突撃

ALLTIME BEST

劇場公開日:

解説

原作「栄光の小径」は、第1次世界大戦中処刑されたフランス人兵士の実際の裁判をもとに書かれた。”蟻塚”と呼ばれるドイツ軍の要所を2日間で陥落させることを命じられたダックス大佐。部下を思うダックスは無謀な任務に反対するが、作戦は実行に移される。結果失敗に終わり、責任をなすりつけられた3人の兵士が軍法会議にかけられる。戦争の持つ不条理さと戦争下においての非人間的な感情を描いた反戦映画。

1957年製作/86分/アメリカ
原題または英題:Paths of Glory
劇場公開日:1958年

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写真:Mary Evans Picture Library/アフロ

映画レビュー

4.0命を軽視する戦場の異常さ。その表現の多彩さ。

2024年2月20日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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すっかん

4.0義憤に燃えて

2024年9月7日
PCから投稿

キューブリック先生、無名時代の作品ですがなかなか堅実で主題も明確な秀作です。
外野の日本人としても義憤に燃えるようなやや過剰な演出ですが、各人の個性もクッキリ浮き彫りになって感情移入し易い作品です。

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越後屋

4.0【愚かしき将の部下に下される非情且つ無慈悲な軍令。反戦映画の逸品。ラスト、囚われた独逸娘が歌わされる中、仏蘭西兵が涙を流しながら共に歌うシーンは白眉である。】

2024年7月19日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

難しい

■第一次世界大戦下の西部戦線。
 弁護士としても名を知られているフランス軍の連隊長・ダックス大佐(カーク・ダグラス)は、自殺行為に等しい無謀な指令を上官のミロウ将軍から受ける。
 ミロウ将軍は、更にあろうことか前進できない味方軍に対しての砲撃を命じるも、作戦は失敗し、その責任が無実の兵士3人に押しつけられた。
 ダックスは激怒し、軍法会議で兵士たちの弁護に立つ。

◆感想

・愚かしき将の部下の戦争中の悲惨な姿を描いた作品。

・何の罪もなく、必死に戦った3名の兵士は”くじ引き”で選ばれ、敵前逃亡と言う理由で銃殺を命じられてしまう。

・それに抗うダックス大佐が軍法会議で部下たちの戦いぶりを説明するも、自身の保身を考える愚かしき将たちは、一兵士たちを処刑する事で軍の規律を保とうとするのである。

<ラスト、囚われた独逸娘が歌わされる中、仏蘭西兵が涙を流しながら共に歌うシーンは白眉である。今作は、スタンリー・キューブリック監督、カーク・ダグラス主演による反戦映画の逸品である。>

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NOBU

3.5軍隊を俯瞰的に見る

2023年11月13日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

知的

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parsifal3745