バニラ・スカイ

終盤に近づくほど、「これ、観たかもしれん」と････つまり、それ程、記憶に残らない映画だったワケで･････。
しかし、これが2001年、オリジナルが1997年。ペネはそのままスライド･････リメイクする必要有ったのか？
主人公は嫌な男やねぇ。なんか急に、キャメロン・ディアスの役がストーカー扱いになってたけど、その前はそんな描写無いから、「ペネに乗り換えたろ」って思ったから、ストーカー扱いしたら、マジもんのストーカーになってしまった感。
救護員が「戻っても財産、底をついてるからね」って言ってたけど、まぁ運用せずに資産だけで冷凍睡眠してたらいつかは金が尽きるわな。その辺の設定が緩い？救護員は、もう金無いんだから、起きて出てって欲しいから悪夢見せたんじゃね？疑惑。
まさか、最後に飛び降りて、地面すれすれで止まって、そこからミッション･インポッシブルに繋がるとは････嘘です。
二時間以上を使う映画じゃないな

バニラスカイ
2001年公開

ネタバレ厳禁映画です
いろいろ謎めいていて、色んな手がかりをもとに皆さん何とか解き明かそうとなされると思います
でもそんなことはハッキリいって無駄です

ラスト20分で全部タネ明しかされます
しかもそのタネがちょっとズルいです
いくら食い入るように観た所で、観客には映画からわかる範囲で答えに辿り着くことは絶対にできません
見終わって、答えを知ってしまうと、なんでえ！色々考察して損したとおもわれることでしょう
そのように観客に無駄に考えさせることが本作の目的だったということです
そうすれば、人生についてとか色々なことも考えるでしょ？というつもりだったのでしょう

監督によるドッキリ作戦大成功！にしてやられたとの思いにとらわれます

ちくしょう！まんまとひっかかっちまったよ
それがいつわらざる正直な感想です

ヒントは本作は実はSFだったということです
つまりなんでもありということなんですから
それならそうと本作は最初からSF ですと言ってくれないとズルいです

でも、まあ面白かったからいいっか！

ペネロペを観るだけの映画。