ハウルの動く城のレビュー・感想・評価
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ジブリの一つの終焉
18歳の少女ソフィーは帽子屋の長女として質素に暮らしていたがある日街中で超絶イケメンと出会い、心ときめいたのも束の間、12年前の作品にして女優デビューしていたマツコデラックスに襲われ、90歳の老婆に変えられてしまう。その魔法を解く旅に出かけた矢先で出会ったのはあの時のイケメン。
週二くらいのペースで髪型が変わる気分屋にして大魔法使いハウルとその弟子と火とともに奇妙な共同生活を送ることになるマジカルファンタジーラブロマンスファミリーアドベンチャーアクションムービー。
2時間の作品の中で7回くらい泣ける。
最初のやあごめんごめん探したよ辺りでなんか知らんが泣けるつまりはハウルがイケメン過ぎるキムタクってやっぱすげえって思う笑。ソフィー演じる倍賞千恵子も信じられないくらい合うホントにおば様なんだろうかってくらい声若いし、老人の時はホントに老人笑。
ジブリのファンタジー感色が全面に出ていてすごくワクワクする雰囲気になっている上にソフィーとハウルの関係が素敵過ぎるラブロマンス的要素もすごく良い。
キャラクターの可愛さも際立つ。老ソフィーやら荒地のおばあちゃんやら老人がここまで愛らしい作品はそうはないだろう笑。
個人的ジブリ(現行)最後の傑作。
ポニョも生きねばも決して嫌いではないがこのころほどのワクワク感はない。
ジブリのファンタジーの世界の復活をひたすらに願う。
難しいけど素敵!
観るたびに難しい話だな…と思います。
この映画を初めて観たのは私が幼少期の頃で、その時はただただ不思議な世界観に目をキラキラさせていたと思います。大人に近づいた今、久々に観ると、よくわからないと疑問に思う場面がいくつかありました。(純粋だったあの頃よ…泣)
でも、綺麗な映像や世界観に合っている音楽、最後はハッピーエンドなところなどが全体を調和させていて、ところどころにわからない部分があったとしても「なんだか素敵だった」と思える映画なんじゃないかなと思います。
なんと言ってもハウルですね!
私も一応年頃の女の子、ということでハウルにキュンキュンさせられました。笑
キムタクの声はベストマッチですね〜!
マルクル…!神木くんが!幼い!!←
神木くんは何歳になってもいい声ですね(*´`*)
映画の細かい設定が原作(小説)の描写にあるそうなので、それを読んでからまたもう一度映画を観ようと思います。
心が洗われる映画
昔1度観た事があると思うのですが全く内容を覚えておらず、地上波であっていたので久しぶりに観賞。
観終わった後に、心が凄く洗われた気持ちになりました。
映像が綺麗で鮮やか、素晴らしい魔法の世界観。
子供の頃に戻ったような純粋な気持ちになって観賞する事ができました!
まるで千と千尋の神隠しを連想させるようなハウルの動く城の世界観、素敵です。
ジブリ作品の中で一番好き。
ハウルLOVEです♡
マルクルめっちゃかわいい!!
カルシファーも好きー!!(≧▽≦)♡
基本的に私、魔法系のお話し大好きなんです。ソフィーみたいな女性になりたいな。
度胸があって、行動的で、優しくて、
頭もよくて、でも気取らない…
小さい子ども向けではないファンタジー
ジブリ作品。
お城の中も外も奇奇怪怪で面白いです。
そしてイケメンハウル。キムタクの声がすごく合っています。
ソフィーの声は始終違和感があり気になってしまいました。
お話としては、ただの魔法ファンタジーだけで終わるのではなく、ソフィーの自己否定的な気持ちと外見が関係しているのが深いなぁと思いました。
色々説明が省かれているようで、1度では分からないことも多いですが、テレビ放送等見て、「だからか」と思う事も増えました。
それから、いつ見てもカルシファーとマルクルが可愛い☆
独特な世界観
ジブリ映画の中でもかなり独特で不思議な世界観だと思います。個人的にはファンタジーすぎてついていけないようなシーンもありました。ファンタジーが好きな人は楽しめると思います。
ハウルの声優をしたキムタクはほんとハマリ役ですね!あとは画が綺麗で曲も良かったです。
見れば見るほど深い
心を無くしたハウルと
心を取り戻したハウルの声色の違いに
木村拓哉の声優としての素質を感じる。
「やぁごめんごめん、探したよ」
冒頭の何気無い一言と
終盤のソフィーの
「未来で待ってて!」
ソフィーをお城にすんなりと招き入れたカルスファーにも
寝ている間に元の姿に戻っていたソフィーに
まったく驚かなかったハウルにも
すべてに納得が行く
本当にずっとソフィーを探してたんだよね、ハウル。
恋するソフィーばあちゃんの強さ、見習いたい。
見るたびに変わる面白さ。
久しぶりに見ました。
ジブリは見るたびに印象や、受け取り方が変わるなあと思います。
映像や音楽がとにかく素晴らしかったです。
吹き替えもよかったと思います。キムタクのハウルとにかくかっこいい!!
キャラクターが個性豊かで愛着が湧いてきます。
原作を読んだことがないので、その辺りは言及はできないのですが原作とはまた違う面白さがあると思います。
絶対に一度は見て欲しい映画です。オススメです!
なかなかの作品
宮崎作品を見ていつも思うのです。
脚本が甘いと。
宮崎監督の話はいつも脚本が書ききれてなくて、書ききれてないところを演出力で補っていると。
脚本がいいのはトトロくらいじゃないでしょうか。
この作品からもやはりそういう印象を受けました。
映画を見て、ずいぶんったってから原作も読みました。
どうしても
星
が良くわからなかったので。
映画の中でとても意味ありげに見えました。
原作でも、そこんところがあまり伝わってこず、残念でした。
星の部分に関してはきっと説明してはいけない部分なのでしょう。
ちなみに原作は全然違う話です。
この映画は半分くらい、宮崎監督のオリジナルですね。
老巨匠がくりひろげた妄想と格闘
あるひとは、これをソフィーばあちゃんの夢なのだと表現した。
またある人は、ハウルという魔法使いが本当は年寄りなのだというふうに表現した。
おそらくどちらも正解なのだろう。
60を超えた宮崎駿がこの作品とどういう風に向き合ったのか。
自分がちゃんちゃんこを着る年齢にいたるとは誰だって思わない。
けれどもそれが実際に目の前に起こると本当に恐ろしいことなのだ。
これは宮崎駿の覚悟の映画でもある。
老人になってゆく自分を叱咤するための作品という意味だ。
誰だっていつまでも若いと思っていたい。
しかし、年だけはとってゆく。肉体の限界も近づいてくる。
おそらくハウルもソフィーも宮崎駿自身だ。
どうにもならない宮崎駿が作り出した自分自身と自分がこうありたいと思っていた幻想がここにはある。
そしてこうありたいと願った自分が本当に戻りたい場所は、あのハイジに出てきたアルムの山だった。
それは自分たちが青春をかけて作ったあのハイジという作品そのものだったろう。
なんだかそんなことを考えていたらとても悲しくなってきた。
この作品はとても楽しい。
それは実はとても悲しいことに裏打ちされた作品だったのではないだろうか。
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