きみに読む物語のレビュー・感想・評価
全230件中、41~60件目を表示
めっちゃ泣いた。
「真実の愛」を実感していたニュートラルな状態に戻れた私が奇跡的で嬉しい。
限られた時間の中で、家族や目の前にいる人に沢山の愛と感謝を伝えたい、と思った。
宗教から脱会した後、どう振る舞っていいか分からなくて、いつも人の真似ばかりしていた。何が普通かも分からなくなってしまったから、みんなと同じことをするようにしていた。だけど、長年探していた答えがようやく見つかったから、ここで終わり。自分と向き合い、目の前の相手と向き合う。気づいてなかったけど、人にアドバイス求めてばっかで、自分で考えることを放棄してた。それに、責任も放棄してた。だけど、それじゃ自我がなさすぎて、最終的には幸せじゃない。だったら、自分の頭で考えて、未知の世界を歩んでみよう。決断を人に任せてばっかりだったら、一生成長しない。だから、自分の人生は自分が思うように決定していく。「真実はいつも一つ。」
自分というものが少しわかった。自分らしく生きよう。それが幸せ。
そして、やっと愛を教えられる。余裕ができた。生き方に正しいとかはないけど、わたしの生き方は間違ってなかった。って思える。なぜなら、最愛の人に出会えたから。
晩年のシーンの方がじんわりときて良かった。 一生同じ人を想い続けて...
悲しくも温かい!言葉の美しさに心温まる純愛ストーリー
白鳥の池のシーンが素晴らしい
いい話で、結構引き込まれて見入ってしまいました。ただ、認知症というあまりにも現実的すぎる展開でしたね。最後は、(映画だったら)奇跡が起きるのではないかと期待していたのですが・・・
認知症が治るのは非現実的なのでしょうか。それなら、最後、無理心中じゃないようなのに、一緒に死んでしまうほうが非現実的なような気がします。いや、もしかしたら死んだのはノアだけだったのかもしれない。看護師が脈もみて死んだと思ったのはノアのほうだけだった。心臓の持病があるノアがいつ死んでも不思議ではない。それならかなり現実だが、もっと面白くない映画になってしまう。
かつて、たくさんの白鳥が湖面を埋め尽くしている湖を二人がボートに乗って進んでいくシーンがあったが、夢のようで言葉にできないくらい美しかった。最後も夢のような展開がほしかった。
あと、戦争未亡人のマーサとのエピソードは不要だ。主人公のアリーに対する一途な思いに水を差すエピソードと言える、また、主人公にとって、マーサは本命ではないので、ちょっとマーサがかわいそうだ。特にマーサの性格は良さそうなので、余計にそう感じてしまった。
まじで泣いた。アヒル多すぎ
内容はベタな恋愛だけどまじで泣いた。まず、お互い別れてから7年後にあの家で久しぶりに会った時に特別な2人だけど、以前のような特別な2人ではなく、お互いがそれをわかっていたあの空気感が切なくて、最愛の人をやっと目の前にしたノアに婚約したことを告げるアリー。まじで悲しくて、もうあの頃には戻れなくて、泣いた。 そのあと2人でここが例のあの部屋ね、とか言ってニコニコ笑って。次の日ボートで湖に行った時、アヒルが流石に多すぎて突っ込んだwww。嵐になった時にアリーの思い切った一言からまた時が流れ出したかのように、2人が本当の思いをぶつけ合って。泣いたわ。セックスシーン見ながら泣いたの東京喰種以来だな笑。
ロンだって圧倒的いいやつで魅力的で大抵の人はロンを選ぶんだろうけど、でも初恋に勝てないよね。だって初恋ってそれだけで美化されてるんだもん。一生の思い出よ。
ロンがアリーを説得する時に「婚約者に必至に懇願して説得はしたくないんだ」って言ってて、また誰でも(とくに外国人とか)余裕のあるように見せたいよね。カッコ悪いところなんて見せなくないもん、大人だし。だけどノアは違った。ノアはアリーにいつもの喧嘩のような感じで、その延長線で自分の感情剥き出しに思いを伝える。それに答えるようにアリーも自分の感情を体いっぱい使ってノアに伝える。側から見たら幼稚に見えるのかもしれないけど、それが見せられるのは彼らが特別な2人だったからかな。アリーはロンの前ではあんなに感情剥き出しにしてない、子供っぽく泣いたり、怒鳴って手を出したりしてない。ノアだってあの未亡人の女性には違う。だから、あの2人が結ばれたんだよ。正味周りは脇役。絶対勝てないわ。
