男たちの大和 YAMATOのレビュー・感想・評価
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総合コメディ映画です
久石譲のザ・ロックを盗作したような曲が終始流れてる時点でコメディですね どんな迫真の演技であろうと上官が一茂の時点でコメディです あの出来損ないのセット感まるだしの原寸大ハリボテもうん億円もしたと聞いた時は 耳を疑ったけども施工業者にぼったくらた行為がコメディだと考えると合点がいく
まともな評論がされてない映画
当サイトの評論(公式見解かどうかは知らないけど)においても「表面的に反戦を唱えながら、結果的にナショナリズムを強化する高度なプロパガンダ映画だといえよう」とまで言われてしまう。当時の価値観を現在の価値観で裁くことの意味を改めて考えさせられた。私としては映画的な面白さはさておき、戦場の実相を精緻に描いた意味を大いに評価している。
無駄な大和特攻進撃を美化してみても
海軍兵の恋人の蒼井優の笑顔が可愛くて許すとしても、お涙期待でか安易に母や妻子供を持ち出してくるウエットなストーリー展開に嫌悪感を覚えた。 一億総特攻のさきがけと言われて納得してしまう艦長は史実として仕方がないとして、護衛機ゼロのこの特攻出撃に映画で描かれていた様に多くの人間が納得していたとは到底思えない。闘いに勇敢に臨んだ彼らの死が、今の日本を支えてるというのはあまりに綺麗事。どう考えても、意味の無い闘いであり無駄な死であると思われる。 この戦略も意義もない特攻を多分保身のために決めた海軍上層部責任者は戦争犯罪人そのものに思える。せっかくこの戦いを映画にするのなら、細部まで史実に忠実なものにして欲しかった。そのことにより、何が悪かったのか、納得無しで死戦に向かう悲劇がより明確になったのではないかと思う。 戦艦大和そのものは子供の頃からカッコイイと思ってきた。その主砲等が動く図は興奮も覚える。ただ、綺麗すぎてまるで模型の様で、リアリティは今ひとつ。ただ、攻撃されてあっけなく兵士が体をもぎ取られ出血して次々と死んでいく映像は、それなりに迫力があった。所詮それだけの映画に思えてしまった。そもそも制作のあたって、史実から離れ、SF仕様とかで、戦艦大和を戦わせれば、良かったのでは無いかと思ってしまった。
渡哲也さんを偲んで 松
原作未読 2005年の大ヒット作品でその年の邦画興行収入1位 今年の8月に亡くなった渡哲也さんの遺作 角川映画 監督は『新幹線大爆破』『柳生一族の陰謀』『野性の証明』『君よ憤怒の河を渉れ』など数々の名作を世に残し昨年亡くなった佐藤純彌氏 音楽担当はジブリや北野映画でもお馴染みの映画音楽の巨匠久石譲 公開されて15年もたつが亡くなった渡哲也さんの遺作ということもあり今回初めて観た 当時の自分としてはテーマが重すぎて敬遠したのかもしれない そのまま疎遠になってしまった 戦争映画が嫌いなわけでもないし船が沈む話が嫌いなわけでない 日本が負ける姿を見たくないというわけでもない この作品を観もせずに抗議した愚かな人たちにげんなりとしてしまった影響も少しはあったかもしれない 今まで観なかった理由は自分でも本当のところよくわからない 軍国主義のノリが嫌いなのは事実だ 理不尽な暴力は嫌い 自分は反日かパヨクかといえばそうではない 愛国心があるかどうかは自信がないが他の国に住めるような人間ではないし日本に愛着があるのは間違いない 自分こそ愛国心があると自称し保守層に猛アピールする国会議員は信用できない そもそもあの時代の日本の軍国主義は保守ではなく左翼だと思っている 大東亜共栄圏もアジア共同体思想もよく似ている 保守なら侵略戦争なんて始めない ネトウヨだって韓国と断交しろと主張しているじゃないか 学生運動でも左翼は理不尽な暴力をしている この二つの世代の多くは輝いていた青春時代を美化しているきらいがある 親子だということも珍しくはない 呪われた血筋である 