グッド・ウィル・ハンティング 旅立ちのレビュー・感想・評価
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今の世相にピッタリ!!
前から題名だけは、知ってて
みたいなぁと思っていたので
NHKで放送。
息子と父親的な葛藤
勇気とは、人を信じられなかった
主人公が、徐々に心を開いていく過程が、
如実に表現されてて。。。傑作でした。
野犬の保護して、心を開く時と同じだなぁと思った。
オープンユアアイズ‼️❓オープンユアハート‼️❓
主人公と似たような経験がある身として、深く考えさせらました。
その経験は過ぎ去りしのちにも、さまざまな障害を残します。
旅立ちの未だ無い私ですが、参考ではありませんが、良い心構えができました。
環境の変化や裏切りを恐れないこと。
主人公のような才能はありませんが、主人公のような友はいます。
主人公ほどではありませんが、少ない自由な未来があります。
過去に囚われて、踏み込めない人も多いと思います。
でも、杞憂なことも多い、心配事の多くは理由なき心配です。
この映画は会話がとても心に響くものばかりです。
映画をただ楽しむも良し。
感動も、良し。
勇気を貰うも、良し。
全て良しの最高の映画🎞🎟🎬🎦を是非。
素晴らしい
事前情報なしで観ました。まだ20代のマット・デイモンとベン・アフレックが出ているので、ああこの2人は本作の共演で意気投合してその後映画を共作するようになったのか、と思ったら全然違いました。本作で2人はアカデミー脚本賞を獲っていたのでした。
知能は天才でも情緒面では幼い青年が、トラウマによって閉ざしていた心を開いていく過程を描きますが、本作はセリフのやりとりが素晴らしいです。
偏見、劣等感、友情、恋、児童虐待など盛りだくさんのテーマを詰め込んでいても、説明不足も余計な演出も無いのでストレス無く鑑賞できたし、感動的でした。
ほんと名作。
生き方として大切な事を気付かせてくれる映画。
知識のみで、その先にある不安から動くことができないウィルと、その先にある大切な事を体感してきたショーン、この人に出会わなければチャッキーに20年後とは言わず5年後にはボコボコにされてただろうな。
それにしてもあの才能は卑怯すぎる!笑
久し振りのNHK 地上波
これが映画だ。インテリジェンスでマウント掛けて映画を使って汚れた作品を描く監督もいればこの監督のように全ての人の心を洗ってくれる監督もいる。こういう作品との出会いがあるからこそ糞映画とも付き合っていかなくてはならない‼️本当の映画とはかくあるべき映画であった🎵安心して人へ勧めることが出来る。
旅立ちの唄
出演のマット.ディモン、ベン.アフレックの初脚本映画とは驚きだ。天才数学者、セラピスト、天才数学者を取り巻く友人、恋人等の人間像が俊逸に描かれている脚本。
幼少年期の里親からの虐待により心に傷を持つ少年。天才的な数学を解くたぐいまれな天賦でありながら歪んだ人格を持つ、マット.
ディモンと妻を亡くした喪失感から抜け出せずにいる
(ロバート.ウィリアムズ)
演じるセラピストに出会い。人を愛する事の意味を知り成長していく過程を描いた爽やかで感動的な映画。
ロビン.ウィリアムズと言えば様々な感動映画に出た役者だ。
「パッチ.アダムス」等、温かく優しい医者や心に傷を持つセラピストなどの役柄はピカイチ。
それは、プライベートのウィリアムズ自体も、深い苦悩と困難に向かい合っていたから?ではないだろうか?
