白い肌の異常な夜のレビュー・感想・評価
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イーストウッドとシーゲルが自らのイメージを覆そうと試みた野心作
ソフィア・コッポラ監督作『ビガイルド』と同じ原作小説をベースにした異色スリラーである。長らく男性映画のシンボル的なイメージが刻まれてきたイーストウッドとドン・シーゲル監督は、この題材が自分たちの表現の枠を広げてくれると確信した。スタジオ側が「もう一つのマカロニ・ウェスタン」的な売り方をしたため興収的には振るわなかったと聞くが、彼らにとってはキャリアを賭けた挑戦作。悔いは無く、シーゲル監督も自身のお気に入りの一つに掲げていたと言われる。
ソフィアが女性目線で原作を紐解いたのに対し、シーゲルは男性目線が際立つ。女性の様々な感情を濃厚なまでに抽出した描き方にも、やや過剰で狂気じみた側面が目立つ(現代の目線からすると批判を食らうかもしれない)。だが、スリラーとしてみると大変スリリングで面白く、最初は女性たちを手玉に取っていたはずが、どんどん最悪の方へ転げ落ちていくイーストウッドの表情も見ものだ。
トラウマ映画の代表らしいです
そんなジャンル誰が言い始めたんですかね?
大したトラウマじゃないし、レビューでいうほどの女性の恐ろしさも感じません。
着眼点と題材はいいのにスリラーもサスペンスも感じません。
シーゲル選手にしては演出不足です。
女はげに恐ろしい
ドン・シーゲル監督、クリント・イーストウッド主演ときたら派手なアクション映画と思いこんで観るとちいと痛い
お話は邦題の通り
前半はちいと退屈だが、後半に入るとグイグイこの二人が牽引し始める
観終わってみると、結構なかなか!となる
クリント・イーストウッドの演技開眼の作品ではないでしょうか?
ドン・シーゲル監督、クリント・イーストウッド主演の黄金コンビの次回作はいよいよダーティハリーとなります
本作は1971年3月公開
ダーティハリーは同年12月公開です
12歳のエイミーが「キノコ狩り」で北軍の落武者を助ける所から始まる
彼が12歳の少女にキスする所からこれは異常と警報が鳴り出す
オチもまたエイミーの「キノコ」
女だらけの職場に男が一人配属されると怖い目に合うという良く聞くお話
心してかからないとこうなる
映画だけのお話ではありません(キッパリ)
決して自分の身に起こったことではありません
絶対に手を出してはなりません
身の破滅です
イーストウッドがイケメンの頃の作品✨
最初に見たのは40年以上も前です。
中学生だった私は既にイーストウッドのファンでしたが、家族と一緒に自宅のテレビで見たので、気まずい思いをしたのを覚えています。でも不思議な音楽と残酷な映像が印象深い作品でした。
エドウィナを演じた女性は、今見ても個性的なお顔です。女性陣は皆イーストウッド演じる「マクビーさん」に色仕掛けをし、一番年少の女の子も「マクビーさん」に淡い想いを抱いて・・・だからこそのしっぺ返しが怖かった。決してペットの亀を邪険にした恨みだけではありません。
近年「ビガイルド」も見ましたが、戦時中なのにドレスがあまりにも汚れひとつなくて白けましたし、ニコール・キッドマン、コリン・ファレルも魅力不足。
オリジナル作品には到底及びませんでしたね。
未だにラストシーンの鳥の鳴き声、イーストウッドのか細い歌声が耳に残っています・・・
"playboy"
ハーレム状態のイーストウッドが少女から熟女と幅広く女性たちを魅了しながらも、欲情した女性陣から手痛いシッペ返しを受ける。
同じ男としてイーストウッドの行動に理解を示しつつ、羨ましくもあり、結末を踏まえると最悪でもあり、女遊びに御用心。
"マカロニウェスタン"な“ダーティハリー"のイメージが強いイーストウッドの意外な姿を垣間見れる、性格俳優としての一面が。
心の声が頻繁に、多少の古臭く思える演出に気が散ったり、女心を弄んだ成れの果て、イーストウッドも完敗。
イーストウッド変態度全開。 冒頭からいたいけな少女に・・なんてこと...
イーストウッド変態度全開。
冒頭からいたいけな少女に・・なんてことを!
南北戦争の負傷兵イーストウッドはその少女に救われ神学女学校へ。初めは警戒する女性たち、だが各々が女の性に目覚め始める。熟女校長、女教師、女学生、さあどうするイーストウッド。羨ましい〜(笑)
ところが物語はいきなりエロからグロへ。これがまた「ミザリー」が真似たってくらいのなかなかなもの。最後は恐怖映画として締めくくり。
結論、いや〜女は怖い。ラストのなんだか楽しげに◯◯を運ぶ姿が印象的。
いや〜面白かった。
幼女から淑女まで守備範囲広い。
閉鎖空間だからすごい極端に見えるけど非常にわかりやすく女たらしの理屈を見た気がする。
クリントイーストウッドじゃなきゃ成立しなそう。でも髪型ダサいせいかそんなにかっこいいのか疑問。
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