間を呼び、移植手術を行った先生を拉致し、保存されているショーンの顔を自分に移植させる。
そうして顔が、憎い相手の顔に入れ替わってしまうショーン、ショーンの顔になって新たな人生を手に入れようとするテロ犯キャス…2人の話が始まります。
仕掛けられた爆弾については、処理班が解体解除を諦め非難したあと、爆弾をよく理解しているキャスが解除。テロ騒動はここまでかな?それ以降は2人の対決でした。
●2人のアクションは、銃・素手での格闘・カーチェイスならぬボートチェイス(?)…見応えあってたくさん楽しませて頂いたけど、テロ的な画面はなかったので、少し拍子抜けしてしまったかも?テロのすごさを見て、コイツは捕まえねばならん!!みたいな気持ちが一層つよくなるような気がした。
●顔を入れ替えるという極秘捜査が逸脱…秘密を知る者がいなくなった時どうするのか?
●状況を理解して受け入れる家族のキャパの広さにすこし疑問
突っ込もうと思えば色々気になるところがあるんだけど、すごく面白かった。
宿命の2人というのと、顔を入れ替えるという設定がすごく面白い。お互いの子供がソックリなところも鳥肌たちました。
ラストまでも、ちょっ、ちょ…!待って、簡単に受け入れることじゃないでしょー!と心がざわざわしたけど、まあ許せる範疇というか納得までいかないのに、泣いてしまいました。
なんていうか、全くうまく言えないけど
めちゃくちゃのような気もするんだけど、観たい所は絶対期待を裏切らないよどーだあ!と力技でやられた印象。
2人の男を描きたい…それに尽きたと感じます。こういう思い切った作品は気持ちがいい!おもしろかったです!!
続編製作中‼️❓
最高に名作!
現実的
ジョンウー節てんこもり
久しぶりに観たけど面白かった。
最近こう言う大人の童心だけで作られた映画が少なくて悲しい。
激しい銃撃戦、当たらない弾丸
大袈裟な爆破、船でのチェイス
白い鳩。
ジョンウー節てんこもり。
顔の交換技術があれば何でも出来そうだけどなと
思いつつ、奇抜な設定の割にプロットは上手いなと
偉そうだけど思いました。
顔を変えて牢屋に閉じ込められる所なんて
どうなるんだろとワクワクしました。
お互い顔を変えてから
互いの敵であるはずのキャラクターに肩入れする様は
監督が、どっちがどっちか分からなくなってんじゃないのか?とさえ思えました。
ラストは今観ると中国人的と言うか、
これは息子が可哀想じゃない?
と思っちゃいました。
代わりにはならんだろ!
かつて冷酷無比のテロリスト、トロイによって最愛の息子を失ったFBI...
かつて冷酷無比のテロリスト、トロイによって最愛の息子を失ったFBI捜査官アーチャー。壮絶な追撃戦の末、ついにトロイを捕らえたが、トロイは時限式の細菌爆弾を街に仕掛けていた。その場所を探るため、アーチャーは昏睡状態のトロイの顔を移植して、刑務所にいるトロイの弟に接近する。だが、目覚めたトロイは逆にアーチャーの顔を自分に移植しアーチャーの前に現れる……(解説より)
顔面移植といったかなり斬新な切り口から展開するアクション。
冒頭主人公はかなり絶望的な立ち位置に立たされるものの、まさに死に物狂いの思いで行動に出る。
伏線といったものは特になく、ストレートなストーリー展開といった印象。
解説にもあるとおり、ジョン・トラボルタとニコラス・ケイジの顔を入れ替えた演技の演じ分けは圧巻。
フェイス/オン?オフ?