兵隊さんたちに共感なんてできるわけがない けれども今の時代の感覚で当時の人々を断罪しても全く意味がないし馬鹿げている だがフランクリン・ルーズベルトだけは1000年経っても絶対に許すわけにはいかない 開戦派なわけがないが戦争の悲惨さとか戦争反対とかもはや陳腐な気がする 感覚としては戦国時代や戊辰戦争に近いものになってしまった 歴史学者の皆さんに任せとけばいい デモ行進を見下し苦笑いする自分がいる 逆風の環境に人間はいかに生きて死んだのかというヒューマンドラマと受け止める 主人公は誰だろう 群像劇か 改めて仲代達矢さんの長生きぶりに驚かされる 一緒の撮影はなかったが『宮本から君へ』で共演した蒼井優と池松壮亮がこの作品にも出演している 15年前なので池松くんはまだ子供でかわいい 蒼井とは5歳も違うとは『宮本から君へ』では全く感じなかった 大和沈没まで戦闘シーンは流石の迫力が有り興奮した 歴史ものの創作物となると史実と違うというツッコミは毎度のことだが作品を評価するうえでそれは全く重要ではない 歴史検証番組じゃないんだから それによって面白いかどうかである 朝日新聞の報道がそれではいけないがフィクションだということを忘れてはいけない 一茂が演じた臼淵磐の名言「敗れて目覚める」のあの全文ですら後の作家による創作だという 僕は映画の嘘は原則的に受け入れたい 反町獅童京香の芝居は全く気にならなかった 一茂さえ気にならなかった CGも特に悪いとは感じなかった 久石譲のBGMにケチをつける感覚が理解できない それら全て些細なことである 瑣末なことが気になると全体が見えなくなってしまうのは避けたいものだ
戦艦大和の美談
※原作小説未読 「戦争の悲惨さを知り、二度と同じ過ち繰り返さないようにしよう」とか「軍国主義の被害者である兵士一人一人にスポットを当てたい」とか、そういう意図なのかと思うが、その割には思いの外に戦争描写が綺麗だし兵士それぞれのストーリーが弱く感情移入するには至らなかった。 大和に込めた浪漫とか希望とか夢が、儚くも崩れ去っていったのは「美しい思い出」のような描かれ方と感じた。 日本の「生まれ変わり」を信じ己を犠牲にして散っていった若い兵士たちが、今の日本を見てどう思うだろう…。 小説の場合であれば読者の想像力で盛り上がる部分も、映画(映像)になるとその仕上がり次第で作品の印象を大きく左右することがあって、この作品ももしやその類ではなかろうかと思えてならないので原作読んでみようかな。
大和の水上特攻の悲惨さに 胸が締めつけられる!
死ぬことがわかっていて、 船に乗り、戦地に行く気持ちは、 いかほどのものか! 戦争へ赴く息子や夫との 別れのシーンなど、涙が止まらない。 この手の映画を見ると、 いつも思うのだが、 なぜ、こんなにも人の命を 軽視できたのだろう? 当時の日本軍に、嫌悪感を覚える。
世界最強の軍艦大和。
あまり戦争映画は観ないのですがこの映画は考えさせられた映画です。 当時、日本は戦争に負けることは想定してなくて空では零戦 海ではこの軍艦大和だった。 国の指令を受けながら戦っていくが一時、家に戻って家族に会える。そこで母親に必ず帰って来て欲しいと泣かれる。生きて帰りたくても口にすることもできずに。 海軍と家族の気持ちの描写に心打たれます。 永遠の0でも描かれていますが必ず生きて帰ること。命を大切にすること。 戦死した人は英雄。生き残った人は石を投げられる。当時の日本は自由もなく生きることもままならなかった。 世界最強の軍艦大和。終戦の4ヶ月前に沈没。 とても感動しました。
戦争映画は好きだ、だが。
昔の映画と違って配役がしょぼい。ので、なんとも見劣りする映画。 「連合艦隊」みたいな豪華さはみじんもない。なんで反町。うわぁよりによって獅童かよ…。という観る気が途中で失せる俳優陣。あらすじ以前の問題。
愛する人を守りたい男がいた。思いをよせる男に死んでほしくないとすがる女がいた。そして不沈艦の映画を観て泣き崩れるkossyがいた。
