プラダを着た悪魔のレビュー・感想・評価
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凡人はどうすりゃいいんだ
仕事で結果を出し続ける為に、家族や友達を犠牲にしてきたミランダ。ミランダに接し、認められるにつれて、徐々にプライベートを犠牲にていくアンドレア。
魅力的でスマートなアンドレアが徐々に変わっていき、認められていく様は痛快だけど、一方で、色々なものを犠牲にしているのに報われないエミリーやナイジェルに自分が重なって悲しくなった。
自分の理想を追い求める姿に心打たれた
「あの子を雇わなかったら大バカ者よ」
そう言われるほどに努力し続けた主人公。
自分の確固たる夢があれば、全ての努力はその夢へと確実につながる一歩となる。
興味のない業界にも、「でも」「仕方がない」と愚痴や言い訳を並べずに、「自分で決断し」「愚痴ではなく努力」をし続けた主人公。
目の前のことにけして折れずに、未来へ夢を馳せて着実にトライアンドエラーを重ねる姿は、自分もこうありたいと思わせてくれた。
冒頭の、「でも、私はこれが好きだから」「それはあなたのおしゃれの基準でしょ?」といった態度もカッコ良かった。それでいて、信念のためには環境にも適用する。そして、また自分の糧とする。
私もそんな、「信念」と「柔軟性」、「過去の努力からの自信」を兼ね備えた美しい女性になりたい。
2度目の観賞。 単体で見るとエミリーはものすごく可愛いけどアンと比...
2度目の観賞。
単体で見るとエミリーはものすごく可愛いけどアンと比べるとアンの可愛さがよく分かる。
自分のやりたい事が分からなくなった、道に迷った時にオススメできる作品。
観終わった後も気持ちが良い。
やっぱり名作だなと実感した。
前向きになれるお仕事ドラマ
「プラダを着た悪魔」って誰の事?
最初はミランダの事かと思っていたのですが、アンディの事を指しているのかなと思ってます。
アンディにとってミランダは最初から悪魔のような上司で、そこで働く人達の事もカツカツ族と言って罵っています。しかし、ミランダからの無理難題を熟していくうちに徐々に能力を認められ、アンディ自身も仕事にのめり込んでいきます。それと比例するように服もハイセンスに美しくなっていきますが、逆に彼氏や友人は離れていき孤独になっていく。同僚のエミリーからも「あなたは悪魔に魂を売った」と言われる始末。アンディは否定しますが、パリでの仕事も熟し、ミランダからの信頼も厚くなっていきます。しかし、ミランダから言われた一言で目を覚まします。私はこの人とは違うのだと。
最後は自分が抱いていた夢へと一歩を踏み出して終わります。
ミランダもアンディも一生懸命仕事をしているだけで、何も悪い事はしていないのに、周囲から孤立しています。華やかな世界だからこそ、そこから垣間見る不安や孤独感が切なく感じました。
上司から認められない、夢と現実との葛藤、自分の能力への不安等々悩みは色々ありますが、「仕事は家賃の為に!」といった割り切りやあきらめも大事にしつつ、前向きに頑張っていこうと思える作品でした。
お洒落の意味とネイトの存在
もともと好きな映画でしたが、先週の金曜ロードショーを観直したとこら、この映画の見方が変わりました。
近いレビューがなかったので、私なりの解釈を書いてみます。
先に結論を書くと、仕事に対する『覚悟』だと思っています。
まずこの映画はファッションの映画なので(当たり前ですが)お洒落な服がたくさんでてきます。もともとファッションに無頓着なアンディでしたが、だんだんお洒落になっていく描き方が爽快です。出社シーンをワンカットのように画面つないでテンポ良く描いているシーンが特に素敵だと思いました。
このお洒落というのが、単にお洒落に目覚めた、という事ではなく、もう一つの意味があります。それは仕事に対して評価される『覚悟』をもったという意味です。
ファッション業界の中で、お洒落するというのは怖いことです。ダサいと言われたら自分のプライドが傷つき、完全に自分を否定されてしまうからです。しかも業界のトップであれば尚更、才能があるか努力して自信がある人じゃないとできません。
アンディは最初ダサくても仕事ができればいいんだ、と自己肯定していましたが、ミランダに認めてもらいたく、決心して自分を変えたのです。
初めの方はナイジェルが選んでたので、とてもセンスの良く着ていましたが、最後はナイジェルに褒めてもらえるほど成長しましたね。まさにこれはアンディの努力の表れだと思います。
映像にはありませんが、相当ファッションの勉強をして、着たい服を着るため、ダイエットも励んだのだと想像しています。
ファッション業界だけでなく、いま働いている人全てに、その業界の中で闘っているか、問いかけているんだと感じました。
つぎにネイトの存在です。
この映画は恋愛映画ではないですので、ネイトと結ばれることは目的ではありません。ではネイトとは何かというと、過去の自分です。自分の内に秘めた能力は、きっとだれかが評価してくれるだろうと、碌に努力もせず、不満を言ってばかりです。
