力道山

劇場公開日:

解説

日本のプロレス界の歴史的人物、力道山の半生を「パイラン」「ホワイトクリスマス 恋しくて、逢いたくて」のソン・へソン監督が映画化。力道山は「オアシス」「シルミド/SILMIDO」のソル・ギョングが体重を5カ月で28キロ増やし、日本語を習得して熱演。1945年、貧困を逃れるため相撲取りになることを夢見て単身日本にやってきたシルラク。関脇になったシルラクは横綱を目指すが、そこには目に見えない民族の壁があった。

2005年製作/149分/日本・韓国合作
原題:Rikidozan
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
劇場公開日:2006年3月4日

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映画レビュー

3.0あの力道山をカメレオン俳優ソル・ギョングが体重を28キロ増量して挑...

2022年4月22日
PCから投稿

あの力道山をカメレオン俳優ソル・ギョングが体重を28キロ増量して挑んだ日韓合同作品。

知らない事も多かったし、ソル・ギョングの熱演も分かるのだけど、なんとなく大味感が否めない。中谷美紀の達観した妻役すらも、約束された大作としての道具に感じられる自分に空手チョップ!

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クラゲ男爵

3.5力道山、名前と写真だけは知っていたが

2021年12月19日
iPhoneアプリから投稿

こんな生き様だったのか…(ノω・、) ウゥ・・・

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お.じさん

4.0力、力道、力道山。呼び方も様々だったが、どれが苗字でどれが名前なのでしょうか。力・道山、力道・山、もしくは姓名の区別がない芸能人のようなもの?もしかすると、“道”がミドルネームだったりして・・・

2021年8月17日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 リアルタイムで力道山を観ているわけではないので、今まで知っていることはプロレス試合の最多連勝記録を持っていることや、刃物で刺されたにも拘わらず「俺は不死身だ!」と言って医者に診てもらわなかったという逸話だけです。彼が朝鮮人だったという事実は、この映画が韓国で作られたということで初めて知ったくらいです。『ALWAYS 三丁目の夕日』でもでてきた“アイーン”のような空手チョップと黒タイツ・コスチューム。街頭テレビだって登場し、敗戦後の日本人を元気づけたヒーローぶりがよくわかる映画でした。

 「あれ、ブラッシーじゃない?」とか「あれは東富士よ」などと年配の観客の声が聞こえてきましたが、個人的にはさっぱりわからず「大木金太郎vsボボ・ブラジル」の映像が見れたらいいなぁくらいにしか思わなかったのです。ジャイアント馬場もアントニオ猪木も登場しないので、それほどのめり込めないんじゃないかと期待しなかったのですが、元柔道選手の井村とタッグを組んでシャープ兄弟と対決した試合には思わず拍手してしまいたくなるくらいの臨場感。試合の映像自体はそれほど多くないものの、緊張感が伝わり、知らぬ間に拳を握り締めていたくらいです。

 先輩弟子からのイジメや窃盗罪の罠という迫害、相撲協会の審議会や新規プロレス興行にタニマチの会では朝鮮人だという理由で正当な評価を受けられない力道山。勝ち過ぎるということも弊害を生み、結局は夢の頂点にあったものは何だったのだろうか、と彼の心中は計り知れないことが多い。そして、伝記映画におけるステレオタイプのサクセスストーリーとは一味違い、成功なんて永遠に掴み取ることはできないという悲哀を描いているような気さえするのです。「なんで笑えるんだよ」という言葉が重くのしかかるエピローグに思わず感涙いたしまた。

 日本語はかなり上手かったソル・ギョングですが、朝鮮人であることを隠し通せるほどの流暢さはありませんでした。が、公の場で語ることも少なく、テレビも普及してない時代だから大丈夫だったのかもしれません。それよりも普段は台詞の少ない藤竜也が喋りすぎたためか、朝鮮訛りが伝染したかのようなシーンもあったような・・・

【2006年3月映画館にて】

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kossy

4.0史実かどうかは置いといて、1人の男の物語としては切なくも豪快で波乱万丈な物語です。

2021年5月29日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

難しい

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松王○
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