助太刀屋助六

劇場公開日:

解説

監督歴43年、77歳の岡本喜八監督、第40作は、自身が別名で書いた時代小説「助太刀屋」の映画化。音楽は「ジャズ大名」の山下洋輔。5歳で母と死に別れて孤児になった助六は、故郷、上州を出て江戸に行き、ひょんなことから、仇討ちの手助けをする助太刀屋が商売に。それから7年後、故郷に帰ってきた彼は、幼なじみたちと再会するが、敵討ちの助太刀を断られる。そして偶然出会った仇の方を助太刀することになるが、彼は実の父親だった。

2002年製作/88分/日本
配給:東宝
劇場公開日:2002年2月16日

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(C)2001 日活・フジテレビジョン

映画レビュー

4.0岡本喜八が最後まで岡本喜八であった遺作

2024年12月31日
PCから投稿
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村山章

4.5冗長に間延びさせず88分に余すところなく収めて見やすい作品

2024年12月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

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興奮

新文芸坐さんにて今年一年計4回実施された『映画監督・岡本喜八 生誕100周年記念プロジェクト in 新文芸坐 vol.4後期岡本喜八+α』もいよいよ千秋楽。
本日は監督晩年の『助太刀屋助六』(2002)+『EAST MEETS WEST ディレクターズ・カット版』(1995)2本上映と出渕裕監督、樋口真嗣監督、前田伸一郎氏(喜八プロダクション)のトークイベント。

『助太刀屋助六』(2002)
岡本喜八監督、そして喜八組の常連・天本英世氏の遺作。
助六役の真田広之氏は同年山田洋次『たそがれ清兵衛』に主演しておりますが、本作品は仇討ちの助太刀を生業とする助六を実に生き生きとコメディータッチで好演。
仲代達矢氏、小林桂樹氏、岸田今日子氏のベテラン勢に加え、村田雄浩氏、岸部一徳氏、本田博太郎氏の配役も充実。
監督のテンポの良い演出も健在、ナレーションを有効に活用、冗長に間延びさせず88分に余すところなく収めて見やすい作品でしたね。
音楽はジャズピアニストの山下洋輔氏を起用、時代劇とジャズが見事融合していましたね。

監督としては38本。どれも不朽の名作・傑作ばかり、時が経つに連れて、その洗練された演出とテンポの良さは近年再発見、再評価されていますので、生誕100周年記念と言わず、ぜひ定期的に上映する機会があると嬉しいですね。

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矢萩久登

2.0どうしてかなあ?

2022年3月27日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

岡本喜八の遺作。出演者も揃っている。脇役もしっかり。テンポも悪くない。
でも面白くない。というか物足りない。
登場人物の表現が不足かな。特に役人の登場が唐突感あったか? 無理に短い時間に編集したからかなあ?
何かもったいない感じのする作品だった。

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Bluetom2020

2.5助太刀屋の初めての仇討ち

2021年7月13日
Androidアプリから投稿

仇討ちの助太刀をする助太刀屋の助六。
そんな彼が初めて仇討ちをする事に。

テンポ良く、軽快で痛快。飽きずに見れました。

終盤で1個の石が多くの石へっていうのをちゃんと回収してたけど、投げる相手がしょぼいんだよな。役人とかに投げて欲しかった。
不満を上げるなら殺陣くらいかな。
助六はめっちゃ強いとか剣の達人ってわけでもないから姑息に立ち回るのはしょうがないんだけどね。

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カミムラ