マッチポイント : 特集
近年、実力と美貌を兼ね備えた若手女優として引く手あまたのスカーレット・ヨハンソン。主演最新作となるウッディ・アレン監督作「マッチポイント」公開を記念して、彼女のセクシャルな話題をまとめてみた。(文・構成:編集部)
スカーレット・ヨハンソン“魔性”の小歴史
まだ21歳だが、その年齢に不釣合いなほどグラマラスなルックスと、「男は30歳以上に限る」といった発言でなにかと熱い視線を注がれるスカーレット・ヨハンソン。12歳で初主演した「のら猫の日記」でインディペンデント・スピリット映画賞の主演女優賞にノミネートされ、ロバート・レッドフォードの「モンタナの風に吹かれて」などにも出演し、名子役として名をはせた彼女が、いつの間にこんな“ハリウッドの小悪魔”に成長したものだろうか(もちろん現在でもその演技力の高さも注目を集める要因のひとつだが)。
今回の「マッチポイント」でも、その魔性っぷりを発揮。ヨハンソン演じるノラは、ジョナサン・リース・マイヤーズ演じる主人公クリスの前に現れたかと思うと、クリスは結婚も間近な恋人のある身ながら、ノラの魅力に抗えずに不倫の世界に足を踏み入れてしまうという役どころ。しかも、監督のウッディ・アレンは彼女をいたく気に入った模様で、早速次回作「Scoop」でも彼女を起用している。ちなみに、日本で「マッチポイント」の次にヨハンソンがスクリーンに登場するのは、今秋公開の「ブラック・ダリア」(ブライアン・デ・パルマ監督)だが、こちらでもヨハンソン演じるケイは、恋人の親友を惹きつけてしまうという役どころ。男を狂わせ、悩ませる役を演じさせれば、いまのハリウッドで彼女の右に出るものはいない!?
そこで、そんな彼女の代表作や実生活の恋愛ネタなどをふりかえり、魔性の歴史をお勉強。
■スカーレット・ヨハンソン
1984年11月22日 アメリカ/ニューヨーク州ニューヨーク生まれ(現在21歳)
●主な代表作での相手役と年齢差
ビリー・ボブ・ソーントン(「バーバー」)+29歳
コリン・ファース(「真珠の耳飾りの少女」)+24歳
ビル・マーレイ(「ロスト・イン・トランスレーション」)+34歳
ユアン・マクレガー(「アイランド」)+13歳
ジョナサン・リース・マイヤーズ(「マッチポイント」)+7歳
●私生活で噂になった主な相手(その関係)と年齢差
ジャレット・レト(恋人→破局)+13歳
ベニチオ・デル・トロ(噂のみ)+17歳
ジョシュ・ハートネット(恋人・現在進行形)+6歳
■2001年
「ゴーストワールド」「バーバー」出演
個性的な2作品に出演。特に後者では、ビリー・ボブ・ソーントン演じる中年男を魅惑し、翻弄する少女役。コーエン兄弟は彼女の魔性の素質にいち早く目をつけた?
■2003年
「真珠の耳飾の少女」「ロスト・イン・トランスレーション」出演
両作でゴールデン・グローブ賞、英国アカデミー賞にそれぞれダブルノミネートの快挙(「ロスト~」で英国アカデミー賞を受賞)、一気に人気と名声が高まる。以降、プライベートも注目される存在に
■2004年
5月
この年の2月、アカデミー賞授賞式出席のために滞在していたホテルにて、「ベニチオ・デル・トロとエレベーターの中で淫らな行為をした」と告白。「年上の男性にしか興味がない。男は30歳を過ぎないとダメ」と発言
■2005年
1月
キャメロン・ディアスの元彼、ジャレッド・レトと交際
6月
プレイボーイ誌で「夢はカーセックス」と語る。また、この時期に「ブラック・ダリア」で共演したジョシュ・ハートネットと恋仲に
7月
「アイランド」撮影中、ベッドで目覚めるシーンで自ら「下着をはずすこと」を要求。「下着をつけたまま寝る女性なんていない」とリアリティを追求した彼女だが、年齢制限を設けられたくない製作者側に説得され、渋々下着を着用
8月
「アイランド」で共演したユアン・マクレガーのキスにダメだし。「まるで16歳の学生みたい」。前年のベニチオ・デル・トロのエレベーターセックスはウソだったと否定。あまりの反応の大きさに、その話がずっと自分にまとわりつきそうだったからだとか
12月
「マッチポイント」ロンドンプレミアでドレスがセクシーすぎるとウッディ・アレンに注意を受ける。
■2006年
1月
人気バンド「ハード・ファイ」のボーカル、リチャード・アーチャーとの不倫疑惑
2月
ヴァニティ・フェア誌でキーラ・ナイトレイとともにヌードに
3月
米男性誌FHMが選ぶ毎年恒例「世界でもっともセクシーな女性100人」で1位に