ウィリアムズの人としての優しさや温かみが画面から、滲み出てくるような気がする。
マット.ディモンの影のある屈折した人間も、ウィリアムズのような直球で捨て身のセラピストの姿勢には、傷もやがて癒えるだろう。
良くセラピーは「セラピスト自身が治療の道具になる」と言われるが正に其だ。
そして、頭は悪いけどやはり仲間を信じて守ろうとする友人達。
彼の生い立ちは確かに、怒りと悲しみの不幸にあった。が、今恵まれた人間関係に包まれて愛と言う得難い物を疑うことなく、手にする事が出来たのだ。とても幸せな事だ。
地位も名誉もお金も約束される、天才数学者としての道ではなく。
優しく愛する恋人との未来を選んで生きていく。
グッド.ウィル.ハンティング。
美しい旅立ちの朝。
うるさい説教映画だった
映画の見所が全て口げんか。序盤から終わりぐらいまでずっとそうだった。
主人公は頭の良さが極めて特殊なだけで人間感覚的には普通なのかどうかということがよくわからなかった。現代では自閉症の人に特殊な能力が備わっている場合が有るということが分かっている。例えばアスペルガーとか何か普通と違った人だったら、話がはぐらかされるからと言ってセラピストが怒るのは違うんじゃないかと思った。プロならまずそこのところを確認してから対策を決めるべきじゃないのか?・・・この映画が作られた頃はまだ自閉症とかそういう研究や認知があまりされてなかった時代なんじゃないだろうか。今そういうものが認知されてる中での感覚からすると問題への対応方法が根本的に間違っており、口論になるのは当たり前。当たり前のことを繰り返し見させられた頭にくるものがあった。最終的に、この人もやはり普通の感覚の人だったというラストになっていても丸っきりしっくりこない。・・・ この映画は公開された当時としては名作として受け入れられたが現在では通用しない作品になっていると思った。
あるいは私がそう感じたのは、天才を扱ったもう一つの映画「キャッチミーイフユーキャン」を先に見ていたせいかもしれない。あの映画はよくできていた。主人公は普通の人間の感覚を持った人なのか、特異なのか、よくわからないように描かれていた。それが最後までそうだったので観てる人は、彼は彼なりに幸せに生きて欲しいと思うのだ。
グッドウィルハンティングは何というか・・人間像が映画のために作られたようなキャラクターのようで、あまりリアリティを感じなかった。
ちなみにキャッチミーイフユーキャンはこの映画の5年後に作られた作品である。
淡々としたストーリーの中に全てが詰まっている
普段は遊び歩いている主人公。
実は数学的な才能を持ち合わせているが、幼少期のトラウマなどからそれを活かせず、自分に向き合えずにいた。
主人公の才能に気付きそれを伸ばそうとする大学教授、変化を恐れる主人公の心を開こうとする心理学者、恋人や友人との人間模様を描くストーリー。
愛情、友情、嫉妬、孤独、権威など、人生の縮図が描かれている気がする。
それぞれの登場人物の中にいろいろな葛藤があり、互いの関わりを通じて考え方が変化していくところが良い。
主人公の数学的な才能に気付いた大学教授はそれを伸ばそうとするが、本人はそれを望んでいないあたりで、人が思う幸せと、自分が思う幸せの違いを認識させられる。
変化を選んだ人も、そのままの生活を送る人も、人の数だけ選択肢があり、少し一歩踏み出そうと思える心温まる話。
ロビン・ウィリアムスの自然体
これだけの、高い評価を勝ち得た名画でありながら、なぜか興味がわかずに食わず嫌いでいました。初見です。
主要な5人(天才、アニキ、恋人、教授、セラピスト)の人物描写がよく練られていて、特に主人公のウィルを取り巻く人間模様は最後まで飽きさせずに展開していきます。
マット・デイモンはこの難役を力業で表現し、天才の孤独と、生きる動機を熱演しました。
それでも、やはりロビン・ウィリアムスなくしてこの映画の成功はなかったでしょう。改めて確信しました。
ロビンの自然体の演技の前には、マットの熱演も、力が入りすぎていて「クサい」と感じます。
今更ながら、マット・デイモンとベン・アフレックが脚本を担当した事が信じられないくらいの素晴らしいストーリーでした。
2015.11.26
君は悪くない。
劇場公開時鑑賞。
前半は不遇の天才数学青年がMITで無双する話かと思ったら(そういうカタルシスもあるが)、ウィリアムズ扮する心理学者との会話の中から真のテーマが見えてきて…。であのセリフ。陳腐な言葉は使いたくないし、何と書いてもうまく表現できる気がしないが、本当に本当に素晴らしかった。無条件に認めてもらえること、絶対的な味方になってくれる人がいることが、どれほど成長過程の子どもにとって大事なことか。後年『きみはいい子』でちょっと似た場面(池脇さん×尾野さん)があってそちらも素晴らしかった。
そして友人たち、特にベンとのシーンは実際の仲の良さもあいまってか、馴れ合いや迎合ではない強い絆を感じた。
難を言えば、恋人(ミニー・ドライバー)とのシーンにそれに匹敵するようなところがなかったことか。
