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巨大生物の中でも有名なクラーケンがメインという事で気になっていましたが、未体験ゾーンにぶちこまれているのでなんかしら難があるんだろうなーとは思いつつ、モンパニものはデカいスクリーンで観てなんぼの精神なので喜んで鑑賞。
クラーケンの出番こそ特別多くは無かったですが、深海での遭難、そして救助という点でのスリルは抜群にありましたし、潜水艦内でのドラマが面白く作られていたのでモンパニとしては長めの上映時間ですがダレる事なく楽しむ事ができました。
兄貴が率いる潜水艦が潜水中に遭難してしまったので弟が助けに向かうといった感じで海中に出向くのですが、その海中にはどデカい怪物がいて…という至ってシンプルなストーリーで、ほぼ海中、なんなら潜水艦内での出来事がたっぷりお届けされます。
クラーケンの攻撃や氷への激突で艦内が激しく揺れ、その際に頭や体をぶつけて怪我するという痛さも伝わってきましたし、艦内での火災が起きた時の対処へのスピードなどなど艦長としての役割をしっかり果たしているのも印象的でした。
少将が地味に嫌がらせをしてくる悪いやつで、何かにつけては小言を挟んだり、指示をねじ曲げようとしたりしますし、勝手に3アウト制を作って艦長の座を乗っ取ったりするんですが、いざ緊急事態になったらめっちゃテンパるという典型的な抜けたやつになっているのも噛ませ犬だわ〜なんて思いながら観ていました。
ただその少将の株を上げるイベントも用意しているのはベタですが良いなと思いました。
潜水艦内での各部署の仕事っぷりもたっぷり描いてあったのも面白かったです。
わずかな音を感じ取るために聞き耳を立てまくったり、魚雷をセッティングしてスタンバイしたり、料理を作ったりとメインエリア以外の役割もバランス良く描かれていた印象です。
仲の悪かった兄弟が脱出を機に仲直りをするという兄弟愛が終盤は強くなっていき、クラーケンが襲ってくるのと同じ熱量で兄貴〜!弟〜!といった熱い叫びがこだましていて別ベクトルで熱かったです。
やはり兄弟愛はどこか沁みるものがあります。
クラーケンは基本どアップか吸盤を見せびらかしてくる恥ずかしがり屋スタイルではありますが、艦隊をひとつボッコボコにするシーンがあり、機械も何もかも潰していき、人なんざペシャンコにしていきますし、何もかも燃えまくるというとんでもない映像が短い時間ではありますが味わえるので大迫力でした。
遭難した地質探査隊員と艦長がなぜかお近づきになりそうでならないトルコアイスの受け渡しみたいな焦ったいシーンが何回か入るんですが、このロマンスは別にいらなかったかなと思いました。
この2人の関係性が発展しようとどうでもいいですし、一応クラーケンの大暴れを観にきた身なので、このロマンスに時間を割くくらいならクラーケンを観ていたかったです。
無事に完遂した後に地上に戻るまで感動的な音楽が流れるんですが、地上が遠すぎて果たして帰れるのか?というところがずっと引っかかってしまいました笑
低予算フル雑CGのモンパニも面白いですが、お金をかけまくったド派手なモンパニもやっぱり良いなと思いました。
巨大生物然り深海然り、まだ見ぬ世界には面白さが詰まりまくっていてワクワクが止まらないですね。
鑑賞日 1/20
鑑賞時間 17:45〜20:06