こんな不謹慎な記事を書くkossyに不信感を抱く読者も・・・ 「北緯三十度四三分、東経一二八度四分へ行きたいのです」と船頭を探す内田真貴子。偶然彼女を乗せた漁師神尾は、彼女が内田二等兵の娘であると気づく。こうして映画『男たちの大和』は『タイタニック』のような構成で展開する。登場人物がかなり多いが、中心となるのは海軍特別年少兵・神尾(松山ケンイチ)の視点。海軍に憧れ、純粋に日本を守りたい一心で15歳の若さで志願するのだった・・・ この映画は不思議なことに右からも左からも色々とケチをつけられ、賛否両論になりそうな予感もする。また、アジア諸国からは「軍国主義復活」だとか「戦争美化」「日本人だけが被害者」「侵略の事実を隠蔽」などといった非難を浴びる可能性だってあるのです。だけど、この映画のとらえ方は人それぞれ。一貫して訴えているのは「戦争の悲惨さ」であることは疑いの余地もないのですが、「日本を守って死んでいった人たちを・・・」というエンドロール後のテロップに違和感が残ります。 佐藤純彌監督作品を劇場で初めて観たのは『人間の証明』。『新幹線大爆破』や『野性の証明』は大好きです。アドレナリンを大量放出させるような、ある種のハチャメチャぶりが非常に面白い。そのハチャメチャさが極度に現れ、大駄作になってしまったのが『北京原人 Who are you?』だ。北京原人で監督生命を絶たれたかと危惧されたが、旧友角川春樹に誘われて再起をかけたのだろうと想像できます。監督デビュー作が『陸軍残酷物語』で軍部批判の色が濃いものだったらしいし(未見)、『野性の証明』では自衛隊批判を暗に訴えてるし、『未完の対局』でも日本軍の恥部を描いていた。そうした作品群からすると、今作で戦争美化なんてするはずがない人なのです。ただ、日本の現代の風潮や東映の方針(特に宣伝)によって、色んな解釈ができる映画となったような気がします。 ストーリーは、大和の乗組員の悲運とその家族の切なる願いを対照的に描き、反戦メッセージのみならず、「生きることの尊さ」をも訴え、生き残った者が背負った「生きることの意味」という重い命題を真摯に描いています。そして、沈没に至る最後の決戦では、残虐なまでに血飛沫が舞い、重厚な効果音によって臨場感たっぷりに戦争の恐怖を味わうことができました。もちろん泣いてしまいました。白石加代子、余貴美子、蒼井優の3人にやられました。こうなったら、蒼井優のために生きてゆきます・・・ 尚、今回の試写会は舞台挨拶付き!佐藤監督、山田純大、松山ケンイチ、渡辺大の4人。素敵なメッセージ、ありがとうございました。 〈2005年12月試写会にて〉
終戦60周年、2005年に製作された戦艦大和の最期
8/9、長崎に原爆が投下された日に観賞しました。 戦争物はどちらかといえば苦手なので、話題作ながらもずっと通り過ごしてきました。 思ったよりも地味な感じで、戦争を決して美化するものでもなく、わりと、ぐいぐいと物語が自分の中に入ってきました。 途中、ナレーションがあったり、時系列の説明が入ったり、実写のドキュメンタリーの映像が挿入されたりで、勉強にもなりました。見ておいて損のない映画だと思います。 ※動画配信サービスで見たのですが、音声が小さく聞き取りにくかったのですが、字幕補助があり、途中から字幕入りで見ました。年少兵も多かったのですが、人物の区別もでき、かなり、わかりやすく見ることができました。 奥田英二が出撃前に言った言葉 我々は死に場所を与えられた。 捨て身の攻撃精神を発揮し、日本海軍最後の艦隊として 全国民の輿望(よぼう)に応えよ。 片道の燃料しかなく、もはや援軍もなし。 ただ、真っ直ぐ突き進むしかないという状況。 「生」と「死」について、深く考えされられました。 生きる覚悟、死ぬ覚悟、死二方用意。 平和な今の時代では、想像もできない、筆舌に尽くしがたい辛苦が兵士たちにはあり、戦争で生き残った人には、恥のような罪悪感があり、生きる勇気も要るのだと思いました。 最後の余貴美子と松ケンのやりとりが、一番、胸が熱くなりました。 「あんた一人、ぬけぬけとよう帰ってきたのう」 と罵倒されながらも、神尾が西の母親からお弁当をもらい 神尾が土下座して、 許してください。自分だけ生き残って帰ってきてしもうて。 ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい……
