トランスアメリカ
劇場公開日:2006年7月22日
解説
性転換を翌週に控えた中年男性とその息子の奇妙なアメリカ大陸横断(=トランスアメリカ)の旅をユーモラスに描いたロードムービー。主演のフェリシティ・ハフマンがアカデミー賞に主演女優賞ノミネートされた他、ゴールデン・グローブ賞主演女優賞など、多数の映画賞を受賞。監督・脚本は本作で長編デビューを果たした新鋭ダンカン・タッカー。 製作総指揮はハフマンの夫のウィリアム・H・メイシー。
2005年製作/103分/アメリカ
原題:TransAmerica
配給:松竹
スタッフ・キャスト
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トランスジェンダーな父と、ジャンキーで男娼な息子。
息子は継父から性的虐待を受けており、父の両親は女性になった息子をなかなか受け入れられない。
なかなか理解されづらい問題とか、アメリカの暗部がこれでもかってくらい詰まってるのに、明るい。温かい。
人間みんな、人には隠しておきたいことの1つや2つある。
それでも、自分に正直に生き、その自分を丸ごと受け入れてくれる人が1人でもいれば、きっと大丈夫なんだと思う。
それにしても、トランスジェンダーな男性を女優にやらせたキャスティング担当者、えらい!
本人女性なのに、「女性になろうとしている男性」に見えるフェリシティ・ハフマンすごい。
お化粧もよく研究してて、口紅のひき方とか感心したけど、すっぴんになるとやっぱり女の人なのが惜しい(笑)。
2019年7月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
旅の最中、徐々に息子に対する母性が溢れ出しているような父親!?
両親が意外と理解を示す辺りは、物語の進みを気持ち良くしてくれる。
ラストは、微妙な関係を持続させている親子のまま、ありがちなハッピーエンドにしない所に好感が持てる。
あの役を女優さんが演じていたのにはビックリだし、観ている最中は男性そのものと、気付きもしなかった!?
フェリシティ・ハフマン 1発でファンになりました。
人種差別もままならない人類が、LGBTはもうなどと言うさらに難しい問題を解決などできるはずはない
認める人は多々いるでしょうがそれが自分の子供や親だとしたらどうだろうか
本人はとてつもなく悩み苦しみもがいているのに、もういい加減マイノリティとかって言葉もなくしませんか?
細かいことを言えば人はみんな何処かが違うんだからさ
みんな違ってみんないい、ですよね
2019年2月8日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
性転換手術を間近に控えた主人公。昔まだ自分が男だった頃の彼女との間に生まれた息子がNYで警察に捕まったと電話で知らされ愕然とするが身分を隠して息子を引き取り、すったもんだのあげく車でLAに向かうことになる。まだ見ぬ父に会いたいと願う息子は隣で運転しているおばさんが自分の父だとは当然知る由もなく・・・。
主演のフェリシティ・ハフマンの演技が壮絶。れっきとした女性がこれを演じ切るとは・・・。決してハッピーとはいえないエンディングがなぜか爽やかで泣けます。製作総指揮はウィリアム・H・メイシー、フェリシティの実のご主人。夫婦でどエライ映画を作ったなと感動しました。