GO(2001)

ALLTIME BEST

劇場公開日:2001年10月20日

解説・あらすじ

高校3年の杉原の国籍は韓国だが、普段はまったく気にしない。桜井という少女とつきあうようになり、いつか自分の国籍を告白しなくてはならないと思っていたある日、同じ国籍をもつ親友に悲劇が起こる。原作は金城一紀の直木賞受賞作「GO」。監督は、昨年の釜山映画祭で国際批評家連盟賞を受賞した「ひまわり」の行定勲。脚本はTV「池袋ウエストゲートパーク」の宮藤官九郎。同番組に出演した窪塚洋介、「バトル・ロワイアル」の柴咲コウら若手人気俳優が共演。

2001年製作/122分/日本
配給:東映
劇場公開日:2001年10月20日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第25回 日本アカデミー賞(2002年)

受賞

監督賞 行定勲
脚本賞 宮藤官九郎
主演男優賞 窪塚洋介
助演男優賞 山崎努
助演女優賞 柴咲コウ

ノミネート

作品賞  
助演女優賞 大竹しのぶ
音楽賞 めいなCo.
新人俳優賞 窪塚洋介
新人俳優賞 柴咲コウ
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映画評論

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(C)2001「GO」製作委員会

映画レビュー

4.5 あらためて観てみたら

2025年11月3日
iPhoneアプリから投稿

笑える

知的

幸せ

20年以上前に観た後、こないだフラッと観たら、主役2人の輝きを感じたけど、それ以上に山崎さん大竹さんの夫婦の間とやりとりに引き込まれた。自分がその年齢になったからか!?これから、その目線で昔の映画、もっと観ていこうと思った。

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eita

3.0 疾走

2025年6月29日
iPhoneアプリから投稿

若い俳優たちと2000年ごろの在日の立場の記憶としておもしろかった。柴崎コウの謎の不思議ちゃん演出も00年代っぽい。今みるとだいぶイタイけど…。演出面で特筆するところはないけど、若さは感じる。度々ダレる。

今は外国ルーツの人たちも増えたし、韓国への視線もずいぶん変わったから、状況も違うのかな。韓国語話せたらかっこいいって言われる時代だし。在日も3世〜5世くらいが若者かな。

この映画のころは国籍なんて関係ない、俺は俺!みたいなポジティブさがあったと思うけど、いまはそういうポジティブさが萎んだ気がする。

でも日本人のお父さんがネトウヨってケースなんかはありそう。血が汚れているという表現は当時も物議を呼んだ気がする。

朝鮮学校の独特の雰囲気や校風が面白おかしく描かれてて興味深い。

脚本はクドカンだったんだ。まだギャグが控えめ。山本太郎とか新井浩文とかずいぶん遠くへ行ってしまったな。

東映のヤンキー映画というのはヤクザ映画の延長なんだなあと思った。

当時すごく話題になったと思ってたけど興収は5億と少なめだったみたい。いま在日の映画メジャーで作れるのかなあ。

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hyvaayota26

4.0 偏見、差別をテーマにした韓国映画のような人間ドラマ

2024年5月19日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

食べるし
便所行くし
タバコ吸うし
めっちゃ血も出る。

客観的なイメージだけでなく、
相手の視点からも物事を見なければ、
偏見も差別もなくならない。

家族愛も恋愛もあるテンポの良い青春ケンカアクション系人間ドラマで、
登場人物が尖がっててカッコいい。

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Don-chan

4.0 国籍

2024年3月17日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

難しい

冒頭のバスケの試合での乱闘がカッコイイ
日本人として日本で普通に生きていると、
自分が何人とか考えなくても生きていける
だけど、そうでない人達もたくさんいる
そんなことを考えさせられた
脚本はクドカンだったのですね
あと脇役で萩原聖人、新井浩文、山本太郎とか
みんな良い味だしてます
20年経っても色褪せない映画でした

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かちかち