あと、お母さんがアリーとのドライブで昔の自分と今の娘に置かれた状況を重ねて、泣いて、後悔しない選択をって、、所もまじで泣いた。おかあちゃん、、、あなたがあの土木現場で今はだれかもわからない初恋の男性を見つめる目が忘れられないぜ、、、
おじいちゃんおばあちゃんになってもまた思い出せて、This is us!!!って言って抱き合って、最後はしあわせそうに2人の人生の幕が閉じた。んんんんっ!!!ベタすぎる!!!しかしいいね、最高の恋愛映画だ!!私も心から愛し合って、喧嘩し合って、人生を共にする人に出会えたらいいな。
P.S. ノアの被ってた帽子が時代ファッションなのはわかってるんだけどちょいダサい、、笑笑笑笑
中学の時の某クラスメイトの厨二病を沸とうとさせるwww
【”神の力は科学を越えて二人を永遠に結ぶ。”ここまで、愛する女性への恋心を貫き通せたら、男としては本望であろうな・・、と思った作品。恋愛映画の女王、レイチェル・マクアダムス降誕作でもある。】
ー 第二次世界大戦前、名家の子女アリー(レイチェル・マクアダムス)は、夏の休暇先で地元の青年ノア(ライアン・ゴズリング)と出会う。
ノアは、アリーに一目ぼれ。強引にデートに誘う・・。-
◆感想<Caution! 内容に触れています。>
・若きアリーとノアの出会いから深い恋に落ちていく過程と、施設に入っている、現代のデュークと名乗る男(ジェームズ・ガーナー)が認知症の女性(ジーナ・ローランズ)に物語を読み聞かせるシーンが並行して描かれる。
絶妙な構成である。
・若きアリーを演じた、レイチェル・マクアダムスの弾けるような笑顔と可憐さは、類を見ない素晴らしさである。
今作後、数々の恋愛映画の名作に出演している彼女は、最初から凄かったのである。
ノアを演じたライアン・ゴズリングも身分違いの恋に悩みながらも、一途に彼女を想い、待つ青年を好演している。
・アリーがノアと一夏の恋を追えて、地元に戻った後、ノアからは”何の連絡もなく”彼女は戦後、裕福なロイと出会い、婚約。
が、描かれている通り、ノアは最初の一年、アリーに毎日手紙を書いていたのだ。
・アリーの母が、ノアからの365通の手紙を隠していた理由が分かるシーンも良い。アリーの母も、若き日にノアと同じような恋をしていたのである。
- 娘の為を想い、行った母の行為は責められないであろう。しかも、母はノアからの365通の手紙をキチンと保管していたのである。そして、自立した娘に渡している。-
・ノアは7年振りにアリーと出会い、若き日にアリーと抱き合ったボロ屋を父に買い取って貰い、自身の手で、豪華な建物に改装していた家にアリーを招き、初めて結ばれる。
- 7年待っていてくれた男の、自分を愛する気持ちをアリーが再認識する良いシーンである。ノアの実直だが、誠実な姿勢がアリーの心をロイから取り戻したのであろう。ロイは少し可哀そうだが・・。-
・デュークは認知症の女性の身体を気遣いながら、恋物語を優しく語って上げる。
- 途中で現れる、デュークと名乗る男の子供や孫達。彼らは、女性を優しき瞳で見ているのである。-
<デュークが語る恋物語を聞きながら、認知症の女性が徐々に自分は誰であるかに気付くシーンは素直に感動する。
更に、その後の二人の姿には、もう・・。
ここまで、愛する女性への恋心を貫き通せたら、男としては本望であろうな・・、と思った作品である。>
あらためて恋愛映画が好きになる映画
胃もたれしてしまった。
良かったんだけど上がった期待値を超えなかったかな。ただ合わないだけなら良いんだけど、歳なら悲しい。綺麗すぎる恋愛映画は少し胃もたれ。
最後もちょっとやり過ぎかな。
確かに経済的格差等の垣根を越えて愛を貫く2人の姿には思うところもあった。アリーが婚約者とノアの間に揺れ、ノアを選んでから年月が流れ、アリーが認知症になってからも必死に自分が何者かを伝え続ける姿を見て自分には無理だなと笑
湖のシーンはとても良かった。
音楽も相まってアートのような演出だった。
最初のシーンでお婆ちゃんがアリーだと勘づいてしまったのも悪かったか。知らずに明かされる中盤で気づけばまた変わるのかな。というわけで、
自分はこの世界観にハマりきれませんでした。
映画の内容まとめています、とても良い映画でした(※ほぼネタバレしてます。)
認知症の年配の女性に対して、同じ施設に暮らす年配の男性が本の読み聞かせをするシーンから映画は始まります。
本の内容は、貧しいが自由に生きるノアと裕福で美しいが縛られた人世を送るアリー、2人の恋の物語。