凶悪犯キャスター・トロイとFBI捜査官ショーン・アーチャーが顔を入れ替えて、お互いを追いかけるSF的な設定の荒唐無稽のアクション超大作‼️ハリウッドでも引っ張りだこだったジョン・ウー監督にとって、これは最高傑作(ハリウッドでの)と言える作品ですね‼️ヘリコプターとチャーター機のチェイスとか、ダイナミックな高速ボートのチェイス、アーチャーとキャスターのガチ対決に過剰なまでの銃弾と火薬が惜しみなく注ぎ込まれ、その圧倒的な迫力と芸術的な様式美は "バイオレンスの詩人" と呼ばれたウー監督だけあってエモーショナルな感動を観るものに与えてくれます‼️息子を殺されたアーチャーのそばで回り続けるメリーゴーランド、銃撃戦の中で流れるオーバー・ザ・レインボウとか、鏡を挟んで撃ち合うアーチャーとキャスター、教会から飛び立つ真っ白な鳩たちなどウー監督得意のスローモーションの効果もあって、脳裏に焼き付いて離れない名場面の連続です‼️やはり主役の2人に、ジョントラボルタとニコラス・ケイジという善玉も悪玉もこなせる芸達者を得たことが大きいですね‼️ただ、やはり2人ともシリアス一辺倒のアーチャーを演じている時よりも、デンジャラスでセクシーなキャスターを演じているときの方が輝いているように見えます‼️特にニコラス・ケイジは冒頭、裏地の超ハデなコートをこれ見よがしに翻し、背中には24金の45口径の二挺拳銃、個性的なサングラス、貴重品やヤクに彼の好きなキャンディーまで入れたケースととも自家用機に乗り込むシーン‼️そして飛行場での銃撃戦でニ挺拳銃を横っ飛びで撃ちまくるニコラス・ケイジ=キャスターは、そのスローモーションの効果もあって抜群のカッコ良さ‼️ふてぶてしさの中にも、ワイルドさが光るキャスター‼️顔を入れ替えた以降はケイジのキャスターが観れなくて残念でした‼️対するトラボルタのキャスターも、ふてぶてしさの中にセクシーさが光るキャスターで、これまたヒジョーに魅力的でした‼️この2人が配役されて良かったー‼️他の俳優だったら失敗してましたよ、絶対‼️
トロイがお尻派の設定、何(笑)
やっぱりハトが飛ぶ!
カッコいいだけに留まらない
ジョントラボルタ、ニコラスケイジがとにかくかっこいい。作り込みもしっかりしていて良い。環境が自身の人格を大きく形成していて、自身が誰かの人生を生きようとするとおそらく人格もその誰かになってしまうのではないかと想像させられる。鏡に敵が映り合うシーンは秀逸。アクションは派手にしとけ感が出過ぎ。
ダンス・オブ・ジョン・ウー @ Hollywood
何度見ても面白い!1990年代アクションムービー
うわー
ツッコミ所が多い!!!!
古いけど、意外と面白かった⭕
バカバカしさも何のその
ジョン・ウーの最高アクションムービーで、スタントマンも大変だったろうな、と思うほどの凄まじいアクションシーンが続く。
FBI捜査官(ジョン・トラボルタ)とテロリスト(ニコラス・ケイジ)の顔が入れ替わるという、バカバカしさも力で押し切る。
この二人、善人と悪人では表情が変わるのはさすが。
FBIの捜査官と凶悪犯が顔を入れ替えての死闘。 捜査官が凶悪犯の顔...
【トンデモ設定のトンデモクライムアクションムービー。ジョン・ウー監督の遊び心満載ムービーでもある。(多分・・)】
突っ込み所満載ムービーである。
その幾つかを列挙する。
・え、FBI捜査官(ショーン・アーチャー:ジョン・トラボルタ)の顔と凶悪犯(キャスター・トロイ:ニコラス・ケイジ)の顔をそんなに”原始的な”方法で・・・!。”お面”じゃないんだから・・。(まあ、タイトルが”フェイス/オフ”だから仕方ないか・・。)
・ええ!、術後のキャスターは”昏睡状態”ではないのかい!。そんなに簡単に目覚めちゃうってどうなのよ・・。で、FBI特殊班メンバーを殺しちゃうなんて元気じゃないか!
・ショーンの理性的な上司の名前が”ヴィクターラズロ”って・・・
・顔が入れ替わった(ショーンの顔した)キャスターがショーンの半グレの大きめの鼻ピアス娘ジェイミーに対して、”偽りの顔に隠れて、痛みを隠してるんだろ!武器を持てよ・・”と言っておいて、肝心な所で、娘の武器に刺されちゃうところ・・。
・顔が入れ替わった(キャスターの顔した)ショーンが情婦サーシャに今までの言動を謝り(当たり前だよなあ・・)と息子アダムの顔を触りながら、キャスターに殺された愛息子マイケルを思い出すシーン。
-ここ、ラストに効いてくる・・。-
そして、FBIから激しい銃撃を受けるシーンで流れる音楽が”オーヴァー・ザ・レインボウ:オリヴィア・ニュートンジョンヴァージョン・・”・・、ジョン・ウー監督、皆、マガイモノって意味ですか?
・で、ヤッパリ出てきた白い鳩が飛ぶシーンと二丁拳銃・・。(マア、トレード・マークだからねえ・・)
サーシャは身を呈して、顔が入れ替わった(ショーンの顔した)キャスター(面倒臭いなあ・・)を助け、”アダムを宜しくね・・。悪人にしないでね。”と言って絶命する・・。
<と、散々おちゃらけたレビューを書いてしまったが、実はかなり面白かった作品。
ラスト、サーシャの遺児アダムを(顔が元通りになった)ショーンが、家族の絆が深まった自分の家(正に”雨降って地固まる”である・・。ジェイミーもピアス取ったしね・・。)に招き入れるシーンを始め、”随所随所”で、ちょっと沁みてしまった作品でもある。>
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