おいしい生活

劇場公開日:

おいしい生活

解説

ウッディ・アレン監督の第31作。結婚25年目の夫婦、レイとフレンチー。実はレイは初めての銀行強盗で投獄され刑務所を出たばかり。こんどこそ完全犯罪をと、銀行強盗を計画し、カモフラージュのためクッキー屋を始める。ところが、この店が大繁盛、2人はあこがれの大金持ちになってしまうのだが……。アレン自身が「地球は女で回っている」(97)以来の主演に復帰。毒舌家の妻役は「ブロードウェイと銃弾」(94)のトレイシー・ウルマン。アレンの過去作の出演俳優が多数共演。

2000年製作/95分/アメリカ
原題または英題:Small Time Crooks
配給:ギャガ・コミュニケーションズ
劇場公開日:2001年10月20日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第58回 ゴールデングローブ賞(2001年)

ノミネート

最優秀主演女優賞(コメディ/ミュージカル) トレイシー・ウルマン
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映画評論

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映画レビュー

4.0コメディ感満載で気軽に楽しめるヒューマンドラマ

2023年11月10日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

楽しい

実に軽いクライムムービー。
というか完全にコメディなので笑わせてもらいました(笑)

泥棒をやめられない夫とセレブに憧れる妻。
人生に成功したように見えてお互いに何かが足りない生活。
二人の“理想”とははたして…

ほぼ全編会話のシーンなんじゃないかと思う程に、悪い口調で喋る喋る(笑)
逆にその乱暴な会話がヒューマンドラマを面白可笑しく魅せ、非常に早いテンポで進むストーリーと相まって飽きる事なく最後まで駆け抜けます。

唯一よく解らなかったのはパッケージ・ポスターデザインの黒い怪盗か。

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びぃあぃじぃ

3.5観たかった度:無(この作品が有ることすら知らなかった) 鑑賞後の満足度○ 久しぶりの(?)インテリではないウディ・アレンを見られた映画。なんとなくオールドハリウッドコメディの匂いがする。

2023年5月13日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

①『アニー・ホール』以降インテリ男やインテリ夫婦、インテリ家族が主人公の映画を撮ってきた(合間にそうではない作品も挟んでいるが)、今回は少し初期の作品に先祖返りしたみたいな作風。前半は殆んどスプラスティック・コメディ風。
およそあり得ないバカ話だが(壁をドリルで掘った途端水道管に穴を開けるシーンは在り来たりだが笑える。しかしあれだけ水が出てきたら水道局も分かるだろうに)、昔のハリウッドにはこんなコメディが多かったな、という懐かしさも感じる。
②後半は、メイ以外おバカ達はいなくなり、代わりにスノッブ達が登場する。
経営を全て会計士に任していた、というのもあり得ない話だが、昔は確かに“こんなの、あり得な~い”という話ながら笑わせるコメディが多かったように思う。
③最後のオチもなかなか利いている。アメリカの落語だね。

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もーさん

4.0幸せって

2023年3月15日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

主人公(ウッディ・アレン)はトンネルを掘って銀行の金庫破りを計画するが、仲間全員がとんでもない馬鹿だった。
偽装工作として始めた妻(トレイシー・ウルマン)のクッキービジネスが大成功、みんな大金持ちになる。
馬鹿は馬鹿でいいと思っているが、妻は勉強して品格を身に着けようと思い・・・。
とてもおかしくて大笑い、幸せな人生ってなんだろう。

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いやよセブン

4.0「サヴォイでストンプ」とエンドロールの「テキーラ」が心地よい。

2021年4月29日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 いきなり水道管をドリルでぶち壊したり、親戚のメイはしゃべりすぎだったり、警官も仲間になったりと、前半は何も考えずに笑える。金持ちになってからは、学が無かったりして完全な成金趣味の内装のままパーティーを開いたりして、笑えないギャグも多い。

 珍しくインテリぶってないウディ・アレンには好感も持てるが、他の映画を知っていると逆にいやみっぽく感じたりもする。詐欺師っぽいヒュー・グラントが彼らをハイソサエティで教養ある人間に育てようとする役どころはぴったりきてるし、エレイン・メイのギャグはかなり笑える。天気の話というのも最高!トレイシー・ウルマンのギャグは辞書のAから順番に難しい言葉を覚えるネタが最高だ。

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kossy