ある日、ノアはアリーに一目惚れし猛アプローチをする。アリーは最初、見境もない行動をするノアを理解できず距離を置こうとするが、徐々にノアの生き方に惹かれていく。
その後、家族ぐるみの付き合いとなり2人の関係も深まっていく。
しかし、アリーの両親はノアが貧しい家の出身だという事を良く思わず、アリーを連れ突如NYへ引越す事となる。身分の違いによって2人の恋は急遽幕を閉じる。
ノアは毎日1年間、365通もの手紙を送るが、返事はこず。2人はそれぞれの道を歩み始める。
ノアはアリーの事が忘れられず、その後もアリーを思い生きていくが、偶然街ですれ違ったアリーは既に新しい恋をしていた。ノアはアリーの事を忘れようと仕事に打ち込み始める。
一方、アリーの新たな恋は順風満帆に進み、恋人からプロポーズを受け、婚約まで至る。ウェディングドレスの試着中、ふと新聞を見たアリーは、ノアの記事を見て失神してしまう。そう、アリーはノアの事をまだ覚えていた。結婚式前アリーはやり残した事をしたいと婚約者に伝えノアに会いに行く。そして遂にノアとアリーは数年越しに再会し、今でも2人が愛し続けていた事に気づく。
2人は2日間愛し続けるが、その街にアリーの母親と婚約者が迎えに来る。母は娘に判断を間違えないよう伝え、過去にノアがアリーへ送っていた手紙を渡す。
~ここのシーンでの母親の心理はとても複雑で、娘の気持ちに寄り添い、誠実さを感じました。~
しかし、結局アリーはノアではなく婚約者を選び、物語はめでたしめでたし。
再び時は現在に戻り、認知症の女性は読み手の男性に伝える。「誰がめでたしなの?…これは私達の物語だわ」と。
アリーの記憶が一時的に蘇り、2人は再び強く抱き締め合う。ここで、実際には物語の内容とは異なり、アリーは婚約者ではなくノアと結婚していたことがわかる。
~このシーンはこれまで見てきた映画の中でもとても感動的なシーンでした。ノアがアリーに思い出してもらう為にわざと物語を変えたのか?それともアリーが執筆中に認知症となり、結末だけを意識的に変えたのか?色々な憶測ができとても良いシーンです。~
数分後、アリーの記憶は再びなくなり発狂します。ノアはその後、心肺停止となり生死を彷徨います。容態が安定した夜、ノアは施設内のアリーが眠る部屋へ向かいます。ノアがアリーを起こすとアリーの記憶は戻っていました。二人は手をとりあい、再度お互いの愛を確認し、覚める事のない眠りにつきます。
老いてもなお、か、
愛こそ全て‼️❓なんだろうね❓‼️
きみに読む物語
タイトル回収に鳥肌が止まりませんでした
語りと同時進行に進むこの映画は、ラストに語りと過去の映像の切り替わりがいいタイミングで泣かせに来てます、ずるいです。
ただ、主人公のノア視点で感情移入して見てみると、どうも辛く寂しく、いくら最後結ばれたとしても素直に心から喜べませんでした。でもきっとノアはそれでも嬉しく、最後の最後まで彼女を愛し続け、幸せとなりました。うーんノアの愛の深さは素晴らしい、こんな一途な男性になりたいと思いました。
純愛
泣いた
一目惚れからはじまる恋。
その愛は永遠に続く。
しかし、どこか寂しくもある描き方。
純愛物語だが、現実を突きつけられ常に切ない気持ちで観ていた。
ダンスし、幸せを感じているところで突然自分を忘れてしまった愛する人。
激しく拒絶される。
何とかしようとなだめ、抱きしめようとするが、拒絶。
興奮し、激情する愛する人の姿を見て涙する主人公。
切なすぎて涙なしには観れなかった。
ラスト。
主人公と愛する人は幸せだったのか。
私は最高に幸せだっただろうと思う。
愛することとは何か忘れてしまいかけてる人にぜひ観てもらいたい。
パートナーをより大切に、幸せにしたいと思わせてくれる作品であった。
恋愛ドラマのテンプレ?
少し前の高齢者たちの気概
私は、「タイタニック」と同じく、安定=お金を選ぶか、愛を選ぶかという究極の選択をした女性の物語だと思う。
監督の実の母であるジーナ・ローランズが主役みたいなもの。
見る人を選ぶ作品だと思う。意見は分かれるだろう。人類が全員お金や名誉ではなく「愛」で人生の選択をできるなら世の中から不幸はかなり減るかもしれない。
痴呆症の問題、介護施設のことがベースにあり、第二次世界大戦を挟んだ前後二つの時代、さらにその50年後の三つの時代が描かれる。
全く大作ぽくないはないが、6、70年間を描いているという点で大作である。
全230件中、41~60件目を表示