きみに読む物語のレビュー・感想・評価
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アリー・ノア視点から見れば美談。捨てられたサラ・ロンの視点からは...
アリー・ノア視点から見れば美談。捨てられたサラ・ロンの視点からは醜聞。
手放しで2人を祝福できないが、死ぬまで愛を貫く姿勢には賛同する。
なにはともあれ、撮影当時25歳であるヒロイン役のレイチェル・マクアダムスの魅力が飛び抜けている映画である。
なお、ニコラス・スパークスは『The Notebook(1996)』から『Dreamland(2022) 』までの23作の小説のうち11作が映画化され、The Notebookには続編(アリー・ノアの娘ジェーンにfocus)の『The Wedding (2003):翻訳本無』がある。実生活においては24歳で結婚するが50歳で離婚している・・・。
ノートがすべて
原題が「The Notebook」の通り、ノートがすべての映画。
切ない理由が認知症の老人であるからこそ、ベタ恋愛映画とはちょっと違うのかも。
でも意外だったのはアリーの笑い声。あの声だからシリアスになりすぎずにいいのかもしれない。「ギャッハッハ!」
純愛!?が、しかし
貫く純愛素晴らしいです。
がしかし、この映画で描くのは、綺麗な愛ではない。
あまりにも、犠牲も多かった。
綺麗に終わった、エンディング。
がしかし、この2人に裏切られた、人たちの人生のほうが、気になってしまった。
多分それば、自分が表ではなく、裏の人生を送ってきたからかもしれない。
でも、そっち側の視点もあるのよと言いたい。
めっちゃ泣いた。
「真実の愛」を実感していたニュートラルな状態に戻れた私が奇跡的で嬉しい。
限られた時間の中で、家族や目の前にいる人に沢山の愛と感謝を伝えたい、と思った。
宗教から脱会した後、どう振る舞っていいか分からなくて、いつも人の真似ばかりしていた。何が普通かも分からなくなってしまったから、みんなと同じことをするようにしていた。だけど、長年探していた答えがようやく見つかったから、ここで終わり。自分と向き合い、目の前の相手と向き合う。気づいてなかったけど、人にアドバイス求めてばっかで、自分で考えることを放棄してた。それに、責任も放棄してた。だけど、それじゃ自我がなさすぎて、最終的には幸せじゃない。だったら、自分の頭で考えて、未知の世界を歩んでみよう。決断を人に任せてばっかりだったら、一生成長しない。だから、自分の人生は自分が思うように決定していく。「真実はいつも一つ。」
自分というものが少しわかった。自分らしく生きよう。それが幸せ。
そして、やっと愛を教えられる。余裕ができた。生き方に正しいとかはないけど、わたしの生き方は間違ってなかった。って思える。なぜなら、最愛の人に出会えたから。
晩年のシーンの方がじんわりときて良かった。 一生同じ人を想い続けて...
晩年のシーンの方がじんわりときて良かった。
一生同じ人を想い続けて、たとえ自分のことを忘れたとしても愛する人のために物語を語り続けてずっと側にいたいという純愛は素敵でした。
おじいちゃん、おばあちゃんになっても手をつなぎ合って想い合えるって素敵ですね。
悲しくも温かい!言葉の美しさに心温まる純愛ストーリー
レイチェル・マクアダムスが演じるアリーと、ライアン・ゴスリングが演じるノア。
アルツハイマーを患った老女に、老男がひとつの’物語’を聞かせます。
物語に描かれている、アリーとノアの純愛ストーリー。
全編とおして散りばめられた「ノアのまっすぐで情熱的な愛情表現」も見どころです。
自分の感情よりも○○しなければならないが先行されてしまう状況の中で、
本当はどうしたい?という気持ちを強く抱くシーンが印象的でした。
"What do you want ?"
純粋な気持ちと現実とのギャップの中でどんな生き方をするか、言葉の美しさに心の温まるお話です!
悲しくも温かい映画です!
