パニック・ルームのレビュー・感想・評価
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Panic Room
キャストもいいし普通に楽しめるんだけども何ていうか…かなりノーマル。観てたら結末は読めるしどんでん返しもなく、ゆーたらとんでもなくかわりばえのしないありきたりな映画。笑 無難だけど刺激が欲しい人にはオススメできません(¬_¬)
刻々と変化、目が離せません
母娘が引っ越したばかりの屋敷が舞台のクライム・サスペンス、とても面白かったです。
外の強盗の動きを屋敷内から延々と追う不思議な映像に引き込まれます。パニックルームの攻防は状況が刻々と変化、目が離せません。
強盗団は寄せ集め、互いに思惑が読めないのもドキドキです。強盗の一人、フォレスト・ウィテカーの名演が心に残りました。
母娘を演じるジョディ・フォスターとクリステン・スチュワート、なかなか相性良かったです。ひんやりとした憂いの表情がよく似てる気がしました。クリステンのショートカット、とっても可愛いです。
デヴィッド・フィンチャーらしからぬ作品ではあるけども
「セブン」「ファイト・クラブ」のデヴィッド・フィンチャー作品であるだけに、見る前は大いに期待していたのだが、見終わっての感想は、「フィンチャーも、なんとも普通の映画を撮ってしまったなぁ」というもの。多分、他の監督、それも若手が撮っていたら、そこそこ楽しめるサスペンスとして評価できたかもしれないが、あのフィンチャーの作品である。この程度で妥協してもらっては困るのだ(偉そうに言わしてもらいます)。
そういった意味ではデヴィッド・フィンチャーらしからぬ作品ではあるけども、ソウル・バスっぽい不気味なタイトルデザインと、オープニングで、鍵穴をすり抜けて行く驚愕のカメラワークを見るだけでも一見の価値はある。
パニックになる部屋
夫と離婚した主人公メグは10歳の娘サラと共に、
ニューヨークの中心地の、ある大富豪が残した豪邸に
引っ越してきます。
そこには「パニック・ルーム」と呼ばれる、
緊急避難用の部屋が作られていて、
無数の監視モニター、専用の電話回線、
換気装置を完備していました。
2人がその屋敷で暮らし始めたその夜。
3人の謎の男達が屋敷に侵入してきます。
メグとサラは、「パニック・ルーム」に逃げ込むのですが、
男達の目的は「パニック・ルーム」の中にありました。
「パニック・ルーム」というアイデアと
フィンチャー監督独特の演出、カメラワークで
息つく暇もないサスペンス・スリラー映画です。
ストーリーのほとんどは、
「パニック・ルーム」の中と外(つまり、屋敷の中)
で展開されます。
密室ならではの閉塞感、圧迫感で息が詰まりそうになります。
(もちろん、いい意味でですよ。)
映画のストーリーとは関係ないですけど、
映画の最初の「スタッフ・クレジット」は必見です。
今までになかった斬新な「クレジット」でビックリしまし(笑)
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