嫌われ松子の一生のレビュー・感想・評価
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どうしてこうなったの転落人生ストーリー。ポップに描いているがけっこ...
どうしてこうなったの転落人生ストーリー。ポップに描いているがけっこうハードな内容。友達の沢村めぐみの存在がすごい良かった。
アインシュタインのことば「人の価値とは、その人が得たものではなく、その人が与えたものではかられるのです。」にも通じる。
刑務所の歌カッコイイ、サントラ盤も良い。
嫌われ松子の一生
人生のイタズラがすべて悪い方向にしかいかなかった人の物語。スケール...
気軽に「これがマイベスト映画です!」と言えないのが、さらにこの映画らしいというか。。。
ツラすぎる
他人依存症
好き嫌いは別れるが、これぞ作家性!
作家性のある映画は、熱狂的ファンも生みますが
とことん嫌われる一面もあると思います。
今の映画界では、珍しくそれを持った中島監督は
あの大林宣彦大先生の後を継げる唯一の存在だと思います。
CM制作出身者っていうのは、
制約の中でクリエイティブをしてるから
やっぱり強いんですね。大林監督も中島監督も。
どの作品も拝見していますが、
一番印象に残っているのがこの作品です。
中谷さんの日記的な書物も読みましたが
本当にひどい現場で、ひどい監督。
だからこそ、こんなに悲惨なのに笑える映画が
産まれたのだと納得。
救いのない、中身もない作品が多い中
この作品の悲壮さの先には希望がありました。
そして、彼女の原点が教師であったという経歴が
あんな形で帰結するとは思っても見ませんでした。
出演陣も豪華。いずれも凄いです。必見。
中谷美紀の本領発揮
良かった
日本映画の新たなる金字塔
父親からの愛を受けたい為の努力。
唄を歌っていればみんなが振り向いてくれる。
ひとりぼっちにはなりたくない、家庭の温もりが欲しい。
そんな松子の想いとは裏腹に神様は彼女に人生の試練を与え、‘自分の為に生きる’事より“人の為に役立つ”事に気付いた時に、それまで必死になって靴を鳴らそうとしても鳴らなかった、届かなかった[荒川=筑後川]へもやっと帰る事が出来た。
それはまるで《虹に乗った》【ドロシー】の様に。
一見やり過ぎな所も見受けられる映像の数々、出演者達にも力量不足と思える人もいる。しかしながら当時の時代背景を巧みに取り入れ、独特なセンスとノリの画面の連続にはついつい嵌ってしまう事でしょう。
これは平成の『西鶴一代女』と言っても過言ではないと思います。
「ただいま」
そして…。
「お帰りなさい」
素晴らしい日本映画の名作の誕生に拍手を贈りたいと思います。
(2006年5月27日TOHOシネマズ錦糸町No.6スクリーン)
『嫌われ松子の一生』
松子✨
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