ピアノの主題曲も良かったが、ショパンのプレリュード第4番をもう少し聞きたかった。
綺麗な映画だと思う。あまり多くを語らない方が良いと思う。
ショパンのプレリュード第4番をもう少し聞きたかった。
評価は満点で良いのだが、折角の綺麗な映像をCGで駄目にしていると感じた。
まじで泣いた。アヒル多すぎ
内容はベタな恋愛だけどまじで泣いた。まず、お互い別れてから7年後にあの家で久しぶりに会った時に特別な2人だけど、以前のような特別な2人ではなく、お互いがそれをわかっていたあの空気感が切なくて、最愛の人をやっと目の前にしたノアに婚約したことを告げるアリー。まじで悲しくて、もうあの頃には戻れなくて、泣いた。 そのあと2人でここが例のあの部屋ね、とか言ってニコニコ笑って。次の日ボートで湖に行った時、アヒルが流石に多すぎて突っ込んだwww。嵐になった時にアリーの思い切った一言からまた時が流れ出したかのように、2人が本当の思いをぶつけ合って。泣いたわ。セックスシーン見ながら泣いたの東京喰種以来だな笑。
ロンだって圧倒的いいやつで魅力的で大抵の人はロンを選ぶんだろうけど、でも初恋に勝てないよね。だって初恋ってそれだけで美化されてるんだもん。一生の思い出よ。
ロンがアリーを説得する時に「婚約者に必至に懇願して説得はしたくないんだ」って言ってて、また誰でも(とくに外国人とか)余裕のあるように見せたいよね。カッコ悪いところなんて見せなくないもん、大人だし。だけどノアは違った。ノアはアリーにいつもの喧嘩のような感じで、その延長線で自分の感情剥き出しに思いを伝える。それに答えるようにアリーも自分の感情を体いっぱい使ってノアに伝える。側から見たら幼稚に見えるのかもしれないけど、それが見せられるのは彼らが特別な2人だったからかな。アリーはロンの前ではあんなに感情剥き出しにしてない、子供っぽく泣いたり、怒鳴って手を出したりしてない。ノアだってあの未亡人の女性には違う。だから、あの2人が結ばれたんだよ。正味周りは脇役。絶対勝てないわ。
あと、お母さんがアリーとのドライブで昔の自分と今の娘に置かれた状況を重ねて、泣いて、後悔しない選択をって、、所もまじで泣いた。おかあちゃん、、、あなたがあの土木現場で今はだれかもわからない初恋の男性を見つめる目が忘れられないぜ、、、
おじいちゃんおばあちゃんになってもまた思い出せて、This is us!!!って言って抱き合って、最後はしあわせそうに2人の人生の幕が閉じた。んんんんっ!!!ベタすぎる!!!しかしいいね、最高の恋愛映画だ!!私も心から愛し合って、喧嘩し合って、人生を共にする人に出会えたらいいな。
P.S. ノアの被ってた帽子が時代ファッションなのはわかってるんだけどちょいダサい、、笑笑笑笑
中学の時の某クラスメイトの厨二病を沸とうとさせるwww
【”神の力は科学を越えて二人を永遠に結ぶ。”ここまで、愛する女性への恋心を貫き通せたら、男としては本望であろうな・・、と思った作品。恋愛映画の女王、レイチェル・マクアダムス降誕作でもある。】
ー 第二次世界大戦前、名家の子女アリー(レイチェル・マクアダムス)は、夏の休暇先で地元の青年ノア(ライアン・ゴズリング)と出会う。
ノアは、アリーに一目ぼれ。強引にデートに誘う・・。-
◆感想<Caution! 内容に触れています。>
・若きアリーとノアの出会いから深い恋に落ちていく過程と、施設に入っている、現代のデュークと名乗る男(ジェームズ・ガーナー)が認知症の女性(ジーナ・ローランズ)に物語を読み聞かせるシーンが並行して描かれる。
絶妙な構成である。
・若きアリーを演じた、レイチェル・マクアダムスの弾けるような笑顔と可憐さは、類を見ない素晴らしさである。
今作後、数々の恋愛映画の名作に出演している彼女は、最初から凄かったのである。
ノアを演じたライアン・ゴズリングも身分違いの恋に悩みながらも、一途に彼女を想い、待つ青年を好演している。
・アリーがノアと一夏の恋を追えて、地元に戻った後、ノアからは”何の連絡もなく”彼女は戦後、裕福なロイと出会い、婚約。
が、描かれている通り、ノアは最初の一年、アリーに毎日手紙を書いていたのだ。
・アリーの母が、ノアからの365通の手紙を隠していた理由が分かるシーンも良い。アリーの母も、若き日にノアと同じような恋をしていたのである。
- 娘の為を想い、行った母の行為は責められないであろう。しかも、母はノアからの365通の手紙をキチンと保管していたのである。そして、自立した娘に渡している。-
・ノアは7年振りにアリーと出会い、若き日にアリーと抱き合ったボロ屋を父に買い取って貰い、自身の手で、豪華な建物に改装していた家にアリーを招き、初めて結ばれる。
- 7年待っていてくれた男の、自分を愛する気持ちをアリーが再認識する良いシーンである。ノアの実直だが、誠実な姿勢がアリーの心をロイから取り戻したのであろう。ロイは少し可哀そうだが・・。-
・デュークは認知症の女性の身体を気遣いながら、恋物語を優しく語って上げる。
- 途中で現れる、デュークと名乗る男の子供や孫達。彼らは、女性を優しき瞳で見ているのである。-
<デュークが語る恋物語を聞きながら、認知症の女性が徐々に自分は誰であるかに気付くシーンは素直に感動する。
更に、その後の二人の姿には、もう・・。
ここまで、愛する女性への恋心を貫き通せたら、男としては本望であろうな・・、と思った作品である。>
老いてもなお、か、
レイチェルの恋愛ものは好きだけど、たいてい最初に会った男性とくっついて、それからの下着や裸になる展開も早い(笑)
ストーリーはもちろん作品ごとに違うし、レイチェルのかわいさはいつも健在。
手紙を隠してる母親は、ひどい。
あれはひどい。
この作品も、回想のような、せつない設定ではあったけど、結局結ばれる「純愛」を描くなら婚約者のくだりはなくてもよかったかなあ、と。
愛こそ全て‼️❓なんだろうね❓‼️
愛が有れば、道徳や倫理や金もクソ喰らえなんでしょうね。
そんな人生が、心の底から羨ましい。
でも、道徳や倫理は大事です。
恋愛で無くても、何かを愛すること、損得抜きで、素晴らしい。
関係ないけど、大谷翔平を見てて、そう思います。
ここで描かれる愛は、素晴らしいけど、美しくは無い、誰かを犠牲にしてるから。
でもね、そんな人生が羨ましい、限りなく。
人間だから、そう、みんな人間だから。
それが人生なんですね、良くわかりました。
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