最後はそうじゃない選択があったのはわかるが、それもまた一つの人生。ハーバード大学をやめて役者になったマット・デイモンに重なって見えるし、だからこその説得力もある、と思っている。
こんな演技もできるし監督としてだって実績も残しているのに、なぜ今でもボンクラ感が漂うのかベン・アフレックは…。
心暖まる再生と成長の物語
心暖まる再生と成長の物語でした。
ウィルとショーンが出会って良かった。この出会いがなけれはふたりとも前に進むことはできなかったかもしれません。
ラストシーンがすごく良かったです。
超天才を更生に導く誠意ある心の交流が己にも…
ロビン・ウィリアムス主演の
「ガープの世界」を観た関連で、
24年前の劇場公開作品を3度目の鑑賞。
ウィルが超天才ではなく、
身近な天才程度の設定では、
この物語は成り立たなかっただろうかと
想像を巡らしながら鑑賞した作品だった。
いくつかの場面が心に残った。
池のベンチで、ショーンが
「君の知識は本から得たものだ…愛する人と
並んで目覚めた朝の幸せは語れまい」と語る
シーン。
親友のチャッキーから
「君は当たりくじをもっていながら換金
しない…ここに居座るのは俺達への侮辱だ」
と諭されるシーン。
実は、ウィルが旅立ったのはチャッキーの
期待とは異なる意味合いだったのだが。
ショーンが「君は悪くない…」と繰り返し、
ウィルを抱きしめるシーン。
等々、あからさまに
何度も人生訓が語られる。
多少直接的過ぎる表現だが、しかし、
それでもそれぞれが私の心には響いた。
そして、鑑賞中に尾を引いていた
主人公を超天才としたデフォルメ的作為も
忘れたままにラストシーンを迎えていた。
どんな人生だろうが完璧なものは無く、
人それぞれに同じように悩みはあり、
それを更生出来るのは立ち位置を乗り越えた
誠意ある心の交流しかなく、
そしてそれが
それぞれの更生にも繋がってくるとの
人生訓の得られる感動作だったから。
無名だったマット・デイモンとベン・アフレックが脚本家&俳優として鮮...
無名だったマット・デイモンとベン・アフレックが脚本家&俳優として鮮烈にデビューした作品としてすごく印象に残っている作品。
心に傷を負った青年と精神科医が心を通わせるシンプルで心温まるストーリー。誰にでもおすすめできる王道のヒューマンドラマですね。
心のままに進め
繊細で瑞々しい演技のマット・ディモン(ウィル)と、円熟の演技のロビン・ウィリアムズ(ショーン)との競演。
カウンセリングを重ねてゆくうち、ウィルとショーンが心の底から笑い合い、心を開いていく様が秀逸。
親友チャッキーが、ウィルに語る言葉に涙が溢れた。
エンドロール後の字幕で、マット・ディモン、ベン・アフレック二人による脚本だと知り、とても驚きました。
…ラストが意外でした。
NHK-BSを録画にて鑑賞 (字幕版)
天才も大変だ。愛し方もまた難しい。
愛すること。愛されること。それだけで幸せになれる人もいるし、でもそれが手に入らなければ何もかもがいらないと、自暴自棄になってしまう人もいる。愛すること。俳優がすごい。カウンセラーがやっぱりすごい。迫り方、突き放し方。気になるところがなかった。5点です。すごい映画。
燃えゆく回答用紙
地位で自分の肯定感を満たしていた教授がウィルに出会ってしまって…
そしてその才能が無駄になることに対して、
何かしなければという気持ちや
燃えゆく回答用紙を、
初めに出てきた教授とは比べ物にならない、
情けない姿で吹き消す姿を見ていると辛かった。
こいつ嫌なやつだと思いながらも、
人間なんだもの…情けない姿もあって
そんな瞬間が垣間見れた時、心が動かされるのだなと思いました。
何度も何度も、ウィル!頑張れ!
そうじゃないって!と
ウィルが幸福の結末へ向かう様に願って見ている自分がいて、その都度裏切られていました。
恋人とも別れてしまったり、
ショーンともうまく行くんじゃない?!
と期待しつつもダメダメ。
何やかんや最後は良かったと思いつつも、
その後どうなるのかは分からないし、
それでもウィルが恋人とうまくいって、
ちゃんと才能も活かした自分のやりたいことが見つかります様に。と願わざるを得ないです!
「自分は本当は何がしたいの?」
「who you are?」
結局は、人の話を流せというわけではないけれど、
それを受け入れた上で自分はどう思ったのかを、自分の言葉で話すことは大切だなと思いました。
この映画で、人生を学んだ感じもします…
(そんな大きなこと言えるたちではないですが)
怖い時こそ一歩前!☺️
ウィルが初めコピー人間を卑下したのも、
実は自分自身を卑下していたのかも。
それから、
どんな自分でもありのままを愛せたら、
他人の前でもそうやっていられるのかな。とか。
まだまだ程遠いけれど、私も、がんばります…!
ウィルとショーンのハグのシーンは王道に感動しました。
それから、
本を読んだって、何をしたって、その人の経験を
うんわかるなんて共感できっこない。
それでも想像することを放棄しろってわけじゃないけど、
確かにそうなのかもしれないと、なんだか辛くなりました😅
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