グッド・ウィル・ハンティング 旅立ちのレビュー・感想・評価
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中高年向け青春名作映画
主人公マッドデイモン、親友役のベンアフレックがいい。
ラストに向けて、彼が主人公の家に迎えに行くシーンで少し笑ったとこがが好きだ。
今は亡きロビンウィリアムがちょいとジョークしたり、マットが天才ぶりのセリフ言ったりなかなかの名演である。 中高年が抱える離婚や心問題、妬み恨み、羨望、孤独感、和解。孤児出身の主人公の里親からの虐待の後遺症と絡めて次第に心通わせる。
現代社会における問題も反映し恋ありの青春映画だ。名作。
君は悪くない
名作!
久々に見たが、古さもあまり感じさせず、名作は色褪せないと再認識。デイモンよりも、アフレックの一歩引いた演技が目を引いた。ロビン・ウィリアムスは静かな演技で、名俳優ぶりが際立つ。惜しい人を失った。
ラストは、ようやく決心して就職することになった会社を捨て、カリフォルニアに行ってしまった恋人を追いかけるウィル。
人間とは
泣いた(;_;)
魂の救済
会話劇。ロビンウィリアムズとマットデイモンの会話をずっと聞いていたかった。頭が良すぎるために本と知識が全てで自分の世界を縮め、自分の苦悩や悩みを人に打ち明けられない孤独で不器用な青年が、傲慢な態度を取りながら、救いを求めてる姿は感情移入こそ出来なかったけど切なかった。
頭良いんだから、良いところで働けよ!って思って観てたけど、ロビンウィリアムズに他人の人生を自分の物差しで測るなと言われた気分。選択肢は無限にあって、良し悪しを測るのは地位や名誉でもなく、そして他人でもない、自分の思うがままに魂の赴くままに行けばいいのですね?迷ってる時はもう正解を自分の中に持ってるのだなと思った。ベンアフレックも良かった。
文句なし
マット・デイモンとベン・アフレックが初めて脚本したのにこんないい映画になるなんてすごいな。今さらやけど、ケイシー・アフレックとベン・アフレックって兄弟やったのね。ロビン・ウィリアムズがマット・デイモンに「君は何も悪くない」って言うシーンには号泣してしまった。ロビン・ウィリアムズにやったら何でも話してしまいそう。
ロビン悲しいよ
悲しくて切ない(゜ーÅ)
ロビン・ウィリアムズはもう逝ってしまったから…
カンセラーのロビンはマット・デイモン演じる若者の心をユルユルと解きほぐしてゆく。
どうやって?
人間くさくて、全くもってやり手ではなく、不器用な人生観を語る姿が本当に誠実だからだ。あんなふうに誰かと誠実に向き合えた事がないから羨ましくて、二人の会話の積み重ねを繰り返し観る。
実は、みんな誰かを本当に信頼したくてもしきれずにいる、淋しい人間なのかもしれない。
「君のせいじゃない」と繰り返し言うシーンでマットと一緒に涙する。ロビン、貴方が辛い時に「君のせいじゃない」と言ってくれる人はいましたか?
走る車をカメラが付かず離れずにずっと追いかけて、でもとうとう諦めるように留まり走り去る車を見送るエンドロールがとても好き。そこでいつも私は思う。やりたい事、会いたい人を探しに今いる場所から旅に出てみようかと。半ば本気で思い、少しだけ幸せを感じる。それは決して実現しないのだけど…
人と関わること
脚本がよく練られている
こんなに夢物語な精神科医や数学者や天才青年はいない(精神科医についてはあんなに個人に固執してはいけないのが倫理だと現役が言うてました)けど、素晴らしいフィクションとしてのめり込ませられる。
結論として、誰も悪くない感じも素晴らしくユートピアでよい。
弱った時に元気づけられる。
映画として完璧な映画
これほどまで幸福に満ちる作品があるだろうか。
レビューにもある通り、パズルのピースがはまっていく感じ。
ラストには完璧な美しい画ができあがる。
演技、台詞、音楽、映像、何一つ妥協しない傑作だ。
恋に落ちたとき、好きな理由を説明できないのと同じで、この映画を見終わったとき、どうしようもなく切ない気持ちになった。
マット・デイモンの演技は、観客をその世界へと引きずりこむ。常人離れの天才児は暗い過去を持ち、心を閉ざしている主人公ウィル。ふさぎこむのではなく、人生をゲームのように軽んじて、真剣に人と向き合わないのだ。
そんなウィルのよき理解者として現れるのが、ロビン・ウィリアムス演じるショーン。ショーンは台詞をひとつひとつ大切に話す。それがウィルの心に響き、観客の心を打つのだ。今まで見てきた映画の中で、最もたくさんの良い台詞が詰まっていると思う。チャッキーを演じたベン・アフレックとデイモンが執筆をした良質な脚本だ。
その脚本にも引けをとらないのが「ミルク」を手がけた監督、ガス・ヴァン・サント。美しい映像と、音楽、そして語らない演出がまさにうってつけだ。大切なことは語るけれど、全ては語らないという手法が、まさに映画らしい演出。最も感動した場面は、本作のラストだ。彼女の家に向かって走っていく一台の車。それをカメラが追いながら、静かにエンドロールが流れる。その間もなお、車は走り続け、アメリカの壮大な景色を映し出す。
言葉にならない美しい風景に、主人公・ウィルの姿が重なる。旅立っていくのだな、とそこで改めて実感するのだ。
チャッキーが最後に迎えに行くシーンもいい。彼の寂しげな微笑みが、この映画の全てを語っている。
今夏、マット・デイモンとガス・ヴァン・サントの奇跡のタッグが再びよみがえる。8月公開の「プロミスト・ランド」は、同じくマット・デイモンが脚本に参加している。
幸せな127分間
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