むう、
後半に俺のキライな長嶋◯茂が出てるのが唯一イヤなとこ。 野球選手としても格闘家としてもタレントとしても、そして俳優としても中途半端な彼がなぜテレビで需要があるのかわからない。 この映画もしかり。 しかも彼がエラそうな上官らしき役なのも不可解。
噛み締める、託された想い
レンタルDVDで2回目の鑑賞。
原作、ノベライズ共に未読。
松山ケンイチ演じる年少兵を通して戦争の悲惨さを描き、感情移入を容易にしているところが本作の良さだと思いました。
前途有望な若者を死地に送り込み、愛する者のために命を賭して戦わざるを得なくさせた戦争と云う状況が本当に憎い。
それぞれの想いが胸に迫る。大切な者を守りたい一心で戦艦大和に乗り組んだ彼らの姿に涙を禁じ得ませんでした。
高畑淳子演じる母親が息子におはぎを食べさせようとするシーン、明日戦場へと赴く我が子に心をこめた料理を食べさせてやりたいと云う母心に胸を締めつけられました。
送り際の「体に気をつけてな」「死んだらいけんよ」に涙が止まりませんでした。愛する子を戦地に送る心痛や如何ばかりか。二度と世の母親にこんな想いをさせてはならない。
生き残った松山ケンイチは「何故お前だけ帰って来た」と罵詈雑言を浴びせられてしまう。生き残った意味とは。命を懸けて貫こうとした想いを次に託すためかもしれないな、と…
今、私たちが生きていること。その根底には様々な人々の想いの積み重ねがあると感じました。平和の礎となった命の重みを今一度噛み締め、その意味を考えなければならない。
[余談]
多くの人々を飲み込んで海底深く沈んだ大和。まるで墓標のように海底に身を横たえている。壮絶な戦闘の痕を生々しく残し、痛烈なメッセージを発信し続けているように感じます。
※修正(2024/04/24)
散る桜、残る桜も、散る桜じゃ。
この言葉がずっしりとした。死なねばならない。みんな生きたい。それは当たり前だ。そんなことわかっていても生きることができない時代、こんな馬鹿馬鹿しい時代があるのかと思ってしまった。家族、親友、恋人、失いたくないもの、現代では失うわけのないもの、それを失うとわかっていて失う辛さはその時代を生きなければ到底理解できないと思う。そういう面でこの映画には感謝したい。母と息子のぼた餅のシーンなんかも心にきた。東映が力を入れて作った映画なだけある。 見てよかった。 忘れることはないだろう。忘れてはいけないだろう。
ダサいけど好きな映画
戦艦大和の沖縄特攻物語という素材は最で、海外受けもしそうだし、映画の脚本にもしやすい。特にアメリカには受けそう。 なのに日本人が撮ると何故こんなにもダサくなるのか。 演出が臭い。というかダサい。 偽物感が隠しきれてない。 まず、音がクソ。舐めすぎ。 事あるごとにいちいちゴミみたいなBGM流すんじゃねえ。緊張感なくなるやん。 音響も主砲三式弾の音以外は全て手抜き。 そーゆー手抜きが作品を台無しにしてんのがわかんねーのか。 画面もクソダサい。 カット割りや画面構成をドラマ風に撮るなよバカ。ドラマでやってろカス。 なんの工夫もない。製作者の絵に対する情熱が微塵も感じられない。ほんと観てないとこで手抜きするよねお前。大和に乗船するシーンは良いけどね。 あと、リアル感のない演出ほんとうにやめろ。 ケツバットで骨殴ったろ!うおおおお!とか、病院抜け出してきましたとか、そんな五流子供騙しアニメみてーな展開ねーだろwにこにこぷん観に来たんと違うぞ。 昔の人をバカにすんな。 