スナッチのレビュー・感想・評価
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今振り返るとガイ・リッチーの絶頂がココにあったことは明白
監督デビュー作『ロック、ストック&トゥ・スモーキング・バレルズ』で一躍脚光を浴びたガイ・リッチーが、数多くのハリウッドからの甘い誘いを全て固辞して、またも本国で撮り上げた群像劇。そこには今後のキャリアも考えた上で、全く別のジャンルに挑戦する前に、今一度、自らが掘り当てたこの「ロック、ストック」の金脈をどこまで掘り進められるのか確かめたいとする思いがあったようだ。
結果、ストーリー展開が前作とほぼ同じとの批判がある一方、キャラクターや語り口の妙、画面演出の斬新さなどの面では前作に比べても数段腕が上がっており、何よりもキャッチーでポップな仕上がりが目を惹く。ある意味、ガイ・リッチーのキャリアの絶頂はここにあった、という人もいるほど、未だに全く色あせず、ファンの多い一作だ。今振り返ると、兄貴肌の強いリッチーを細かく支えたプロデューサーのマシュー・ヴォーンの貢献も大きかったことに気づかされる。
笑えるかどうかはだいぶ人による
やっぱブラッド・ピットはこういう役じゃないと
パルプフィクションのようなオムニバス形式で物語は進み縁もゆかりも無いような登場人物達が一つの出来事に収束していく
主軸はコメディだが結構な人が死ぬ 笑えるかどうかはだいぶ人による
脱ぎもせず車も運転しないジェイソン・ステイサムとかいうレア
豚肥える
フランキーは強奪した大粒ダイヤをニューヨークのボスに届ける途中、ロンドンに寄る。そこで三人組につかまり。ロンドンで裏ボクシングのプロモーターをしている、ターキッシュとトミー。八百長のために凄腕で流浪民のミッキーを雇うが。
大粒ダイヤの争奪戦と、八百長ボクシングの話が絡み合う展開、かなり楽しめました。特に、重要だと思った人物の、退場の仕方に笑えます。「ファイトクラブ」「パルプフィクション」「オーシャンズシリーズ」を思い出しました。「養豚業者に知り合いを持て」と、骨まで食うそうです。
ブラピ様
コヴェナントのガイ・リッチー監督
アーガイルのマシューボーン制作なので
期待大。
でも、映画COMの点数がやや低め
ちょっと心配。
場面転換が早く、登場人物が多いから
理解するのが大変だった。
ベニチオデルトロさんが活かされてなくて残念。
豪華版
ずっと気になっていた映画。
「ロックストック&トゥースモーキングバレルズ」の豪華版
ほぼ同じ展開という批判があったらしい。確かに似てる。
登場人物が多くてあまり理解できず続けて2回見た。
見たのは結構前だからあまり記憶が無いが、普通に面白かったと思う。
ワンちゃんが可愛かった!
5分のコントを100分に伸ばして見せられた。
いや良い意味でですよ。
複雑に絡み合うようで絡み合ってないようなそうでもない様な。とりあえずテンポとリズムとミュージックは心地良い。
プラットピットはやられ役が似合う。ステイサムの不憫なところも良い。
解りづらいけど分かりやすい、映画が好きになるキッカケの一本にもなりやすい作品。
会話が多く頭を使うので、疲れてない時に見るべし
豪華なキャストが集結したクライムムービー。
複数の視点から一つのダイヤモンドにまつわるストーリーが展開する。
少しずつ重なる点。全てがまとまった時最後に笑うのは一体誰なのか。
自慢の肉体を使わない若きステイサムも見所。
映画の大部分が会話のシーンで構成されているものの、テンポが良くてユーモアもある為全然重たくありません。
誰が主人公なのか分からない、次々と変わる視点に最初は戸惑うかもしれませんが、次第に重なってくるストーリーに後半は釘付けになります。
突然現れる思わぬ伏兵にも振り回される!(笑)
出演者が豪華になったけど
『ロック、ストック&トゥー・スモーキング ・バレルズ』の衝撃は越えられず。いや面白いんですよ面白いんですけど。推しが売れてちょっと寂しいみたいな複雑なオタク心です。2001年劇場公開時鑑賞。
「ジェントルメン」が超楽しかったので、観てみました。
2001年。監督・脚本:ガイ・リッチー。
モノローグでストーリーを進めて行くスタイルは『ジェントルメン』と同じでしたね。
『ジェントルメン』のワルたちも魅力的でしたが、この『スナッチ』は、
ワルとワルの2乗いや3乗・・・手下よりも、ともかくボスの切れ方が尋常じゃない(笑〕
【あらすじ】
スナッチ(sna tch)の意味は、ひったくる、とか、かっぱらう、の意味。
映画は、盗んだ6カラットの大粒ダイヤモンドの取り合いを巡って、所有者が二転三転して、血みどろの取り合い、殺し合いを広げるクライム・サスペンスのコメディです。
『ジェントルメン』は題名が『紳士たち』ですから、マシュー・マコノヒーにもまだ気取りがあるというか、カツコツケ!!が多い。
ところが、この『スナッチ』は、もう品なんてあったもんじゃない!!
