トリック劇場版

2002年鑑賞
過去数回鑑賞
TVドラマ全シリーズ鑑賞
劇場版第一弾
久々に鑑賞

監督は『トリック　劇場版2』『包帯クラブ』『劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル』『トリック劇場版　ラストステージ』『私にふさわしいホテル』の堤幸彦
脚本は『トリック　劇場版2』『チーム・バチスタの栄光』『劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル』『トリック劇場版　ラストステージ』『屍人荘の殺人』に蒔田光治

粗筋
300年に一度に災いを起きるが神様によって救われてきた糸節村
村の青年団の団長副団長に神様としてスカウトされた売れない貧乳マジシャン山田奈緒子は糸節村にやってきた
すでにいた3人の神様候補と誰が本物かを巡って対決することに
一方大学教授の上田も出版社の依頼で取材をするため糸節村を訪れた
次々に殺される3人の神様候補ら
黒幕は青年団の団長と副団長
彼らは事実婚
山田が度々会う和服の少女は2人の娘だった

オリバーの劇場版とブラック・ショーマンを最近観たが急にこの作品を観たくなった
脱力系の小ネタといえば『トリック』
マジシャンが事件を解決するといえば『トリック』が先

山田と上田のキャラが立っている

改めてこうしてみると仲間由紀恵演技上手

かつらがない状態になるとくちゃくちゃなボカシみたいなものがかかるがそういえばこんな演出があったな

青年団親子は可哀想すぎる

「淡水」のくだりは今回も感心した

エンドロール続きあり
鬼束ちひろの歌声が仲間由紀恵と阿部寛のやりとりを全く邪魔していない奇跡

配役
自称超売れっ子美人マジシャンでインチキ霊能力者が許せない見栄っ張りな山田奈緒子に仲間由紀恵
日本科学技術大学理工学部教授で山田とコンビを組む傲慢な性格の上田次郎に阿部寛
警視庁公安部所属の警部補でヅラの矢部謙三に生瀬勝久
矢部の部下で金髪オールバック広島弁で任侠映画が好きな石原達也に前原一輝
沖縄のシャーマンだったが駆け落ちで今は長野の山奥で子供達に書道を教えている奈緒子の母親の山田里見に野際陽子
奈緒子が暮らすアパート「池田荘」の大家の池田ハルに大島蓉子
奈緒子が暮らすアパート「池田荘」で奈緒子の隣の部屋に住むバングラデシュ人のジャーミーにアベディン・モハメッド
遊園地でマジックを披露するマジシャン奈緒子の熱狂的なファンの照喜名保に瀬戸陽一朗
奈緒子の熱狂的なファン
糸節村青年団団長の神崎明夫に山下真司
糸節村青年団副団長で神崎の助手の南川悦子に芳本美代子
糸節村村長の長曾我部為吉に伊武雅刀
糸節村の狂気に満ちた予言者の菊姫に根岸季衣
神様を自称する神001番に竹中直人
神様を自称する神002番にベンガル
神様を自称する神003番に石橋蓮司
奈緒子が死なぬ路で出会った少女で神崎明夫と南川悦子の子供の琴美に塚本璃子
奈緒子が死なぬ路で出会った神崎明夫と南川悦子の子供
上田の高校時代の同級生で警察庁の官僚で「全国トイレ水洗化計画」のために矢部らを糸節村に派遣した安田安夫に川崎麻世
上田の高校時代の同級生で財務省の官僚で「全国トイレ水洗化計画」に関わる本郷三四郎に相島一之
上田の高校時代の同級生で国土交通省の官僚で「全国トイレ水洗化計画」に関わる駒場一路にみのすけ
上田の高校時代の同級生で徳川埋蔵金は秘密を探り当てたと語った直後に殺害されてしまう臼井猛に三宅弘城
糸節村の村人吾一に螢雪次朗
糸節村の村人の佐平二に菅原大吉
糸節村の村人の昌三に村杉蝉之介
糸節村の村人で3ヶ月前に大事な山羊のメリーがいなくなった喜八に山田幸伸
奈緒子を雇うが客が集まらなかったのですぐに解雇する支配人に大木凡人
早口の編集者の服部にふせえり
糸節村の村人で「糸節新聞」や「週刊糸節」などを発行しているガリの長さんに藤田啓而
強めの村人に赤松公一
強めの村人に青木忠宏
カメの村人にサバ男
ラジオアナウンスに堀井真吾
村の子供に古澤龍之
となり村の役場職員に久保英雄
神001助手に安田憲邦
奇術師のロベール・ウーダンの声に郷里大輔
政府高官の声に田中亮一

何度目かだが久しぶりに観直してみた。粗筋は覚えていたがそれなりに面白い。子役時代の鳴海璃子が出ていることを知った。

いつ見ても和む、上田と山田のやりとり

■自称売れっ子マジシャンの奈緒子（仲間由紀恵）は、糸節村に行って神様を演じてほしいと頼まる。彼女は腐れ縁の天才物理学者・上田（阿部寛）と共に3人のニセモノ神様を撃破し、晴れて神様の座に就くが、自身もニセモノであることがバレてしまう。
　そんな中、本物の神様（スンゴイ、可愛い小さい成海璃子さん）が現れる。

◆感想＜Caution!内容に全然触れていません！＞

・先日、仲間由紀恵さん主演の、堤幸彦監督作を観た。マアマア、面白かったのだが、職場の先輩から、お二人が２０年前は大ヒットドラマや映画で凄かったと聞いて、ホントかなと思い今作を鑑賞した。

・マア、観て思ったのは”劇場版”と銘打たれているので、良く分からない人達が多く良く分からないシーンや絡みが多かった。
　これは、今でも多数の”劇場版”と銘打たれている映画が、安易に作られているがそういう作品は、時期が過ぎると風化するんだなあと思ってしまったな。

・良かった所は、マジックを含めた脚本が、マアマア良く出来ていた事かな。

・あと、吃驚したのは、隠れるように生きて居た少女琴美を演じていたのが、スンゴイ、可愛い小さい成海璃子さんだった事かな。面影があるので、あと同じエレファントカシマシファンなので、直ぐに分かったよ。芸歴が長いんだね。

＜今作は資料を見ると、スンゴイヒットをした作品らしい。”劇場版”と銘打たれた映画は、時代が過ぎると、ちょっとキツイけれども、それはそれで面白いかなと思った作品。
　どうせだから、次作も観てみようっと。じゃーね。＞