ロード・トゥ・パーディションのレビュー・感想・評価
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映像以外観るべきもの無し‼️❓形だけ子連れ狼‼️❓
映画『ロード・トゥ・パーディション』レビュー|経営者としての視点と講演会の学び
『ロード・トゥ・パーディション』は、裏社会を生きる殺し屋マイケル・サリヴァン(トム・ハンクス)が、家族を守るために自らの過去と向き合う、静かで力強い作品だ。表向きは犯罪映画でありながら、その本質には「信頼」「継承」「責任」といった経営者にも通じるテーマが貫かれている。
私自身、ある経営者向けの講演会で「トップの判断が未来を決める」と語られた言葉が強く印象に残っているが、本作はまさにその実例といえる。ボスであるルーニー(ポール・ニューマン)は、忠実で冷静なマイケルよりも、血のつながった問題児コナーを庇う。その判断が、組織の崩壊と悲劇の引き金となった。この「情と判断のズレ」が経営にもたらすリスクは計り知れない。
マイケルが、息子とともに逃避行の中で見せる「父として、男として、そして遺す者としての姿勢」は、後継者育成に悩む経営者にも通じる。理念は言葉で語るだけでは伝わらない。背中で見せる覚悟や行動の一つひとつが、未来に引き継がれていく。これは講演会で語られる成功談以上に、リアルな「継承の現場」だ。
本作はただの復讐劇ではない。経営者として、そして一人の人間として「何を信じ、誰に託すのか?」を考えさせられる。講演会では学びきれない、“生きざま”の教材としてこの映画は価値がある。人材登用、組織の舵取り、理念の継承——映画から得られる教訓は、現実の経営にも確実に活かせるだろう。
DVDゲットシリーズ200円。 ギャング映画かと思いきや、父と子の...
親子愛を描いた作品
冒頭からどこか不穏な雰囲気
ギャング映画と見せかけた父と息子のホームドラマ
これはギャング映画ではなく親子の愛を見るファミリー映画です…
親子の愛…
ギャング…
復讐劇…
逃避行…などなど
自分の好物が詰まった作品でした
物語の序盤は少し延々と感じてしまってイマイチかなと思っていたのですが中盤から目を離せない展開が続いていきます
なにより親子愛ですよ…特に父子で協力して銀行強盗をする所が良かったですね、息子の下手くそな車の運転に愛着が湧きましたw
先程から親子愛が凄いと書いてるのですが復讐劇としても良くできてると思います。
まず、つまらない復讐劇にありがちな事が主役を引き立てすぎて悪役が輝いていないという事です。
この映画ではそんな事は一切無かったです、というのもジュード・ロウ演じる悪役がカリスマ性があり、かつ狂気じみているからです、ギャングの親分であるポール・ニューマンも引けを取らずかっこいい悪役を演じていましたね
キャストについて
トム・ハンクス、ジュード・ロウ、ポール・ニューマン、スタンリー・トゥッチ、ダニエル・クレイグなど超豪華キャストなのですがこの方々達の他の映画からではイメージできない様な新鮮なキャスティングになってると思いました
トムハンクスは「フォレストガンプ」「ビッグ」「グリーンマイル」などで心優しいイメージがあったのですが今回はそれらの役とかけ離れているギャングを演じていて新鮮だなと映画を観始めた時には思いました、ですが終盤になるにつれ息子想いの心優しい父親という根本的には良い意味でいつものトム・ハンクスらしい役でしたね
なによりダニエル・クレイグのギャップが凄いですねw
007のクールなジェームズ・ボンドとは程遠いです、ヘマをしてばかりの親がいなかったら何も出来ないギャングの下っ端を演じていて面白かったですねw
修羅の掟と親子愛
マイケル・サリヴァン・ジュニアが父を語るところから始まり物語の終わ...
