ジョージ・マイケル 素顔の告白

劇場公開日:

ジョージ・マイケル 素顔の告白

解説

「ウキウキ・ウェイク・ミー・アップ」「ラスト・クリスマス」「ケアレス・ウィスパー」といったヒット曲で80年代のUKミュージック・シーンのアイドルとなりながらも、レコード会社との契約訴訟問題で活動を休止したワム!のジョージ・マイケルが、自らのゲイ疑惑についてなど、実生活を語るドキュメンタリー。ワム!解散以来、表舞台から消えていた相棒アンドリュー・リッジリーも登場。

2005年製作/100分/イギリス
原題:George Michael: A Different Story
配給:ワイズポリシー
劇場公開日:2005年12月23日

スタッフ・キャスト

監督
製作
キャロライン・トゥルー
製作総指揮
アンディ・スティーブンス
撮影
ジョン・ソラピュア
編集
ダンカン・シェパード
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映画レビュー

4.0好きなイギリスのミュージシャンを挙げよと言われ、ジョージ・マイケル、エルトン・ジョン、フレディ・マーキュリーと答えたあなたはもうゲイの道に入ってます・・・

2019年8月25日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 昨年(2005年)あたりからゲイの映画が多くなってきていますけど、これはリアルなドキュメンタリー。エルトン・ジョンやジョージ・ボーイ、そしてマライヤ・キャリーもコメントしていました。考えてみると、ゲイであるミュージシャンは圧倒的にイギリスが多いのかもしれません。

 1991年にクイーンのボーカリスト、フレディ・マーキュリーがエイズであることをカミングアウトして翌日に亡くなったニュースは衝撃的でした。その頃、ジョージ・マイケルの恋人もエイズに感染し、彼もかなり悩んだのでしょう。そこから苦悩の日々が続き、所属レーベルのソニーを訴えたり、トイレで逮捕されたり、本業以外で目立つようになってしまいました。

 映画ではアメリカだけ1位を獲得できなかったことや、ブッシュ大統領の出現で方向性も変わってしまったことが描かれてましたが、放送禁止となったブッシュ批判のミュージック・クリップでは溜飲が下がりました(さすがに映画でもちょっとだけ)。

 本人も気に入ってるライブ映像がいくつか流れるのですが、最も良かったのはフレディ追悼コンサートのシーン。そして、しみじみと歌う反戦歌では思わずウルっときてしまいました。デビュー当時のワムはそれほど好きではなかったのですが、彼の軌跡を辿り、懐かしのヒット曲が次から次へと流れるとやはり偉大なミュージシャンであることがわかります。彼と同年代であるだけに嫉妬心さえ・・・

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kossy
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