ザ・ウィナー
解説
欲望が渦巻くカジノの街ラス・ベガスで、負け知らずと噂される男がいた。彼の名はフィリップ。ある日曜日にルーレットで大儲けし、それ以来ずっと勝ち続けているのだ。やがてフィリップの周囲には金目当ての輩たちが次から次へと集まってくる。彼はその中の1人である妖艶な美女ルイーズに恋をしてしまい、借金を負っている彼女のために全財産を賭けた勝負に出るのだが……。イギリスの鬼才アレックス・コックス監督がメガホンを取る。
1996年製作/95分/アメリカ
原題:The Winner
スタッフ・キャスト
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2021年10月3日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
ツキまくりの大勝ち男フィリップは気前もいい。人が良くて、勝ったチップを簡単にバラまいてしまう。ルイーズと腐れ縁の男ジャック(ビリー・ボブ・ソーントン)はワルなのにちょっと抜けている感じ、小太りで口ひげを生やしているので気づかなかったよ。ジョーイたちもマヌケな泥棒といった雰囲気だ。
コメディなのだろうけど、台詞、会話の間合いや構図、カメラアングルなどはコーエンやタランティーノの雰囲気に似ているなぁ。この当時の流行りだったのでしょうか。
しかしまぁ、ギャンブルシーンはほとんどないギャンブル映画。結局はドンパチで全てを片付けようとした。しかも、最後が電気消えてわかんないし・・・
2019年9月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
"微笑みデブ"こと、V・ドノフリオが主演でイライラする位に優しい男を演じるが、脇役陣がクセ者過ぎて存在感が薄い。
定番的な悪女を安っぽく演じるR・デモーネイ、見た目がダサいB・B・ソーントン、相変わらず渋い演技なM・マドセンと四人の関係性が複雑に見えて単純明快な雑演出が極まりない!?
訳分からん三人組に、ラスボス感満載なD・リンドーとA・コックスにしては珍しい一般的にも豪華な出演陣。
タランティーノや、D・リンチの「ワイルド・アット・ハート」みたいなノリを期待しながらもB級路線全開な荒さが堪らないA・コックスのテンポの悪さがクセになる!?