マイケル・サリヴァン・ジュニアが父を語るところから始まり物語の終わりもそこへと繋がる。父が何してるか知りたくて隠れて付いていき殺しの現場を目撃してビックリ!誰にも言うなと釘を刺されるが、やっぱり組織から追われるハメに。母と弟は殺され、ギャング父と息子二人で復讐劇と逃避行。
サリヴァンジュニアが弟と自分への接し方が違うから、愛情が自分には向けられてないんじゃないかと思い込んで、父に尋ねるシーンがある。対比という訳じゃないけど、ダニエルクレイグが実の父からトムハンクスより愛されてないんじゃないかと思ってるシーンが途中に挟んである。
クズい役だけどダニエルクレイグが役にピッタリな表情をしていた。ドラゴン・タトゥーの女の時とは違っていて結構な悪人ヅラしてるよなぁと思った。
あとは帽子脱いだら薄らハゲのジュードロウもインパクト大。
ポール・ニューマン最後の劇場映画(ですよね?)
禁酒法時代のアメリカ。ギャングのボスの片腕を務める主人公が、ボスの息子に妻子を殺され、残された息子と逃亡しながらも仇を狙うストーリー。
トム・ハンクス、ポール・ニューマン、ダニエル・クレイグが豪華共演するギャング映画。主人公親子、ボス親子。各々親子の絆を中心に描き、ギャング映画ではありますけどバイオレンス色は薄いように感じられます。
それだけに、敵討ちストーリーとしてはやや物足りなく感じられたのが残念。
個人的には、ポール・ニューマン演じるボスが、不肖の息子を切り捨てられない父親の妄執をしっかりと演じているのが好感でした。
ジャンとルマンなギャング
アル・パチーノ系ギャングとは一線を引くマフィアドラマ(笑。
はっきり書きますと、トム・ハンクスのギャング無理。
どんな内容であろうと私は受け入れられない。
レビューにこんなに困ったことはありません<(_ _)>。
父親のブレない心
マイケル・サリバン(トム・ハンクス)の殺しの現場を息子が見てしまったこと、それをコナー・ルーニー(ダニエル・クレイグ)に見つかってしまったことからこの物語が始まる。
この息子の勝手な行動が原因となって弟と母親が殺されてしまう。
しかし、父親のマイケル・サリバンは息子を叱らない。この一点だけでも見る価値があると思う。昨今のDVのはびこる日本でぜひ父親はこれを見て見習ってほしい。
さらに息子を守りぬく決意がひしひしと伝わってくる。
たとえ反社会的組織であっても、親子の絆の素晴らしさが表現されている。
逆に、ジョン・ルーニー(ポールニューマン)の息子に対する振る舞いは息子を最初は叱るが結局は溺愛していてスポイルしている。この二人の父親像のコントラストが一層マイケル・サリバンの息子に対する態度が素晴らしいものに見えてくる。
俺は父親になったことはないが、このような父親像をしっかり記憶しておきたいと思った。
優しいギャング映画
ギャング映画というと男臭くハードボイルドな世界を
想像するのだけど、
ロードトゥ〜はとにかく優しい。
みんなただ悪いだけじゃなく、
優しさや滑稽な可愛さを秘めてるように感じる。
カポネの金を盗んで逃げるシーンや、
ジュードロウのキャラ、
銃撃戦の軽やかさや
殺害後のエグさの排除からそう感じた。
大人も観れる子どものためのギャング映画という感じ
がするのは、
やはりこれはギャング映画であり
父親と息子の映画だからだと思う。
サム・メンデスが子どもに見てもらうのを意図して
撮ったんじゃないかなと想像した。
とにかく息子に自分と同じ道を辿らせないために
戦うお父さんの姿に特に後半感動する。
それを受けて、
父親は父親でしかないと父親の意志を汲んで自分の
道を進む息子にもグッと来る。
ジュードロウのキャラクターも異質でとても良かった。
また息子と観たい作品。
豪華役者陣の競演
父と子の絆を描く
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