「鬼才デヴィッド・リンチ監督が描く 幻想と夢想と狂気の世界。ナオミ・ワッツの振り幅の大きな演技が実に魅力的で素晴らしい! 」マルホランド・ドライブ ITOYAさんの映画レビュー(感想・評価)
鬼才デヴィッド・リンチ監督が描く 幻想と夢想と狂気の世界。ナオミ・ワッツの振り幅の大きな演技が実に魅力的で素晴らしい!
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女優となる夢を叶えるためにハリウッドに来たベティは、希望に満ちて純粋で輝いている。
彼女は記憶喪失のリタと名乗る女性に出会い、記憶を取り戻す手助けを始める。
それぞれ異なる展開を見せる凝った二重構造の話の仕組みや、難解で幻想的なカットの数々は、まさにリンチの本領発揮で、生き生きと描いているように感じる。
前半がリタの願望としての幻想で、後半が現実であるとしたら、実に痛々しく、切ない。
ローラ・エレナ・ハリングの妖艶さも魅力だが、振り幅の大きい役を演じるナオミ・ワッツが本当に魅力的で素晴らしい。
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