時の翼にのって ファラウェイ・ソー・クロース!

劇場公開日:

解説

ベンダースのヒット作「ベルリン・天使の詩」の続編。天使カシエルは、親友ダミエルが去っていったベルリンの街で、壁崩壊後に様々な思いに揺れる人々の心を覗いて過ごしていた。ある日、ふとしたことから人間世界に降りることがかなったカシエルはダミエルを訪ねるが、自分にはそんな幸せな生活は想像できなかった。天使や堕天使たちに見守られながら、人間としては無力なカシエルの苦悩の日々が始まる……。

1993年製作/147分/ドイツ
原題または英題:Faraway, So Close!
配給:ギャガ・コミュニケーションズ
劇場公開日:1994年5月

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第51回 ゴールデングローブ賞(1994年)

ノミネート

最優秀主題歌賞

第46回 カンヌ国際映画祭(1993年)

受賞

コンペティション部門
審査員グランプリ ビム・ベンダース

出品

コンペティション部門
出品作品 ビム・ベンダース
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映画レビュー

4.5『堕天使は端的に言えばサタン』

2024年1月8日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
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マサシ

3.5天使、やめます

2020年12月19日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

単純

興奮

哲学や詩的な雰囲気を醸し出す前作に比べると、コミカルに娯楽性が全面に話の展開も単純に思えたり。

ウィレム・デフォーの立ち位置がフラフラと、ダミエルとは違い準備不足のまま下界へ降り立つカシエル、悪と善の境界線に戸惑いながらも楽しみつつ、人間として生きながらも天使の行いを。

ニック・ケイヴからルー・リードへ、ピーター・フォーク含めた前作からのキャスト陣、ブルーノ・ガンツ演じるダミエルは順調に人生を謳歌している。

無理くりに続編の物語があるようにも、ヴェンダースの手腕も衰え始めた90年代って印象が、前作が好きで彼らのその後が観れる楽しみはある。

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万年 東一

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