アメリカから参戦したブラピは、インチキ英語(ロマ、みたいな設定かな?)を駆使してます。
訛りが酷いし、汚いし、臭いし(多分ね、笑)・・・だけど、終わってみれば、最高の儲け役じゃん!!
ブラピの役は、キャンピングカーを郊外で売り付けるロマのリーダーかな?
だけどおまけに素手のボクシングが、滅多やたら強くて、ファイトシーンの、
パンチが黄金パンチ!!必殺パンチなのだ!!
(上半身も鍛えていてシックスパックが美しい。)
ブラピは汚い役でも十分に美しいのだ。
ガイ・リッチーは話術で魅せる映画監督ですよね。
結局「しゃべくり007」みたいな毒舌やボヤキや脅しの会話で進めて行く。
そして合間合間の暴力シーン。
ジェイソン・ステイサムも主役の一人なんだけど、ステイサムのアクションとかまったくなくて、ギャングの中間管理職みたいな役柄。
調整的な役割を演じているのも珍しいと言えば非常に珍しい。
ブラピとステイサムの共演なんて最初で最後ですよね(多分ね)
それにして、ワンコ(犬)の役割。
終わってみれば、主役はブラピに、ステイサムに、ワンコ!!
ワンコの使い方、リッチー監督、最高でしたよ!!
【ストップモーション、早回し、スローモーションを多用したガイ・リッチーならではの映像と、スピード感溢れる極悪群像劇。貴方は、付いて行けるかな?私は・・(以下、自粛)】
ー 画は、近作の「ジェントルマン」と同じく(一部、「キャッシュ・トラック」も。)、ガイ・リッチーならではのスタイリッシュ感、満載である。
但し、ブラッド・ピット、ベニチオ・デル・トロ、ジェイソン・ステイサムを始めとした、とんでもない悪人たちが多数登場し、物語もジェットコースターの如く進むので、(場面転換、多し)物語に付いていけるかが勝負の作品である。
見所は、多数あれど個人的には”パイキー”(最近あまり使わない言葉だが、ジプシーのような住所不定の人々を言う)で、とんでもなくボクシングが強いミッキーを演じたブラッド・ピットの鍛え上げた身体で、”闇ボクシング”で、大型ボクサーを次々に倒すシーンかな・・。
あとは、この頃から、一切笑わないターキッシュを演じたジェイソン・ステイサムの”闇ボクシング”でストーリー通りに倒れないミッキーの姿を見る苦々しい顔だね。
少し残念だったのは、ベニチオ・デル・トロの見せどころが殆どなかったところかな・・。-
<今作は、20年以上前の作品であるが、現在でもあまり変わらない不老のブラッド・ピットの格好良さ、今よりやや細身だが、笑顔無き坊主頭のジェイソン・ステイサムが印象的な作品である。>
すげーなガイリッチー これはもうタランティーノ作品 イングロリアス...