その証拠に、ネイトは有名な店で働きたいと口では言いつつ、夢に向かって頑張るシーンはありません。そればかりか、唯一の料理シーンでつくるのが、8ドルのチーズをはさんだだけのホットサンドです。なんと料理人のプライドが無いことか。
そんなネイトも身近で努力するアンディを見て気づきます。距離を置こうといったのは、誕生日パーティーすっぽかして拗ねた訳ではなく、イケメンに嫉妬した訳でもなく、何も成長していない自分を情けなく思ったのではないでしょうか。
アンディと別れたあと、一念発起したのでしょう、最後に副料理長になれましたね。
まとめると、働いている人にポジティブなメッセージを送ってくれる映画でした。
可愛いカッコイイが詰まってる
痛快な展開とメリルストリープのさすがの迫力
メリルストリープ扮するミランダプリーストリーは、イライアスクラーク出版社のファッション誌ランウェイの厳しい編集長。アンハサウェイ扮するジャーナリストを目指していたアンディサックスは、そこへ面接にやって来たが野暮ったかったのに採用された。机に張り付いて電話は取り逃がすなと言われた。矢継ぎ早にミランダから指示が出てアンディはうろたえた。アンディは、1年だけは我慢する事にした。何故ミランダはアンディを雇ったのか? 今までの娘より違うと思ったが、どの娘よりも失望したと言われてしまった。果たしてアンディはこれで終わりなのか? 不可能なミッションをクリアするアンディの発想に感服。意地悪ミランダがアンディを認めていく過程は痛快だったね。センスあるファッションに包まれたアンハサウェイの変わり様は確かに素晴らしかった。野暮ったさとセンスの違いは明らかな物だなと納得した。メリルストリープの迫力もさすがだ。
高学歴女子がブラック企業でオシャレに働く話
若い頃はこういう働き方がしたかった、と思う。
めちゃくちゃ忙しい、理不尽な要求、でも仕事ぶりでは尊敬できる上司の元で馬車馬の如く働ける、しかもオシャレなファッション業界、恋人はいるけどイケおじとも遊べる、ハッピー。
しかしいい大人になって、初めてこの映画を見た今、ただのブラック企業で働く女の子の話だった。
そして変化することへの周囲からの痛い目に、驚かされる。
変化はそんなによくないことなのか?
芋女が(アンハサウェイは美人だが映画の扱いでは芋)ファッションを好きになってはだめ?
確かに、序盤はかなりファッションをバカにしていたが、徐々にその世界にはまっていっただけなのでは。
中盤はイケおじ作家からのお誘いも断っていたし、この業界ならパーティーへの参加だって仕事のひとつ。
恋人が君の恋人は電話の相手だとかいって女々しかった。女が男に同じ台詞を言ったらこれだから女はなどと言われるのに、、、
釈然としない気持ちのまま見ていたらテンポよくあっという間に物語は終盤へ。
最終的に、私のやりたいことはこれじゃない!と思う瞬間は面白かった。
でも仕事は最後までやってからやめないとダメ、社会人なら当たり前のこと!!あと洋服代どこからでてるんだ!!
ミランダ、洋服とバッグを投げるようにおくのはやめて、ファッションのこと語るくせに全然モノを大事にしてない!!
等言い出したらキリがない。
でも、屋外の映画イベントでお酒飲みながらだらーっとツッコミいれながら見るといいんだろうな。
メリル・ストリープはマジで悪魔
てか、これって今じゃ「パワハラ」バリバリな状況だけど、それで上司を訴えるなら辞めたら的な業界のお話。アン・ハサウェイはお人形みたいな女優(なんだろ、キレイだね)だけど、結構頑張ってるよね。メリル・ストリープはアカデミー賞常連女優だけど、今作を観てても頷ける演技。
所謂一人の女の子が仕事を通して成長する話なんだけど、この手の映画って散々観て来たが、やはり〆がキッチリしていたんで、人に勧められる作品だと思う。
主人公の若さが持つ「可能性」っていいよね。年寄りの自分は素直に羨ましいと思う。
そう、いつもはアクション映画中心に観てるけど、この手の映画も楽しめる。
基本コメディ寄りの恋愛を絡めた青春映画とでもジャンル分けすべきだろうか?
仕事でへこたれそうになった時に見たらいいよ
やっと見れた!
ミランダみたいな編集長、いるね(笑)。
確かに悪魔かもしれない。
でも、仕事に対するあの責任感や考え方は尊敬できる。
だからこそ、ついていく人がいるんだろうし。
結果を伴わない仕事をしていて、下が誰も付いてこなかったら、編集長なんてあっという間に飛ばされるよ。
私生活を犠牲にして、仕事にエネルギー注ぎ込んでいる人がいる。
そういう人だからできる仕事がある。
自分がそうしたいかどうか、できるかどうかは、それぞれが決めればいいこと。
ナイジェルがすごくいい役だったなぁ。
「私生活がすべて崩壊したら、昇進の時期」
「甘ったれるな」
印象的だった。
アンドレアの気持ちや動きにもとても共感できたし、やっぱりいろんなファッション、華やかな世界を見られたのは楽しかった。
ミランダ、エミリーのすっぴんみたいな素の顔のシーンを入れたのも、正解だったと思う。
サイボーグじゃなく、普通の人間なんだってことがよく伝わってきた。
最後に、エミリーが職場復帰できてて良かった!
