ディスタービアのレビュー・感想・評価
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捨てられた犬顔のシャイア・ラブーフが結構今熱い男かも!?
でました!
野良犬の顔シャイア・ラブーフのヒット作
『ディスタービア』
これが意外と面白いのよね~。
これって、ヒッチコックの『裏窓』を意識している映画よね。
それにちょっと現代的要素をぶち込んで、野良犬の足かせをつけた物語。
もうさぁ~何がすごいって、あのマトリックスでトリニティーを演じたキャリー=アン・モスがね、シャイアのお母さん役なんだけど。
見るも無残な姿なのよ!!
お母さんきれいだよねって言う台詞があるんだけど。
どこが!!!
どこがなの!!
ただの豚じゃない!!
なんなの!!
トリニティーが、豚に変化!!
私(わたくし)はもう倒れそうでした。
そして、ヒーロー&ヒロインというものは、やはり年をとっていくのだわねっと、なんか、しみじみと感じてしまうような映画でした。
覗き見という観点からいくと、ダイアン・レインの『ブラックサイト』があったけど、私(わたくし)はあちらの映画より、断然、捨て犬顔のシャイアのこちらの映画の方が面白ろかったわ。
あの友達役の韓国人、なんか、いけるわ!!
でも、あのこ、本当にトリックスターだったわ。
なんでもやらかすから。
青春物+サスペンスって感じで一粒で二度美味しいグミキャンディみたいな感じかしら。
それにしても、冒頭のお父さんの事故、あれ必要なのかしら?
そこまで必要じゃなかったきもするけど。
シャイワは、本当に最近いい感じよ。
でも、悪いけど、彼、全くもって私(わたくし)のタイプじゃないのよね。
所詮、野良犬ですから。
限られた空間と出演者で、ハラハラドキドキさせられるサスペンスを作り上げたところがスゴイです。
舞台は、自宅監禁処分中の主人公。足首には監視システム行動範囲は半径 30m。退屈しのぎに密かにはじめた覗き見ゲームが話の筋だから、覗ける範囲は隣近所限定。従って登場しうる人物も、ライブな芝居並みという三谷幸喜の映画に近い限られた空間と出演者で、ハラハラドキドキさせられるサスペンスを作り上げたところがスゴイです。
書いて説明するよりも、見てドッキリ驚いていただいた方がいい作品なので、詳しくはカキコしませんが、ここんところ何本もの映画を見まくっている小地蔵が、絶対面白いと太鼓判を押す映画です。さすがに全米でヒットしただけのことはあります。
あの残り7分の何とやらで、サスペンス映画に幻滅した人でも、きっとお口直しできますよ。
この作品の巧みなところは、「行動範囲は半径30m」という主人公ケールの制約です。普通は動けない主人公だと場面転換しようがないので、どうしても単調になりがちです。ところがどっこい、この制約が後半になって大変意味を持つようになります。その辺の活かし方のアイディアが気に入りました。
またケールの覗き見ゲームも単なる覗き魔でなく、そうなるためのいきさつもきちんと描かれます。あとバイオハザードのように何分かに1回はドッキリさせてくれます。それも、観客の想像しているシーンからいきなり別な展開をぶつけることでドッキリさせるのです。描かれていることは何でもないことが多く、凄惨なシーンもほとんどないのですが、表現の綾でドッキリさせてしまうので、見ている方でも否が応でも緊張と集中が高まっていきました。
犯人役は、この人だろうという存在を序盤から暗示させるのですが、ストーリーではどんどん、この人はシロだという筋を出していって、観客の予想を外していきます。それで真犯人は、意外な人物にどんでん返しするのかどうかは、直接画面で確認ください。
それでいて、ちゃんと筋道付けてラブストーリーにもなっているから、たいしたもんです。
ミス・ターナー役デビット・モースは、アンソニー・ホプキンスの似た雰囲気があって、いかにも胡散臭そうながら、善良な面構えでポーカーフェイスを決め込む絶妙な演技をしていました。ケール役のシャイア・ラブーフは、この作品で『トランスフォーマ』に抜擢されただけに、か細そいのに勇敢に真犯人と対峙する時の意志の強さと変化をよくアピールしていると思います、あと、アンシュリー役のサラ・ローマーは抜群にかわいかったです。彼女が隣に越してきたなら、きっと小地蔵でも覗いちゃうでしょう(^^ゞ
あるようでない覗きに適した、あのケールの家をロケハンで探すのは、大変だったでしょうね。
胸キュン×ハラハラ
そこそこ楽しめるエンタメ作品
アメリカでは大ヒットになった「トランスフォーマー」のシャイア・ラブーフ主演のサスペンス。
シャイア・ラブーフは背伸びをした感じのしない等身大のティーンエイジャーを演じられるのが魅力なんでしょうね、日本ではそんなに受けそうなタイプではないけれど、どこにでもいそうなって思わせる親近感はありますもんね。
どうみたってヒーローってタイプではないし。80年代のマシュー・ブロデリックとイメージがかぶるような気がしないでもないけど、そういう意味では。
ストーリー的にはこれといった新鮮味はないけれど、出てくるアイテムはとっても今風。iPodだったりYouTubeだったり、今を体現するアイテムで新しさ感を演出したかったのかなーと。
覗きっていう行為に深入りしすぎて事件に巻き込まれていく様には共感はちょっと出来なかったけど、その正統派ではない主人公っていうのは面白かったと思う。
脇役もそれなりに面白い人選。母親役にはキャリー=アン・モス、このストーリーでは母親って役はあまり大きな役ではないような気がするから、ちょっともったいないような起用の気もする。ちょっと生活に疲れた母親像はうまく体現されてたんでは。
怪しい隣人役にデヴィッド・モース、この人もスクリーンに登場するだけで怪しさ満開っていうのがすごいなーと思った。かもし出す雰囲気で演技が出来るっていうのがすごいなと。
ガールフレンド役のサラ・ローマーもケイト・ハドソンに通じるかわいさのある女優さんで、ま、これからが楽しみって感じだけど、主人公の親友役だったアーロン・ヨーがあれで27~28歳くらいっていうのに驚いた。めちゃくちゃ若い。
印象が違いました
其れなりに面白いが・・・。
「裏窓」ミーツ「スクリーム」?
そりゃあ誰が見たってこの映画、ヒッチコックの「裏窓」の現代版リメイクなのですが、ふと振り返ると近年は意外な程、この手のヒッチコック風サスペンスというのが少なくなってしまった気がする今日この頃。そんな流行の穴場を上手く掴んだおかげか、月並みな題材にも関わらず、意外な程楽しめる仕上がりになっていました。
新味だったのは、この手のサスペンスは例え主演が若者の設定であっても、妙に辛気臭い、若年寄の様なキャラの描き方になりがちなところを、良い意味で高校生の「軽さ」を失わず、青春映画とサスペンス映画のブレンドを上手くこなしている点。主演のシャイア・ラブーフのリアルな(?)ナヨナヨ演技が、絶妙なバランスで映画の緊迫感と間の抜けた笑いをコントロールしていると思います。その甲斐あってか、結構陰気な話の筈にも関わらず、見終わった後は意外な程、爽やかな後味。そりゃ全米で若い子たちに受ける訳だわと納得のポップなサスペンスの佳作でした。
初めての映画試写会体験☆
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