うん。瑣末な部分を手抜きしてるせいで、すげーダサい映画になってる。勿体無い。 まぁ要するに、黒澤明にもっと学べ。 とは言え、瑣末な部分を抜きにした物語の本筋は結構好きで、 上官の優しい一面もちゃんと描いていて、というか、どこにでもいる面倒見の良い先輩。その辺は現実感あってよかった。負けて目覚めるとか、良いセリフだよね。 昔の人もバカじゃない。結構今の人と同じこと考えてるんだよ。 あと、ラストで 生きさせてもらってありがとうございました。 って言うシーンも良い。この辺のメッセージはちゃんと伝わった。 過去から現代が地続きなんですよ、っていう感じがちゃんと出ててうまく繋がってた。 特攻作戦はいろいろ批判されるけど、特攻で死んでいった人達がいたおかげで、アメリカ軍は本土上陸作戦を変更し、戦争終了まで本土に上陸できなかった。上陸されてたら、犠牲者はもっと出ていたし、アメリカ、ソ連、イギリスにより、日本が分割統治され、朝鮮半島のように東西に国が二分されていたかもしれない。特攻で死んでいった人達は守ってくれた。 特攻作戦がかなりの戦果を挙げたお陰で、皆さんは知らないかもしれないですけど、だからこそ、日本人は舐められないんですよ。 戦争で死んでいった人達が何一つ守れなかったなんてことはなく、ちゃんと守ってくれたじゃないですか。 本当にありがとうございます。 それとデカい大和を強調するシーンはやっぱりいいね。 甲板に人がたくさんいるシーンとか、上手いと思う。
劣化版タイタニック&プライベートライアン
劇場公開時リアルタイムで鑑賞。 一言、(タイタニック+プライベートライアン)/20 か・・・ 呉に作ったセットは見たかったが、作品としては、ほぼ意味なしと思われ。 戦争邦画のだめな見本? ありがちな、お涙頂戴で白ける。 大和じゃないと、人が集まらないのは分かるが・・・ 片道分の燃料の件は、当事者の証言で、往復できるだけの燃料は積んでいたとなっている。悲劇性を強調するために、知られているはずの事実を歪曲するのはいかがなものか。
戦意高揚映画ではない。
が、やはり戦争物を見に来るのは圧倒的に高齢者。出兵時に島の陰から大和が出てきた時には「大和が島に見えるくらい大きかった」と話される年配のお客さまもいた。 当時は食い物も無く仕事も無く、農家の次男、三男となると分けてもらえる農地も無く兵隊になれば白い米が食べられる……とそれだけで徴兵に応じる人も少なくなかったらしい。 映画では人力で砲弾運んでるのを見たら、無理な戦闘で命を消費しながら根性だけで戦争しているのがよくわかる。 あの異様な空気を持つ社会を現在で見直すと異常であると思うがあの時代は逆らえば、親族にも影響があり選択の自由など無い。そうやって戦後生き残った人々は心に罪を持ち、亡くなった方たちを英霊と持ち上げて誤魔化しているように思ってしまった。死んでから褒めようが彼等は帰ってこない。 空の箱を渡された家族はどう思っただろうか? 私には自分達の身代わりに死んでくれたとしか思えない。 戦後70年経ち、守られた筈の遺族と遺族会への参加者が激減している。 命を盾に家族を守ろうとした英霊が守ったのは何だったのか?考えてしまった。
戦艦大和の最後の姿・・
終戦60年記念作品。東映史上最高の製作費をかけて原寸大のセットを組んだ映画。昭和20年4月6日の沖縄への菊水特攻作戦。戦艦大和の最後の姿を映している。反町隆史や中村獅童らの熱演が・・戦争映画は涙を誘う。
「男たちの大和」を観て・・
戦後60年記念作品で東映史上最大の製作費をかけた原寸大セット。その迫力の映像は壮絶な大和の最後を映している。昭和20年4月6日の沖縄への菊水特攻作戦は日本人として決して忘れてはいけない戦艦大和の最後の姿だ。これを映像化した東映に拍手を送りたい。反町隆史や中村獅童の乗組員の迫真の演技力に脱帽・・
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