彼女には、あのままミランダに食らいついていってほしいわ。
鉄の女
大学生の時に初めてこの映画を見て、話や登場人物をざっくりとそれなりに覚えていた。
自分の中ではけっこう印象に残っていたようです。
登場人物みんなオシャレでカッコイイ。
リアリティはないけど、それはまぁ映画だしいいかなって思う。内容が濃くて深い、というよりは、2巻くらいの「OLお仕事恋愛奮闘物語」みたいな漫画を読み終わった感じ。「こんな世界もあるんだな」って、感動の言葉でもあるけど、真剣な人に対して失礼に感じてしまうのね。お気をつけ遊ばせ、私。いや、でもこれは悪気なく思っちゃったり言っちゃうよね。
大学生の時はあまりピンと来なかったけど、アパレル業界に入ったら「あそこまで極端ではないけど、アパレルのああいう感じは分からんでもないな」と思ったりした。
そして、好きという感情だけが必ずしも成功を掴めるものでは無い、というのは人生全てに共通していて、アンディはおそらく「頭の良い人」として描かれている。勉強ができる、とかじゃない、どのタイミングで人に頼ればいいのか、人が言ってることを100%近くまで理解出来るか、という頭の良さだと思う。(その描写が上手いとは思わないけど)
そういう人って業界関わらず、わりとあっさり上まで行ってしまうものです。まぁつまり、要領が良いとはそういうことよね。
偶然にも、夏頃、アンディとちょっと似たような体験をしました。(再三ですがあそこまで極端ではないです)異動になって、仕事が変わり、上司が変わりという感じで。その上司がミランダだったか……はご想像にお任せ致しますが。
ともかく私は、まだ社用ケータイを噴水に投げ捨てるとこまではいってません。社内で上司のことを「鉄の女」と言ってる人がおりまして、もしかしてこの映画から取ってるんだろうか……?
エミリーがけっこう好きだなぁと思っちゃうのは、アンディがエミリーのことをキツいなと思いつつも、同じ戦場で生きる仲間だと思ってる(感じ)になってるとこが大きいのかも。エミリー何だかんだで色々教えてくれたし……!そして、見本のお届けで実際に行ったらクローゼット3個あったり、花の置かれたデスク大量にある感じもめっちゃわかる笑
まじか〜〜〜〜っ!!ってなるよね。
口頭で言った人としてはちゃんと説明したつもりなんだろうな、アレ……。エミリーの意地悪ではなかった、と思っておく事にしましょう。
中盤の、アンディが服かわるがわるするとこがめちゃくちゃ好きです。夢があっていいよねぇ。
OPの曲はお仕事楽しくなるソング第1位。全てのアパレル業界で働く人に、今日もエールを送ってくれます。
痺れる!!! 純粋&かっこ良いい!!!
女の子可愛い❤️ メリル格好いい自分も担当教官が女性でめちゃ怖い人だったメリルとちょっと違うタイプ
女の子の憧れの仕事を奪い合うとか長年のナイジェルはちょっと可愛そうだった。ビジネスの厳しさというか。でも主役の女の子は純粋で真っ直ぐ。
クリスチャンは、恋人ネイトと別れた後にパリで出会い付き合うかに見えたけど、自分の上司ミランダが編集長を解任されると知り、クリスチャンでなく、ミランダに一生懸命伝えるべくミランダ=自分の仕事である上司を選ぶ
そして最後、ナイジェルがパートナーになれない世界と知り、転職して元恋人ネイトの元へ凄い純粋なストーリー
ミランダはそんなアレクサンドラへ次の転職先に彼女を雇わないなんてあり得ないと言って送り出す
女の子とミランダの関係も最高に素敵
メリルストリープ最高に格好いい。こんな世界で生きている人がいたらホントに👀〰️💕😍💓💓憧れますね
大きな瞳のアン・ハサウェイがキュート 💕
抜群のプローボーションのアン・ハサウェイが美しくお洒落で愉しめました。
カリスマ編集長役のメリル・ストリープが、仕事上で見せる表情と、プライベートで見せる表情とを巧みに演じていました。
悩める彼女の姿に共感するトップに立つ女性、多いかも知れませんね。
主人公のラストの決断は有りとしても、あのタイミングでのポイッ、には賛否有りそう 🤔
日テレを録画にて鑑賞
キラキラした世界の過酷な現実
メリル・ストリープ
ラブコメ?
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