すげーなガイリッチー
これはもうタランティーノ作品
イングロリアスバスターズのよう
上手く構成されてて全てが奇妙に絡み合ってるのが最高
バイオレンスさを感じさせず人殺しを日常風景のように組み込んできているのが上手い
今見ると新鮮味に欠ける
キャッシュトラックを観てあまりにもグッとこなかったので、ガイ・リッチーがつまらなくなったのか、私の感性が変わってしまったのか、ということに興味津々になってしまい、近所のTSUTAYAで借りてきました。
公開当初はめちゃくちゃオシャレでサントラの選曲も最高でカッコいい!!となったと記憶しているのですが、今観るとこちらもあまりにもグッとこなくて驚きました。当時はカッコよかったであろうあまりにも狙い過ぎな演出が足枷になってるのか、PC的にあやしい演出が嫌なのか(多分違う)、他に理由があるのか分かりませんが、気が向いたらこの頃の作品をまた観てみようと思います。
登場人物が多くて難解
ジェイソンステイサム扮するターキッシュは、非合法のボクシングプロモーターをやっていた。ベニチオデルトロ扮するフランキーは、86カラットのダイヤを狙っていた。登場人物が非常に多くて分かりにくくて難解だね。ブラッドピットも出演しているが、何をしゃべっているか分かりにくい役だったりジェイソンステイサムも出ているが脇役でしかない。贅沢な配役の様だが、一見では分からなくてもしょうがないな。
とにかく素晴らしい
公開時劇場で見てすごく興奮したのを覚えてます。
先日「ロックストック」を観てしまった為、ついこちらもDVD借りちゃいました。
本作は「ロックストック」で得た名声、その期待を裏切らないどころか大きく上回るような仕上がりでした。
またキャストが豪華。
引き続きステイサムにフレミングにヴィニージョーンズ、そしてデルトロやユエンブレムナーにシェルベッジア。そして何と言ってもブラッドピットですね。
彼の加入はガイリッチーとマシューヴォーンの名前をより大きく広めたと思います。このギャラが破格なのも評判でしたね。
それとヴィニージョーンズの成長ぶり、完全に俳優になっていました。
そんな作品は、これだけ完璧な偶像劇はあるのだろうかってくらいの完成度。とにかくスタイリッシュな仕上がりでした。
また「ロックスストック」同様ラストの見事な伏線の回収が素晴らしく、こちらはさらにテンポを上げて爽快感が増していたと思います。
今でもガイリッチーの代表作でしょう。とにかく素晴らしい。
色褪せた”名作”
公開当時に見たときは「映画ってこんなに面白いのか!」って感想だった。確か。
んで自分の中ではレジェンド級の名作だったわけだけど、
あれから20年ちかく経って見てみると、「そこまでじゃねえな」っていう。
僕自身こういう感想を抱いたのはショックだったし悲しいんだけど、
冷静に考えれば社会性というかメッセージ性が弱いんだと思う。
映像だとかストーリーだとか、そういう要素のひとつひとつがどんなに斬新だったとしても
後世で擦られすぎればそれは陳腐になってしまうってことで。
「この作品が初めてやったんだから!」って叫んだとしても、それは無駄なんだなって。
そこにヴィンテージ的な価値を見出せないのであれば、
資料になることはあっても名作と呼ぶのとはちょっと違うなと思った。
まぁ好きな作品ではあるのであんまり落としたくはないんだけど
ちょっと時代を重ねると色褪せちゃうタイプの作品なのかなって思ってしまった。
初めて見た
サイコーに面白かった。
すごくわかりやすい。
ベニチオデルトロが話をグングン引っ張るのかと
楽しみにしてたが、裏切られ
ジェイソンステイサム、ブラッドピッド
キャラの煮詰めた登場人物が
軽快なテンポでストーリーを進める。
とにかく軽快で単純で
ロックストックの方は大昔に見たので
何も覚えてないし
当時、その繰り返しみたいな言われ方していたので
見ずにいたのが功を奏したのか
最高の映画体験になった。
ガイリッチー
何を撮ってるのか分かりにくい映画監督だと
思ったが、CGが下手なんじゃないかな。
実写アクションでこそ活きる演出力なんだろね。
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